パテックフィリップ・カラトラバを愛用する芸能人は誰?菊池風磨、田中みな実、藤原竜也、梨花、櫻井翔、ハライチ、他

カラトラバ
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パテックフィリップのカラトラバを愛用する芸能人はどのモデルを持っているのか?

これまで芸能人が愛用する腕時計をたくさん見てきたが、やはり全体的な感想として多いのがスポーツタイプ呼べるもので、ラグスポなんていう言い方をするモデルが多いかもしれない。

ラグジュアリーよりだったりスポーツよりだったり、高級感のあるラグスポを愛用する傾向にあるのは、世界の腕時計人気全般がそちらのベクトルに完全にシフトしているからだろうと思う。

であるからして、ブランド全体を見てみても、IWCのようにドレスウォッチを根幹としたモデル展開しているメーカーの方が珍しく、ロレックスを初めてパテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタン、ウブロ、パネライ、ゼニス、タグホイヤー、ブライトリングなどなどあらゆるメーカーがスポーツタイプや実用性を重んじるスタイルの腕時計をメインとした戦略を取っている。

その中で今回紹介するのは、そのラグスポ時代でも流行に負けずひっそりと然りどっしりと存在感を放つカラトラバについてお話ししようと思う。

お話しといっても今回はカラトラバを愛用する芸能人についてだが、ある若干の傾向があることが伺える。

今回はそれを含めて、どの芸能人がどのカラトラバを所有しているのかを見ていこうと思う。

パテックフィリップ カラトラバ Ref.5196系
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パテックフィリップ カラトラバ レディース Ref.7200系
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パテックフィリップ カラトラバ オフィサー Ref.5153系
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パテックフィリップ カラトラバ クルー・ド・パリ Ref.5119系
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パテックフィリップ カラトラバ クルー・ド・パリ Ref.6000系
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パテックフィリップ カラトラバ クルー・ド・パリ Ref.5120系
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菊池風磨(SexyZone) パテックフィリップ カラトラバ Ref.5196R-001

まずは一本目。

SexyZoneの菊池さんが愛用するカラトラバがこのモデル。

クンロクと呼ばれるモデルが現代風に解釈されたのがこのRef.5196というモデルで、そのレッドゴールドの一本がこれ。

完成された高いデザイン性を誇るシンプルさが売りのカラトラバであるが、このモデルもその哲学に則った素晴らしいモデルであると言える。

無駄がなく、完璧なまでに洗練されたプロポーションがその大きな特徴であるが、このモデルは2022年に生産が終了し新品では既に手に入らなくなっている希少種である。

スポーツタイプではないので価格の上昇度はノーチラスやアクアノートに比べると高くないが購入する側としては嬉しい。

時を重ねてじわじわと価値を上げていくだろうと思われるモデルだ。

ケースサイズは37ミリという少々小ぶり気味だが、これでも大きくなっているというのだから驚きである。

というのもカラトラバは見てもお分かりのように伝統を引き継いでいくタイプの古典的なドレスウォッチであり、現代の流れにどっぷりと浸るわけにはいかない類の腕時計なのだ。

であるからして、パテックフィリップもモデルチェンジを果たす場合は慎重にならざるを得ないのがカラトラバの中でも特にクンロクで、シンプルであるが故に伝統や歴史を崩さず、なおかつ現代風にもアレンジしなければならないという面でデザインを仕上げるのが難しいのではないかと思えるのである。

37ミリというちょうど良いサイズ感も人気で、現代の腕時計事情として30ミリ台の時計を見つけることが徐々に難しくなっている今、大振りすぎないカラトラバは実用面としてかなり重宝されるはずだ。

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エクスプローラーIが大変人気で、ロレックスがわざわざ39ミリから36ミリにサイズを戻した理由もそういった理由からなのだろうと推測される。

後述するが、カラトラバを愛用する芸能人に女性が散見されるのもやはりそのステータス感、シンプルなデザイン性、そしてサイズ感、からくるものなのではないだろうか。

というわけでSexyZoneの菊地風磨さんのカラトラバを紹介した。

田中みな実 パテックフィリップ カラトラバ Ref.7200R-001

そして田中みな実さんのカラトラバがこれ。

34.6ミリというサイズだが、これは元来のカラトラバと比べてもメンズもの同等かそれ以上のサイズということになる。

カラトラバはメンズモデルも女性が使用することも多く、サイズ感としてはボーイズとか男女兼用という言っても差し支えなかったりする。

ただ今回のモデルはデザインが明らかに女性らしくはある。

特筆すべき特徴というのはさしてないのだが、あえてデザインに触れるならレッドゴールド製のケースと特徴的なインデックス、そしてスペード針がこのモデルの大まかな印象を構成している特徴と言えるのではないだろうか。

全体像として言えるのは綺麗でおしゃれで若干女性らしさが感じらる曲線を生かしたカラトラバであると言え、田中みな実さんに非常によく似合っているという印象だ。

彼女のイメージとも全く差がなく、着用しているところを見てもスタイルに溶け込んでいるといった感じである。

女性に非常におすすめしたい一生時計と言えるだろう。

この一本があれば女性用時計は後はカルティエなどで攻めればいいのかなと。

藤原竜也 パテックフィリップ カラトラバ オフィサー ホワイトゴールド Ref.5153G-010

藤原竜也さんと聞いてあまり腕時計を連想することはないが、彼はなかなか良い腕時計を複数お持ちである。

近いうちその件に関してまとめてみようと思うが、今回のモデルは当然カラトラバ。

藤原竜也さんはどんなモデルのカラトラバをお持ちかというとオフィサーと呼ばれる、ヒンジがついていて裏蓋が開くタイプの面白い一本だ。

38ミリのケースを裏返し、裏蓋を開けると綺麗な自動巻きのムーブメントが覗けるわけだが、ゴールドの巻き上げローターが何度も蓋を開けたくさせる。

表から見たときにドレスウォッチであるにもかかわらずリューズガードのようなものがついているのはそのためである。

蝶番のようになっている部品がケースの全体像を若干変えてはいるのだが、オフィサーらしくてこれはこれで特徴的で良い。

38ミリのホワイトゴールドケースのシンプルなモデルで、楔形のインデックスと針が調和が取れていてデザイン性も高いと言える。

価格帯は300万円ちょいくらいだろうか。

カラトラバは基本的にデザインに流行り廃りがないタイプの腕時計なので、一生ものとするには非常にもってこいであり、300万円で流行を追うならもったい気がしないでもないが、一生ものとしての腕時計を探すなら世界最高のブランドでもあるパテックフィリップのカラトラバが断然おすすめである。

自分の年齢が上がってくることも考慮するとこういったタイプのドレス系が最終地点になるだろうということだ。

では次いってみよう。

梨花、櫻井翔(嵐)、澤部佑(ハライチ) パテックフィリップ カラトラバ クルー・ド・パリ Ref.5119G-001

そして梨花さん、櫻井翔さん、ハライチの澤部さんが愛用するカラトラバはこれ。

カラトラバ好きならこの手のギザギザしたベゼルを持つカラトラバに憧れを持っていても不思議ではないと思うが、そう思うのは僕個人がこのスタイルを好きだからかもしれない。

パリの石畳を意味するクルー・ド・パリという言葉だが、このギザギザした凹凸は基本的にはベゼルではなく文字盤に使用されることが一般的だ。

ベゼルがギザギザしている腕時計といえばロレックスのデイトジャストがフルーテッドベゼルを採用したり、チェリーニのケースサイドをコインエッジにしたりするのが見受けられるが、ベゼル全体にクルー・ド・パリを採用している時計は珍しい気がする。

シンプルすぎる外観に一手間加えたちょうど良いインパクトのあるモデルで、カラトラバの高級感や豪華さを損なわないばかりか、むしろ手間のかかる技巧を凝らしているという部分で高いデザイン性を得ているように感じる。

ホワイトゴールドで目立った色合いでないところもまた良い。

能ある鷹は爪を隠す的な腕時計と言えるだろう。

非常に良いものをお持ちだ。

後藤輝基(フットボールアワー) パテックフィリップ カラトラバ ローズゴールド Ref.6000R-001

カラトラバの中ではかなり異質なモデルであるが、これも正真正銘れっきとしたカラトラバである。

シンプルなデザインや作りが売りのカラトラバだが、このモデルは割と賑やかな印象だ。

見た感じの感覚と搭載されている機構の簡素さには若干のずれがあると思えるが、このモデルには実はデイト機能しか搭載されていない。

スモールセコンドが4時に位置していることもそうだが、ポインターデイトと呼ばれる文字盤の外周を使ったデイト機能が外観上の複雑さに大きく影響を与えている。

ポインターデイトというのはディスクで日にちを表示するのではなく、針が回って日付を示すというデイト機能のことだ。

一見すると24時間計なのかなと思えるが、31日で一周する機構になっていて、そこがこのモデルのデザインをシンプルさから遠ざけている所以である。

が、こういったタイプの腕時計が好きな人も少数ではいらっしゃるのではないかと思う。

個人的にはカラトラバを購入するのであれば断然シンプルなモデルがおすすめだが、これはこれでバリエーションという意味では面白い存在であると言える。

小木博明(おぎやはぎ)、設楽統(バナナマン) パテックフィリップ カラトラバ Ref.5120G-001

先ほど紹介したRef.5119Gと非常に酷似しているモデルだが、Ref.5120Gとは大きな違いが三つある。

まずはこちらのモデルにはスモールセコンドがついていない点が。

秒針がなく、2針のみで時を刻むというタイプがこの一本。

ケースサイズも35ミリと、先程のモデルよりも1ミリほど小ぶりだ。

数値上ではあまり違いがないように思えるが実際に見比べたり装着してみるとその違いは小さくない。

そして最後がこのモデルは自動巻きムーブメントが搭載されている。

カラトラバといえば手巻きという印象であり、サイズ感的にも手巻きが妥当だろうと思いきや、ここまでコンパクトに仕上げれるほどの小ぶりなムーブメントが搭載されているのである。

これが技術力というものなのだろう。

個人的にはスモールセコンドが欲しいので手巻き5119Gの方が好きだが、こちらも決して悪くはない。

岩井勇気(ハライチ) パテックフィリップ Ref.5196G-001

冒頭で紹介したSexyZoneの菊地さんが愛用するモデルのホワイトゴールドのモデルがこれ。

レッドゴールドをチョイスするかホワイトゴールドをチョイスするかはもはや個人的な好みによるが、腕時計のタイプによっては明らかにどちらか一方がオススメの場合も多々ある。

5196に限っては個人的な意見で言えばホワイトゴールドの方が好きかもしれない。

数年前まではゴールドの腕時計といえばレッドゴールドやピンクゴールドが人気だったかもしれないが、今は感覚的ではあるがホワイトゴールドに人気が集まってきているように感じる。

統計的なデータもないし、あくまでも感覚的なものではあるが、ロレックスのデイトナやヨットマスター42などを観察してみてもホワイトゴールド製のモデルがこれまでよりも注目を集めているように感じるのである。

ロレックスがホワイトゴールドと黒いセラミックを巧みに使用しているという理由もあるだろうが、ステンレスとはまた違った艶かしい高級感のあるホワイトゴールドや、近年あらゆるメーカーが多数モデル展開しているプラチナが人気を集めていると思える。

派手さはないが落ち着いた優雅さがホワイトゴールドの特徴であり、主張する色から静かに見せる色という成熟した価値観というのがホワイトゴールドからは感じられるというのが僕の意見である。

まとめ

というわけで、カラトラバを愛用する芸能人と、彼らがどういったタイプのモデルを使用しているのかを見てきたが、皆さんはどのモデルが気になっただろうか。

この中でいえば僕は梨花さんや櫻井翔さん、ハライチの澤部さんが愛用する手巻きモデルのRef.5119Gが一番良いかなと感じた。

ホワイトゴールド製のクルー・ド・パリのベゼルはずるいかなと。

一生ものという括りで見たくなるタイプの腕時計がカラトラバで、そういった視点観察してみるとRef.5119Gや最後に紹介したハライチの岩井さんがお持ちのRef.5196Gが良いかなと。

やはりモデル全体で落ち着いた雰囲気とシンプルなデザインがしっくりくる感じがし、サイズ感的にも愛用する女性も多いんだろうなという印象を受けるのがカラトラバであるが、40ミリに満たないサイズ展開をミリ単位で行なっているところがシリーズに合わせた戦略ということなのだろう。

一生ものとしても断然オススメしたいシリーズだ。

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