- エクスプローラーIを愛用する芸能人はどのエクスプローラーIを所有しているのか?
- エクスプローラーI 40 Ref.224270 – 岩尾望(フットボールアワー)、有吉弘行
- エクスプローラーI Ref.214270 – 濱田岳、ジェシー(SIxTONES)、TAKAHIRO(EXILE)、桜田通、長瀬智也(TOKIO)、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、イモトアヤコ
- エクスプローラーI Ref.114270 – 千葉雄大、小澤征悦、中居正広、唐沢寿明、野間口徹、亀梨和也(KAT-TUN)、木村拓哉
- エクスプローラーI Ref.14270 – 上杉柊平、柄本明、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、郷ひろみ、 木下隆行(TKO)、土田晃之、遠藤章造(ココリコ)、陣内孝則
- エクスプローラーI Ref.1016 – 森田哲矢(さらば青春の光)、成田凌、光石研、藤井流星(ジャニーズWEST)、千賀健永(KIs-My-Ft2)、藤ヶ谷太輔(KIs-My-Ft2)、土田晃之、鈴木紗理奈、TAKAHIRO(EXILE)、松本利夫「MATSU」(劇団EXILE 松組の組長)、陣内智則、大野智(嵐)、中居正広(SMAP)、塚本高史
- まとめ
エクスプローラーIを愛用する芸能人はどのエクスプローラーIを所有しているのか?
というわけで、芸能人の腕時計シリーズであるが、今回はエクスプローラーIについてお話ししようと思う。
エクスプローラーIに関して少々不思議なことがある。
完全に僕の主観であるのだが、確かにシンプルでかっこいい腕時計であると思うのだが、後述するがどうしてここまでたくさんの芸能人がこぞってエクスプローラーIを愛用しているのかが正直わからないのだ。
こちらでエクスプローラーIIを愛用する芸能人について書いているのだが、確かにエクスプローラーIIは実機はそんなに悪くないし、腕に装着すると尚のことかっこ良かったりする。
愛用する芸能人は多いといえば多いが、そこまで多いかといえばそうでもない。
デザインや見た目を含む装着感、価格帯や人気度、ブランド力、こういった基準を合わせて考えても妥当な人数かなという印象だ。
デイトナに関してはもうかなり多いので紹介しきれないほどである。
サブマリーナも然り。
人気度や注目度、知名度やシリーズのブランド力などからもデイトナやサブマリーナに人気が集中するのも納得がいく。
しかしエクスプローラーIに関しては謎なのだ。
確かにエクスプローラーIはどの世代も、モダンなモデルもビンテージモデルも実際結構かっこいい。
ロレックスの一モデルとしてもある程度の立ち位置を確立しているし、知名度やクオリティに関しても問題ない。
しかし極端な表現をするとデイトナやサブマリーナに比べ人気度はやはり低めと考えられるし、デザインに関しても質素で華があるようなタイプのモデルではない。
確かにシンプルでかっこいいし、用途を選ばず使用できるという点、36ミリというサイズ展開があるという点、そしてロレックスのものすごく精密で高い品質が保証されている点で人気があるのはわかる。
しかしその人気がデイトナやサブマリーナほど価格に影響を与えているとはあまり思えないのである。
文句なく一流の腕時計であるのだが、特筆すべきデザイン要素があまりないのがエクスプローラーIの特徴であると言える。
芸能人はデイトナやサブマリーナを覗くとGMTマスターIIやヨットマスターやヨットマスターII、スカイドゥエラーなどを愛用しているイメージなだけにエクスプローラーIにこうも人気が集中する現象が不思議だというのが正直な意見だ。
エクスプローラーIは僕も欲しい腕時計の一つではあるのだが、あまりに多くの芸能人がエクスプローラーIをチョイスする理由は何なのだろうか。
考えてもわからないのでエクスプローラーIを愛用する芸能人と彼らがどのモデルを持っているのかを紹介しよう。
エクスプローラーI 40 Ref.224270 – 岩尾望(フットボールアワー)、有吉弘行
まずはこのモデル、40ミリに大型化したばかりのエクスプローラー40 Ref.224270。
このモデルは2023年に発表された新型で、Ref.124270と同様に2種類目の大きい方の現行モデルとして人気を集めている。
こちらの記事で紹介しているが、エクスプローラーIのモデル展開は少々不思議で、他のスポロレにはないマーケティングを行なっている。
簡単に説明すると、元々36ミリだったモデルが流行にならい39ミリへと大型化した。
そして39ミリモデルは廃盤となりまた36ミリモデルが復活。
36ミリモデルとは別に今モデルである40ミリのRef.224270を新たにラインナップに加えた。
現在ロレックスはエクスプローラーIの現行モデルとして36ミリと40ミリを同時に販売していることになる。
これまでの長いエクスプローラーIの歴史で36ミリというサイズがずっと踏襲されていたわけだが、そのサイズを復活させ、そして大型化している流行サイズは別個にラインナップに載せるといった具合だ。
エクスプローラーIには大きく分ければ2種類の層が存在することになる。
フットボールアワーの岩尾望さんや有吉弘行さんがこの40ミリモデルのエクスプローラーIを愛用されている。
エクスプローラーI Ref.214270 – 濱田岳、ジェシー(SIxTONES)、TAKAHIRO(EXILE)、桜田通、長瀬智也(TOKIO)、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、イモトアヤコ
次は40ミリモデルの先代モデル、39ミリのRef.214270。
このモデルは2021年でディスコンになったモデルで、ロレックスが40ミリのエクスプローラーIを投入する前に一度退いた大きい方の系統を持つやつだ。
2010年から2021年まで36ミリのエクスプローラーIに変わって現役として活躍していたモデルで、エクスプローラーIはもうずっと39ミリサイズで展開されるものとほとんどの人が思っていたはずである。
僕もそうだ。
2023年になって40ミリのモデルが登場してからは大きい方のエクスプローラーIの直系の先代という立ち位置に変わり36ミリとはまたちょっと違った遺伝子を持っている印象である。
こちらのモデルをお持ちなのが、濱田岳さん、SIxTONESのジェシーさん、エグザイルのTAKAHIROさん、桜田通さん、TOKIOの長瀬智也さん、三代目J Soul Brothersの山下健二郎さん、イモトアヤコさんだ。
大きめなエクスプローラーIも悪くないしこちらの方がよりモダンな感じだ。
エクスプローラーI Ref.114270 – 千葉雄大、小澤征悦、中居正広、唐沢寿明、野間口徹、亀梨和也(KAT-TUN)、木村拓哉
そして次は36ミリのモデル。
36ミリサイズの括りでいうと先代のモデルにあたるのがこれ。
こちらのモデルも千葉雄大さん、小澤征悦さん、中居正広さん、唐沢寿明さん、野間口徹さん、KAT-TUNの亀梨和也さん、木村拓哉さんが愛用されており、イケメンがこぞって所有しているという。
中居正広さんが愛用する腕時計についてはこちらをご覧ください。
というわけで36ミリのRef.114270。
こちらのモデルはRef.214270同様に個体によっては3、6、9のインデックスがブラックアウトしているものがあり、市場では若干高額で取引されている。
通常の数字がくっきりはっきり見えるモデルとはまた違った印象を与えるわけだが、僕はブラックアウトしているモデルの方が好きだ。
なぜかというと、腕時計の表情の印象を一番大きく左右するのがインデックスだからである。
腕時計のケースや針や文字盤がカッコよくても、数字がフォントや表記がダサければ腕時計そのものが台無しになる。
ロレックスの良いところはその高い視認性という実用性ではあるのだが、インデックスが大きすぎるとどこか可愛らしい印象を与えるのもまた事実。
個人的にはインデックスはバーインデックスやバトンインデックスなど、数字を表記していないものが好きなので、ブラックアウトしている数字がはっきり写っていないものの方がカッコよく見えるのだ。
この辺りは個人的な好みによるだろうが、36ミリでブラックアウトとなるとより引き締まった印象を与えるのではないだろうか。
エクスプローラーI Ref.14270 – 上杉柊平、柄本明、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、郷ひろみ、 木下隆行(TKO)、土田晃之、遠藤章造(ココリコ)、陣内孝則
そして次はRef.14270。
4桁リファレンスの先代から大きくモデルチェンジしたのがこのモデル。
リファレンスも5桁になり、あらゆる面が大きく改良された。
他メーカーにとってはあまり大きな変更ではないがデザインはもちろん、ムーブメントも変わり、プラスチックの風防からサファイクリスタル製に進化している。
よりモダンになった印象である。
1997年に木村拓哉さん主演のドラマ「ラブジェネレーション」で木村拓哉さんが着用していたエクスプローラーIがこのモデル。
ロレックスの市場や株価を大きく左右させていたという木村さん。
ある意味伝説的なエクスプローラーIと言えるのがこの世代のモデルだろう。
エクスプローラーI Ref.1016 – 森田哲矢(さらば青春の光)、成田凌、光石研、藤井流星(ジャニーズWEST)、千賀健永(KIs-My-Ft2)、藤ヶ谷太輔(KIs-My-Ft2)、土田晃之、鈴木紗理奈、TAKAHIRO(EXILE)、松本利夫「MATSU」(劇団EXILE 松組の組長)、陣内智則、大野智(嵐)、中居正広(SMAP)、塚本高史
そして最後はこのモデル。
プラスチック風防を装備していたアンティークと呼べるモデル。
1950年代から製造されているという息の長い世代のモデルで、製造されていた期間は30年以上に渡る。
このモデルの愛用者は特に多く、非常にたくさんの有名芸能人が愛用している。
みんなヴィンテージのロレックスやエクスプローラーIが好きなのかと言えばそうではないだろうが、確かにこのモデルにはこのモデルにしかない古い良さがある。
クリーム色に黄ばんだインデックスもそうであるし、プラスチック風防にしかない雰囲気もあるだろう。
ただヴィンテージロレックスを持っている方は少々気をつけないといけないというような内容の記事を読んだことがある。
プラスチック風防のロレックスを正規でオーバーホールすると、サファイアクリスタルに勝手に変更されるというのだ。
真偽は定かではないが、心に留めておいて損はないだろう。
まとめ
というわけでまとめ。
冒頭でも述べたように、非常に多くの芸能人がエクスプローラーIを愛用していることにみなさんも驚かれたのではないだろうか。
一人で二モデル以上持っている人もいるが、基本的に多数の芸能人に愛用されていると言える。
デイトナやサブマリーナならわかるがどうしてエクスプローラーIにここまで人が集中するのだろうかやはり謎だ。
半分くらいの人気度なら理解はできる。
しかしこうもたくさんいると僕自身の感覚を疑ってしまう笑
僕には良さを判断する能力にどこか欠陥があるのかもしれないと。
いずれにせよ、エクスプローラーIがここまで人気なのはなんとも嬉しい気はする。
なぜだかはわからないが、ロレックスはやはりロレックスなんだなという安心感があるのだ。
そんなわけで多数のエクスプローラーI愛用者を紹介したが、読者の中にもエクスプローラーIをお持ちの方が何割かはいるんだろうなと思ったのであった。