ロレックス・新品は無理だけど100万円以下で買える中古のおすすめモデル

エアキング
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100万円以下で買える中古のおすすめロレックスはどのモデル?

ロレックスといえば昔は100万円あればデイトナですら買えていた。

昔といっても大昔のことではない。

ほんの平成の時代にだ。

サブマリーナに関しては50万円というのが一つのボーダーだと考えていた時代があったしなんなら30万円という時代もあった。

そこまで行くと確かにもう少し前の話にはなるのだが、今ロレックスをバリバリ現役で愛用している40代、50代以上の男性ならその時代をご存知だろう。

ほんの数年前までならオイスターパーペチュアルは50万円くらいであったし、ミルガウス、エアキング、サブマリーナ、エクスプローラーI、エクスプローラーIIなどは確実に100万円以内で買える入門機としてもおすすめのシリーズであったのだが、今でこれらのシリーズでさえ高値の花となりつつある。

ロレックスは高いというイメージはデイトナやデイデイトなどがそうでありブランド全体のイメージを先行させていた感じであったのだが、今では「ロレックスは高い」が全てのシリーズに適用されるようになっている。

デイトナなんてその最たるシリーズである。

ロレックスに関しては定価なんてあってないようなものだ。

今回お話しするのは100万円以内で買えるロレックスのモデルであるのだが、100万円以下という区切りもロレックスにはだんだんと厳しい数字になってきている。

何度も言うようにロレックスは100万円あればなかなか良いモデルが買えていて、それを知っていた世代の人にとっては二の足を踏むような感じであると思う。

ただそれは逆に良いことでもあったりする。

持っているロレックスの価値が上がり続けるならば、将来的にそれは資産としてずっと所有できるからであり、買うのを躊躇う側でなく買ったロレックスの価値が上昇する側に立てば良いのだ。

100万円以下ならまだまだ中古であるが良い品が手に入るし、このくらいの数値がちょうど良いボーダーラインということもあるだろう。

逆にいうと、ロレックスは中古でないと手に入りにくく、新品は正規店などでも在庫が存在していないことが多く、並行品や中古品を狙う方が圧倒的に得策なのである。

世代交代したモデルであるならば尚更中古市場が狙い目だ。

確かにロレックスは中古だからといって割安になるわけでもないし、価値が下がるわけでもないのでその他のメーカーと比べちょっと異質な存在ではあるのだが、ロレックスは世代が前でもデザインや品質上の問題が全くといって良いほどなく、むしろ狙って古いモデルをコレクションする芸能人も多数いたりするぐらいだ。

正規店ではなかなか手に入らないロレックスを買うにはどうすれば良い?

こちらの記事でおすすめのショップや買い方などについて書いているので気になる方は一読どうぞ。

では今回は100万円以内で買えるロレックスを見ていこう。

ロレックス デイトジャスト Ref.16234

デイトジャストの5桁モデルはホワイトゴールドを使用したコンビモデルだろうと100万以下で買えたりする。

バリエーションが多いのがデイトジャストで、種類によっては難しいモデルも多数あるが逆にいうと100万円を下回るモデルもたくさん存在するのがデイトジャストなのである。

1988年頃~2005年まで製造されていた長寿モデルで、個体によってはアンティークの部類に入ったり割と現代よりになったりする絶妙な時期に生産されたのがこのモデル。

デザイン的にも経年的にも若干古さを感じさせるが、そのアンティーク感、ヴィンテージ感が好きな人には願ったり叶ったりと言えるだろう。

この世代のモデルはいい具合に古さが出る頃であるし、機械の安定度などもかなり改善されてきているモデルなので今のロレックスと遜色ない品質が約束されている。

バリエーションも多数あるので各々の好みのダイヤルのモデルを探してみて欲しい。

ロレックス デイトジャスト Ref.116234

2005年から2019年まで製造されていた世代のコンビがこれ。

完全にモダンなデイトジャストで、文字盤などもだいぶ新しく進化してきているだろう。

基本的には変わりはないだろうが、デイトジャストはバリエーションが多いのでこの中に面白い存在のダイヤルモデルがあるかもしれない。

ホワイトゴールドとステンレスのコンビモデルが100万円以下で買えるのは今だけだろう、しかもこのようなモダンなモデルで。

実際100万円以内で紹介しているが、あっても90万円台後半で取引されているものが多く、直に100万円を超えてくるだろう。

ロレックス エクスプローラーI Ref.14270

エクスプローラーIはロレックスの中でもトップ5に入るほどの人気シリーズであり、エクスプローラーIのような人気モデルが100万円以下で買えるのは穴場であると言える。

いずれこのシリーズも100万円を確実に超えてくるだろうし、人気の36ミリサイズが90万円台というのは現代のロレックス事情で言えば割安感がある。

この調子でロレックス人気と需要が集中しインフレも続いていくのなら近いうちに100万円じゃ買えなくなる。

是非とも手に入れておきたいタイプのロレックスであり、主要メンバーがまさかこの価格帯というのは僕自身驚いている。

ロレックス エクスプローラーI Ref.214270

39ミリ最後のエクスプローラーIも100万円以下で買える。

Ref.14270同様個体差があり、100万円じゃ買えない個体の方が多数だが39ミリ最後のある意味レアモデルが90万円台というのも今だけだろう。

ロレックスは40ミリというサイズで新型のエクスプローラーIを発表したわけだが、その前に39ミリは既にお払い箱になっていてこの世代のモデルを最後に39ミリサイズというエクスプローラーは終了した。

エクスプローラーIの中では割と寿命が短かったサイズだっただけに今後希少性が謳われることがあるかもしれないと密かに考えているのは僕だけだろうか。

ロレックス エクスプローラーII Ref.16570

矢作兼さん(おぎやはぎ)、中村繁之さん、木村拓哉さん、ウド鈴木さん(キャイ〜ン)、小手伸也さんがホワイトダイヤルを、TAKAHIROさん(EXILE)、津田篤宏さん(ダイアン)がブラックダイヤルを所有されているのがこのRef.16570である。

これだけ超有名な芸能人が持っているのがエクスプローラーII Ref.16570であり、そんな有名で人気のあるモデルがまだ100万円以下というのに驚かされる。

これまでの流れからこのシリーズも近いうちに100万円を下回る価格ではジャンク品やカスタム品しか購入できなくなりそうだが、まだもう少しは90万円台で購入できるだろう。

ただ時間の問題ではある。

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.116000

2008年に復活して以来、人気を着実に得ているオイスターパーペチュアルのモダンなモデルがこれ。

デザイン的には本当にシンプルで、だけどそこにはロレックスの遺伝子がしっかりと刻み込まれているミニマリスティックなモデルがこのオイスターパーペチュアルなのだが、インデックスや針にはしっかりと夜行塗料が塗られている分、視認性などもしっかりと確保されている点で非常にロレックスらしいと言える。

ミニマムにシンプルに、しかしロレックスらしく絶妙な美しさと実用性を兼ね備えた良いモデルと言える。

冒頭でも述べたように、定価が低い分、市場価格も抑えられ気味であるのが100万円以下の価格という条件にしっかりあう理由なのだろうが、このモデルも100万円じゃ買えなくなるのが目に見えている。

文字盤によっては200万円を超えるものを存在し、入門機として買われていた時代が終わりつつある。

ロレックス オイスターパーペチュアル39 Ref.114300

ダークロジウムモデルのオイスターパーペチュアル39がすごく好きで、本気で父にプレゼントしたいと思っていたのはいつの日か、今では価格も倍近くになり入門機という言葉はもはや使われなくなっている。

安くてロレックスを手に入れたいならオイスターパーペチュアル、の時代は過ぎ、今では日常使い寄りの本気時計といった位置付けになりつつある。

これだけシンプルでなんの機能もないのになぜこんなに高いのか、と思われる方もいらっしゃるだろう。

しかしオイスターパーペチュアルの良いところはそこに集約されており、ロレックスの良さを存分に楽しみたいのならオイスターパーペチュアルのような何もないモデルこそおすすめであり、50万円プラスアルファくらいの値段しかしていなかった頃は逆に過小評価されていたようなものである。

ロレックスの最高のクオリティが惜しげもなく細部に詰まったモデルが100万円という価格に近づいているのは、どちらかというと市場原理が正しく動いているということなのだろうと言える。

つまりはこのモデルも150万円、200万円の時代が来るのが近いかもしれないということだ。

ロレックス オイスターパーペチュアル Ref.114200

34ミリといういい感じにボーイズサイズのモデルがこれ。

2007年~2014年の間に製造されていた、準現行、準アンティークといった中間モデルで、クオリティ的には全く高い品質を保持する素晴らしい世代のモデルなのだが、デザインで少し古さを感じさせる部分がある。

オイスターパーペチュアルの全体的な特徴としてはどこかアンティーク感を漂わせているところがあると言え、そこがこのシリーズの良さではあるのだが現行モデルとはそこが若干違うのではないかと思われる。

今モデルはその点でいうと、微妙にアンティーク感が感じられ、この手の雰囲気が好きな人は確実に存在しそしてそれが少数派ではないということを鑑みると、割と人気はある方のオイスターパーペチュアルだと言える。

それに拍車をかけるのが34ミリというサイズ感である。

このサイズ、実は男性ユーザーかなり多く、以下の記事でも紹介しているが男女関係なく使用できるサイズとして隠れた人気を集めているのが34ミリなのである。

ロレックス・オイスターパーペチュアルを愛用する芸能人・藤森慎吾、藤ヶ谷太輔、浅野忠信、徳井義実、中村アン、平山あや
ロレックスのオイスターパーペチュアルを愛用する芸能人とそのモデル オイスターパーペチュアルという言葉があらゆるロレックスのシリーズ名に入っていることがあるが、元々オイスターパーペチュアルというシリーズがのちにそういったモデルのベースとなって...

まとめ

まとめると、まだまだ100万円以内で買えるモデルは多数存在するし、オイスターパーペチュアルやデイトジャストのような準レギュラーモデルだけでなく、エクスプローラーIやエクスプローラーIIなどのレギュラースポーツモデルも選べることに驚かされた。

ただ、これらのモデルもすでに100万円に近い数値になっていて、特にスポーツモデルやモダンなモデルではすぐにでも100万円を超えてくるだろうと予想される。

個体差がありとは言え、お店などが設定する価格によるところも大きい気がするので買取価格なども上昇していることから実店舗、オンライン両方での中古市場の価格も必然的に高くなっていくだろう。

しかも割とスピーディに。

というわけで、また次回は50万円以内で買えるロレックスを見てみようと思うが、そこまで下げると種類がだいぶ限られるだろう。

おそらくはエアキングやデイトジャスト、オイスターパーペチュアルなどを古いモデルから探すという感じになる。

しかし中には古典的なロレックス、といった感じのモデルも存在するだろうし、実際アンティークが好きな人にとってはそういったモデルの方が良かったりもする。

モダンなモデルが好きな僕でもかっこいいと思える半世紀前のモデルなども存在する。

というわけで、今回は100万円以下で買えるロレックスについて紹介した。

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