ロレックス・オイスターパーペチュアルを愛用する芸能人・藤森慎吾、藤ヶ谷太輔、浅野忠信、徳井義実、中村アン、平山あや

オイスターパーペチュアル

ロレックスのオイスターパーペチュアルを愛用する芸能人とそのモデル

オイスターパーペチュアルという言葉があらゆるロレックスのシリーズ名に入っていることがあるが、元々オイスターパーペチュアルというシリーズがのちにそういったモデルのベースとなっているという事実を残しておきたいからなのだろうと推察する。

オイスターというのは牡蠣のことで、パーペチュアルというのは永久を意味する言葉である。

1926年、オイスターウォッチカンパニーが金属ケースを削り出し時計の形を作ることに成功した。

そのケースにねじ込みリューズと回して締めるスクリュータイプの裏蓋を合わせて完全防水タイプの時計のケースが誕生したわけだが、これがオイスターケースの由来である。

1931年にはロレックスも自社の自動巻き機構「パーペチュアル」を開発した。

着用している限り永久に巻き上げられるという意味からそのように名付けたわけだが、これらオイスターケースとパーペチュアルを合わせたオイスターパーペチュアルというモデルを1933年に発表したのが今回紹介するオイスターパーペチュアルの基本的な歴史になる。

非常にわかりやすいネーミングと意味にとてもスッキリした印象を憶えるが、このオイスターパーペチュアルという存在が1950年代に早々と誕生するサブマリーナやエクスプローラー、ミルガウスなどのシリーズの誕生へと繋がっていく。

今ではロレックスの全ての腕時計がオイスターケースとパーペチュアルを使用している点でも、このシリーズは同ブランドのひいひいひいひいおじいちゃん的な存在になっているといっても過言ではないだろう。

オイスターパーペチュアルというシリーズは現在でも存在しており、オイパペはオイパペとして独自の進化をしつつ、分裂した子供たちシリーズもその遺伝子を受け継ぎながら独自の素晴らしい機能や性能を備えてこれまた独自の進化を遂げている。

これが現代のロレックスの基本的な流れであるが、オイスターパーペチュアルがなければどのモデルも存在していないだろうという程の直接的な影響を与えているのがこのオイスターパーペチュアルというロレックスの遺伝子を背負ったご先祖様なのだ。

オイスターパーペチュアルの良い点はまさにその名を強調するかのように他のことをそぎ落としているかのようなシンプルさではないだろうか。

ロレックスには珍しいデイトやベゼルやその他の機能が一切搭載されていないのがオイスターパーペチュアルの基本的な作りで、世代やモデルによって多少の例外はあるが、ベースとしてのオイスターパーペチュアルはそのオイスターケースや永久機構(自動巻き)を楽しむのに最低な引き算タイプのデザインが施されている。

このシリーズのもう一つ良い点は文字盤に遊び心が加えられている点とも言えるだろう。

デイデイトやデイトジャストほどではないが、文字盤に面白いデザインを合わせたもの、美しく綺麗なサンレイ仕上げが施された文字盤を使用したものなどをいくつかバリエーションとして加えており、普段使いとしては最高すぎる精度を誇る安定度の高い腕時計を生み出す一方で中には所有欲をものすごくそそるようなモデルが存在するのがオイスターパーペチュアルの特徴で、ちょっと面白い普段使いロレックスを低価格で手に入れることができるのがこのシリーズの大きなメリットである。

というわけで、オイスターパーペチュアルがデイトジャストやその他のロレックスと何が違うのかをちょっとした歴史的な事実を時系列に合わせてお話しさせていただいたわけだが、今日はこのオイスターパーペチュアルを愛用する芸能人と彼らがどんなモデルを愛用しているのかについて見ていこうと思う。

藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2) ロレックス オイスターパーペチュアル41 ターコイズブルー Ref.124300

ロレックス オイスターパーペチュアル 41 ターコイズブルー Ref.124300
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浅野忠信 ロレックス オイスターパーペチュアル 39 ダークロジウム Ref.114300

ロレックス オイスターパーペチュアル 39 ダークロジウム Ref.114300
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徳井義実(チュートリアル) ロレックス オイスターパーペチュアル デイト ブラック Ref.15200

ロレックス オイスターパーペチュアル デイト ブラック Ref.15200
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中村アン ロレックス オイスターパーペチュアル 34 グリーン Ref.114200

ロレックス オイスターパーペチュアル 34 グリーン Ref.114200
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平山あや ロレックス オイスターパーペチュアル 36 ターコイズ Ref.126000

ロレックス オイスターパーペチュアル 36 ターコイズ Ref.126000
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藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2) ロレックス オイスターパーペチュアル41 ターコイズブルー Ref.124300

ということでまずは一本目。

ロレックスはターコイズを使用した文字盤をデイデイトにも使用しているがオイスターパーペチュアルにも天然石としてではなくダイヤルカラーとして使用しており、ステンレス素材にも非常によくマッチしている印象だ。

ロレックス・デイデイトを愛用する芸能人・菊池風磨、ジェシー、森山未來 、長谷川忍、田中樹、DAIGO、桐谷健太、日村勇紀、MATSU、他
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デイデイトを愛用する芸能人についての記事でも紹介しておりターコイズはゴールドに非常によく合うという旨のことを書いたがステンレスにもターコイズの文字盤がとてもよく似合う。

ゴールドとのコントラストではかなり高級なイメージを作り出すが、ステンレスと合わさることでまた違った魔力めいた美しさを放つ。

上述したように基本的に質素なシリーズであるため価格帯は手が出しやすいモデルが多く、価値は上昇傾向にあるもののまだまだ高額すぎて手が出ないということにはならないのがオイスターパーペチュアルでありおすすめ出来る一本だ。

残念ながらオイスターパーペチュアルに見られるターコイズは天然石ではなく色として表現されたものなのであるが、それでもロレックスが放つ色であるので裏付けのあるカラーコードをベースに生み出されたとても良い色なのである。

ティファニーブルーとも呼べる色であり、なかなか他の腕時計では見られない組み合わせであるということも所有欲をそそる。

ステンレスとティファニーブルーの組み合わせといえばパテックフィリップのノーチラスの特別モデルに同じような組み合わせがあるが、価格は数億円といういう値が付いている。

そんな中で100万円台前半で手に入る41ミリのターコイズオイパペはコスパも良いしデザイン性の高さでもおすすめできる組み合わせのモデルと言える。

複数人の芸能人がターコイズダイヤルのオイスターパーペチュアルを愛用していることが知られているが、おそらくはこのシリーズで今一番人気がこの文字盤だと思われる。

浅野忠信 ロレックス オイスターパーペチュアル39 ダークロジウム Ref.114300

浅野忠信さんが愛用するオイスターパーペチュアルはダークロジウムダイヤルの一本。

この文字盤も非常に人気が高いダイヤルカラーであらゆるシリーズに使用されている文字盤なのだが、ヨットマスターIでも大人気のあまりこのダイヤルモデルは一番取引価格が高額になっている。

グレーと水色の組み合わせが最高に綺麗で、ロレックス以外ではなかなか見ないタイプのカラーコンビネーションである。

シンプルで何も付いていないオイスターパーペチュアルがこのような美しい文字盤で、しかも100万円前後で購入できるならこれほど良い選択肢はあまりないだろう。

2020年以前は70万円を下回る価格帯であったのを記憶しているしそのくらいであれば本当にサクッとコレクションに加えられる感じだが今ではオイスターパーペチュアルでさえ昔のサブマリーナ以上の価格帯になっている。

それくらい価格高騰が激しい時代に突入したわけであるが、ロレックスの腕時計が正当な評価を受けているという側面もあると言える。

これまでが安すぎたのかもしれないと多々思うことはある。

というわけで浅野忠信さんのオイスターパーペチュアルを紹介した。

徳井義実(チュートリアル) ロレックス オイスターパーペチュアル デイト ブラック Ref.15200

1990年頃~2006年まで製造されていたという割と長寿のモデルがこれ。

34ミリという小ぶりサイズの一本で、大きさ的には女性が使用してもいいくらいのボーイズサイズであるが、このこじんまりしたサイズ感が良いという意見もある。

昔の腕時計は大体このようなサイズ感であったわけだが、徳井さんが着用されているとすごくおしゃれな印象が残る。

オイスターパーペチュアルのデイト機能付きという、もはやそれはデイトジャストではないのかと思えるような外観であり、確かにサイクロップレンズがない分デイトジャストとは見分けがつくがなかなかにややこしいタイプのオイスターパーペチュアルと言えるだろう。

他にはサイズが34ミリという点でもデイトジャストとはまた違っているわけだが、オイスターパーペチュアルは2008年から36ミリに大型化しており34ミリサイズはエアキングからの移行という形で2014年に復活する。

というわけで徳井さんがお持ちのアンティークモデルのを紹介したが、全体的にロレックスの価値も上昇しておりオイスターパーペチュアル自体の価格帯も高額になっていることもあって、今回紹介しているモデルもベースとなる価格が上向いている傾向にある。

34ミリサイズでは現代モデルと過去のモデルでは違いが一目瞭然であり徳井さんのモデルのような個体はやはりアンティーク感が出ていて逆におしゃれである。

現代モデルも綺麗でおすすめだが、全く別物としての存在のように感じるのがロレックスのモダンなモデルとアンティークモデルの違いだろう。

中村アン ロレックス オイスターパーペチュアル34 グリーン Ref.114200

中村アンさんが愛用するオイスターパーペチュアルは34ミリサイズのボーイズサイズの一本。

このサイズ感は男女ともに使用できる絶妙な大きさであり、若干女性よりのサイズではあるがなかなか良い大きさである。

そのためか文字盤の色も女性用というよりも男女どちらもが使用できるようなカラーリングであることが多く、スーツを着た男性がこのサイズのオイスターパーペチュアルをさらりと着用しているのを見かけることもある。

時代は大型化した腕時計が流行しているからと言っても大型化したモデルが好きではないという層もいるし、仕事では小ぶりの時計をするというTPOに合わせて時計を変えるという人もいる。

オイスターパーペチュアルはまさにそんな層にうってつけのロレックスであり、どんな時計でも良いものをしたいという人にオイスターパーペチュアルが存在するのである。

中村アンさんが愛用するオリーブグリーンも男女兼用カラーであり、男性がしてても女性がしてても違和感がない文字盤色だ。

腕時計に使用される文字盤の色としては珍しいがめちゃくちゃ奇抜かといえばそうではない。

そんなちょっとお茶目で渋いオリーブカラーのダイヤルはオイスターパーペチュアルの万人受けするスタイルと相まって非常に使い勝手の良い仕上がりになっていると言えるだろう。

そういう時計にこそ価値があると思えるのである。

平山あや ロレックス オイスターパーペチュアル36 ターコイズ Ref.126000

そして最後は平山あやさんのオイスターパーペチュアル。

このモデルは36ミリサイズの一本で、この大きさも男女兼用といったところだろう。

ただし34ミリサイズのものよりもより男性の使用率の割合が大きいだろうと思われる。

平山さんが愛用しているモデルもターコイズの文字盤カラーで、藤森慎吾さんや藤ヶ谷太輔さんが愛用するものと同じダイヤルカラーである。

やはりこの色の文字盤はオイスターパーペチュアルの中では人気であり、文字盤そのものを切り取って見ても良い色だなぁと感心するほどだ。

個人的にもこの色が好きだし、ティファニーブルーとも呼べる特別な感じがなんともロレックスらしいと言えるだろう。

お堅いロレックスのイメージはあるが、オリーブダイヤルやダークロジウム、今回紹介しているターコイズブルーといった他のメーカーでは見られない文字盤が多数使用されバリエーションも多く好みにあった個体をチョイスすることできるのも実はロレックスが得意としているカラー戦術、ダイヤル戦法なのである。

ターコイズ、本当に良い色だ。

まとめ

ここまで芸能人が愛用するオイスターパーペチュアルを見てきたが、探せばもっとたくさんの芸能人や著名人が所有しているのではないかと思えるのである。

なんといっても実用性がすごく高く、価格帯もお手頃、そして美しさもスポーティさも若干兼ね備えている点で、かなり重宝するタイプの腕時計なのではないかと思えるのだ。

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こちらの記事でも紹介しているように、エクスプローラーIを愛用する芸能人は男女ともにすごく多い。

このモデルもオイスターパーペチュアルの派生として誕生ししたシリーズだし、スペックなどがとてもよく似ている。

両者ともにデイトもベゼルもないただの3針であり、サイズ感も似ている。

実用性という面ではほぼ同じような存在であるから隠れたオイスターパーペチュアル愛用者がいるはずである。

普段はデイトナだが仕事ではオイスターパーペチュアル、なんていう使い方もとてもナチュラルだろう。

どのような角度から考えても今回紹介しているオイスターパーペチュアルというシリーズは価値のある存在だと思うし、文字盤などの展開によってはまだまだポテンシャルを発揮できてない気がするのだがいかがだろうか。

シンプルな時計だけに文字盤が美しければ人気は集中するだろうし、ゲットした後も長い間重宝する宝物の一つになるのではないかと思える。

シリーズ全体を通して非常におすすめしたい実用性ウォッチがオイスターパーペチュアルであり、ロレックスの基礎を作った非常にありがたい存在なのである。

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