山田涼介さん愛用の腕時計9本
売れっ子の芸能人ともなると、テレビに出るたびに違った腕時計を着用しているものである。
バラエティ、ドラマ、映画、インスタグラムなどのようなSNSなど、出演する媒体などでも着用する腕時計の種類がごそっと変わっていたりする。
ドラマや映画などではつける腕時計で雰囲気などが変わったりするので、シリアスな場面でガガミラノを使用することはあまり許されない。
反対にSNSやバラエティといった開放的状況下では、シリアスなものよりもよりファンキーな腕時計を着用できるという選択肢の幅からか、彼らのコレクションをたくさんみる機会に見舞われることになる。
腕時計が好きな人間にとってはそういった番組は時計を探すチャンスになるわけである。
探すというよりはどんな腕時計してるんだろうという興味である。
そんなわけで今回のテーマは山田涼介さんが愛用する腕時計の一部をご紹介したいということであるが、以前にも紹介したことがあったのでそちらも合わせてご確認いただければとも思う。
では行ってみよう。
ちなみに山田涼介さんのインスタはこちら @ryosuke_yamada059
山田涼介さん愛用の腕時計一覧
パネライ ルミノール 1950 3デイズ オートマティック Ref.PAM00392の一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
ブルガリ オクト ウルトラネロ クロノグラフ 18KPG Ref.BGO41BBSPGVDCHの一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
フランクミュラー
フランクミュラー ラウンド クロノグラフ Ref.7002CC – 火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』
フランクミュラーといえばトノーやレクタングルが一番有名であるが、実はこのような円形の腕時計も実はシリーズの中に入っているということに驚いた方もいらっしゃるだろう。
フランクミュラーといえば縦長のリッチーでバブリーなイメージであるが、元々は天才時計師のフランクミュラー氏であるから、実はこういった古典的なスタイルの腕時計の方が彼の真髄をよく表現しているように思える。
ケースの丸みや厚み、ラグなどの形状、文字盤や針のデザインなどなど、現代的な腕時計ではあるのだがスイスの保守的な腕時計のデザインを踏襲したクロノグラフである。
魅せるだけの腕時計ではないスタイルがフランクミュラーの頭脳を表現した本来の腕時計といった感じであるが、IWCが2024年に発表した西暦2400年まで調整する必要がない機構を搭載した腕時計が話題になっているが、フランクミュラーも実はこのセキュラーパーペチュアルカレンダー機構を既に開発している。
今回のIWCの新作発表で4つ目ということであるが、
パテック・フィリップの懐中時計Cal.89、フランク・ミュラーのエテルニタス メガ4、スヴェン・アンデルセンのパーペチュアルセキュラーカレンダー、
と、フランクミュラーはちょっと奇抜な腕時計を作るだけのブランドではないのである。
そんなフランクミュラーが生み出す古典的なスタイルの腕時計はやはりどこか凄みが感じられるのである。
本当にナイスなチョイスだと言える。
ロレックス
ロレックス デイトナ ブラックダイヤル Ref.116500LN – 『嵐にしやがれ』
この腕時計はみんなが持っている最高の腕時計の一つであるが、ロレックスのデイトナの今では旧型になったが持っていて絶対間違いがない精度が超絶的にすごいやつである。
ロレックスの腕時計自体が全てすごいのであるが、その中でも現代的にデザインされた男が一番喜びそうなタイプの腕時計であり最高の投資対象のシリーズである。
EXILEのTAKAHIROさんも所有しているわけだが、逆にいうと機械時計好きの芸能人でこの腕時計を持っていない方が珍しいと言えるほど幅広く所有されている腕時計である。
2023年には新型が登場してモデルチェンジを果たしたわけだが、今では新型のモデルも所有されているかもしれない。
そんなわけで安定のセラクロムデイトナである。
ロレックス エクスプローラーⅠ Ref.14270 – 『スクール革命!』
エクスプローラーIもイケメンの腕時計という代名詞がつきそうなくらい容姿が整った芸能人がたくさん愛用していることでも有名である。
EXILEのTAKAHIROさん、木村拓哉さん、長瀬智弘さん、などなど、他にも多くのかっこいい芸能人が愛用しているイメージであるが、山田涼介さんも例に漏れず所有するのが5桁リファレンスのエクスプローラーIだ。
1990年 ~ 2001年の間に製造された第四代目にあたるエクスプローラIで、先代からインデックスを大きくするなど比較すると大きな変更がされており、現代のエクスプローラーIのデザインのベースになっているようなモデルであるが、サイズは36ミリと若干小さめ。
このサイズ感がエクスプローラーIの人気のポイントなのかもしれない。
時代は大きな腕時計を求めているとは言えそれは外観での話であり、実用性という面でみると小型腕時計の需要はやはり無くならないのと同時に、過去の腕時計への原点回帰なる動きが微小にではあるが見られるような気がしないでもない。
デカ厚疲れの癒しのような存在がこういった小さな腕時計なのかもしれない。
オメガ
オメガ ジュネーブ Ref.166.0173 – 『キワドい2人-K2- 池袋署刑事課神崎・黒木』
正直このようなオーソドックスなアンティークウォッチを着用されるとは思っていなかった。
オメガのアンティークでウォッチであるが、現代的な特徴と比べると特筆すべき点が全くないという質素で優しい腕時計であるが、例えるなら薄味の味噌汁といった感じであろうか。
1970年代に製造されたモデルであると思われるが、3針+デイトといった、これといってなんら変わりがない腕時計で、オメガと表記されていなければどこにでもありそうな腕時計であるがそこがまた良いのかもしれない。
Cal.1012という薄型で小型のムーブメントが搭載された一本で、このムーブメントは幅広くたくさんのオメガに載せられたムーブメントで、現代の28800振動/毎時を持つ精度の高いムーブメントであるともっぱらの噂である。
時間を調整する際には秒針は通常止まるものだが、当時はそれは当たり前ではなかった中でのハック機能がついているというムーブメント。
確かに今ではありがたみは感じないが、それだけに過去を振り返るとこの機能の重みがじわじわと伝わってくるのである。
優しく素朴なデザインに薄型小型のムーブメントが載せられた薄味の味噌汁に焼き鮭がついてきた朝ご飯といった地味な嬉しさを感じられる腕時計に仕上がってるというのを時間差で感じさせてくれるタイプの一本がこれだ。
それだけに奥が深いモデルである。
ジャガールクルト
ジャガールクルト マスタークロノグラフ Ref.Q1538420 – 『もみ消して冬 2019夏 ~夏でも寒くて死にそうです~』
ジャガールクルト マスターコントロール デイト Ref.Q1548470 – 『もみ消して冬 2019夏 ~夏でも寒くて死にそうです~』
山田さん、チョイスがいいんだわさ。
そして次はジャガールクルトの2本。
派手な腕時計が好きかと思えば意外と地味目な腕時計を愛用することも多く、先程のオメガもそうであるが、ドレス系のシュッとしたシンプル目な腕時計も好んでいることが伺える。
エクスプローラーIでもそれが認められるわけだが、ジャガールクルトの2本がドラマで決められたものでないのであれば時計のチョイスが大人びた成熟したものであると言える。
確かに派手そうな腕時計をしてても違和感はないだろうが、こういった腕時計も違和感なく溶け込むタイプの綺麗な顔立ちであるから調和が取れるのだろうと思える。
古典的で保守的なブランドであるジャガールクルトを選ばれるとはセンスが良い。
パネライ
パネライ ルミノール 1950 3デイズ オートマティック Ref.PAM00392
スーツ姿でパネライのルミノールを着用されていたが、やはりパネライはインパクトがすごい。
すごいというものではない。
スーツとパネライという組み合わせはコントラストがとてもよく効いた組み合わせであり、主張したい場合には持ってこないな腕時計であるが、僕は最初このような腕時計が山田さんの好みかなと思っていたが、今では彼にはドレス系の腕時計の方がよく似合うと感じている。
インパクトを表現するにはパネライはやっぱりすごいんだということがよくわかるシーンであったと記憶している。
ウブロ
ウブロ ビッグバン エボリューション Ref.301.SM.1770.RX
ウブロの中でも落ち着いた色合いで全体的にグレイッシュな外観をもつビッグバンがこれ。
大きくインパクトがありながらもパネライほどではないのがビッグバンだろうか。
インパクトという印象性で言えばパネライとドレスウォッチの間にあるのがビッグバンであるが、これがゴールドになったり派手目な素材や素材の組み合わせなどをしているモデルはその限りではない。
スタイル的にはちょうどいい塩梅で腕元を煌びやかに飾ってくれるタイプのビッグバンであり、ちょいワル感が出るがスーツには割と合うんじゃないかと思える。
しかしこういったタイプの腕時計はかっちりしたスタイルよりも若干のカジュアル性を帯びていた方が良いのではないかと個人的には思う。
が両方に違った質のインパクトを残しながら、溶け込無ことは出来ないまでもフィットするタイプの腕時計だと言える。
それがウブロである。
ブルガリ
ブルガリ オクト ウルトラネロ クロノグラフ 18KPG Ref.BGO41BBSPGVDCH
こちらの腕時計は以前にも紹介しているので少々割愛させていただこうと思うが、山田涼介さんがしていそうな腕時計というタイプの腕時計である。
ブルガリのオクトという存在はじわじわと大きなものになっている。
遅咲きのラグジュアリースポーツであるが、ブームの始まりと同時に生まれたシリーズなので決して乗り遅れているわけではないし、ノーチラスやロイヤルオークの遺伝子も持っているのでそれは人気が出ない方がおかしいシリーズであり、現にめちゃくちゃかっこいい。
ブラックとゴールドの取り合わせがなんとも言えない痺れを与えてくれるゴージャスでありながら大人っぽさを抜けてないのがこのモデル。
オクトであるかぎり大人っぽいダンディさは無くならないであろう。
まとめ
というわけで、山田涼介さんの腕時計の一部を紹介したわけだが、意外性のある腕時計もたくさんあった。
ジャンルを絞っていない感じが認められるが、彼独自のセンスというものを感じるのは確かである。
意外と古風な選択というのも見受けられるし、スーツと腕時計という取り合わせもすごく様になっている。
今後も彼の腕時計に注目していきたいと思う。