木村拓哉愛用のデイトナアイスブルー
芸能人が持っている腕時計というのは気になるものである。
特に時代を象徴するような人間が着用している腕時計はまさにその最たるものだ。
木村拓哉さんといえば平成を代表する人間であり、平成の元号を木村に変えても遜色ないくらい日本に浸透した人物で、このような影響力をもった人間は過去に存在しないし、これからも現れないと思われる。
確かにテレビがメインだった時代だからなせることだったのであろうが、同時期にテレビに出れた人は言ってみれば1億人以上いたわけであるから、やはりキムタクはキムタクで、とてつもなくすごいことをやってのけた人物なのである。
今でこそ人気は落ち着いているが、どこにいても世間の注目の的であり、僕はその精神力に感服している。
そんな彼が持つ腕時計を知りたいというのは、ある種彼のような人物に憧れそのようになりたいと思い、そして自分自身を持つものを同じにすることで同化できるのではないかという表れからであると思われるが、そのように思うことはごく自然なことなのである。
ロレックス 新型デイトナ アイスブルー Ref.126506
ロレックス 旧型デイトナ アイスブルー キムタク愛用モデル Ref.116506
デイトナ アイスブルー Ref.116506
今ではもっぱら有名になっているが、キムタクが愛用する腕時計の一つにデイトナがある。
アイスブルーと呼ばれるモデルで、文字盤が氷山のような青みを帯びたカラーになっている非常に綺麗なダイヤルを装備した一本だ。
アイスブルーといえばデイトナアイスブルーのことを意味し、今では他社でもアイスブルー文字盤を使用したモデルが登場していてデイトナアイスブルーがファッションリーダー的存在になっているのであるが、かつての木村拓哉さんが世間のブームを作り出したかのような現象であると思われないだろうか。
彼の一挙手一投足が株価を動かし、経済を動かし、ファッションを動かし、流行語を作り、とにかく平成は木村だったのである。
顔立ちの綺麗な男性は女性にモテるというのは当然のことであるとして、キムタクが日本のアイドルであり続けたのは男性をも虜にしていたからである。
女性からモテ、男性から憧れられる。
一方からのみではこうも長く時代をまたいでトップを走ることなんて出来なかったであろう。
木村拓哉さんが美容師をすれば美容師人口が増え、パイロットになれば航空会社の株価が上がり、エクスプローラーIをつければ品薄になる。
これほどまでに影響力をもった人間はかつて日本にはいなかったに違いない。
そんなキムタクが着用している腕時計であるから、やはり人気は集中するし欲しくもなるだろう。
ただ、現在のデイトナアイスブルーの高騰ぶりは残念ながら木村拓哉さんの影響ではなく、ロレックス全体で需要が熱気を帯びているからであり2000万円近くになっているわけであるが、彼が着用していた頃はまだ600万円くらいで取引されていた時代である。
もっと早くに手に入れていたとしたら400万円時代かもしれない。
右腕に腕時計を着用すること有名な木村拓哉さんであるが、ちょいちょいデイトナアイスブルーをしているところをテレビやSNSなどで見かける。
しかし最近は左腕に着用していることが多いみたいである。
僕たちのような時計ファンは人と会えば腕元をチェックし、テレビやSNSなどのメディアをチェックするときは腕時計を判別しようとする。
木を見て森を見ずではないが、腕を見て人を見ずという謎の習性がある。
今後また木村拓哉さんの腕時計についてまたお話ししたいと思う。
チョイスのセンスが良いのである。
こちらの記事ではデイトナ新作アイスブルーRef.126506と旧型Ref.116506の違いを紹介しているのでアイスブルーファンはご参照ください。
やはり実機はかっこよさが半端ない。
まとめ
やはりアイスブルーデイトナは半端なくかっこいい。
木村拓哉さんがかっこいいのもあるだろうが、アイスブルーダイヤルとチョコベゼルの組み合わせは非常にナイスな組み合わせである。
しかし欲を言えば僕個人的にはベゼルはチョコよりもステンレスである方が良い。
セラミックに色がついているより、ステンレスそのままでアイスブルーを再現してくれた方が恐らくは人気が出るんじゃないかと思っている。
そうなれば完全に寒色系という調和が取れるという意味でも心地よい。
もちろん今のままでもかっこいいのは間違いないが。
デイトナアイスブルー、確かにかっこいい存在ではあるが、木村拓哉さんがそのかっこよさをさらに引き出しているとも言えるだろう。