- カルティエのパシャを愛用する芸能人とそのモデル
- 玉森裕太(Kis-My-Ft2)、中島健人(Sexy Zone) カルティエ パシャ ドゥ カルティエ 35mm Ref.WSPA0012
- 松岡昌宏 カルティエ パシャ ドゥ カルティエ Ref.WSPA0010
- 志村けん カルティエ パシャ 38 グリッド Ref.W3104055
- 舘ひろし カルティエ パシャ 38 クロノグラフ QZ Ref.W31018H8
- 渡辺謙 カルティエ パシャ シータイマー ブラックダイヤル SSブレス ブラックラバーコーティング Ref.W31077U2
- 岸谷香 カルティエ パシャ シータイマー Ref.W3140003
- 河北麻友子 カルティエ パシャC ブラック文字盤 Ref.W31076M7
- まとめ
カルティエのパシャを愛用する芸能人とそのモデル
カルティエのパシャといえば割と女性的なイメージが強いが必ずしもそうではない。
円形のケースにポン付けしたようなラグが特徴的なのだが、このデザインは割と男性が着用しても様になる。
こちらでも紹介しているのだが、ヴァンクリーフ&アーペルの腕時計を及川光博さんや小澤征悦さんが着用しているところを見るとこういったスタイルは確かにレディース要素はあるが中性モデルというのが表現としては正しいだろう。
パシャは円形ケースにカルティエが武器として持つ独特の時計デザインの要素が詰め込まれているのが特徴的なシリーズなのだが、着用している姿を見ると一目瞭然でそれがカルティエのパシャだとわかる。
遠目からでもわかりやすいデザインをしていると言え、ラグやリューズなどを見ると隠れたインパクトを感じることが出来る。
通常の時計ケースとはまた違った雰囲気を出しており、一般的な時計デザインに飽きた人はパシャをコレクションの一部に加えてみるのもありかもしれない。
個人的にも今シリーズはレディース専用であるとずっと思っていたので、男性用が存在しなおかつそれがとてもよく似合っていることに少々驚いた。
今回はパシャを愛用する芸能人を紹介するわけだが、数としては男性が多く、女性モデルもいくつか紹介するがカルティエという存在は男女ともに似合うのだなぁと感心せざるを得ない。
というわけで早速芸能人が愛用するパシャを見てみることにしよう。
玉森裕太(Kis-My-Ft2)、中島健人(Sexy Zone) カルティエ パシャ ドゥ カルティエ 35mm Ref.WSPA0012
松岡昌宏 カルティエ パシャ ドゥ カルティエ Ref.WSPA0010
志村けん カルティエ パシャ 38 グリッド Ref.W3104055
舘ひろし カルティエ パシャ 38 クロノグラフ QZ Ref.W31018H8
渡辺謙 カルティエ パシャ シータイマー ブラックダイヤル SSブレス ブラックラバーコーティング Ref.W31077U2
カルティエ パシャ シータイマー ブラックダイヤル SSブレス ブラックラバーコーティング Ref.W31077U2の一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
岸谷香 カルティエ パシャ シータイマー Ref.W3140003
河北麻友子 カルティエ パシャC ブラック文字盤 Ref.W31076M7
玉森裕太(Kis-My-Ft2)、中島健人(Sexy Zone) カルティエ パシャ ドゥ カルティエ 35mm Ref.WSPA0012
玉森さんは基本的に小さめなボーイズサイズの腕時計がお好きなようだ。
そして時計のデザインも中性よりのモデルを好む傾向にあるのが見て取れる。
こちらの記事でも紹介しているのだが、カルティエのタンクフランセーズもお持ちで、なかなかこういったタイプの腕時計がよく似合っているわけだが、今回紹介しているパシャもまたいい感じだ。
腕元は確かにメンズメンズした感じではないが、そこがまた良いのだろうと思う。
中性的な顔立ちで美しい男性であるためこういったタイプの腕時計が非常によく似合う。
大きい腕時計で腕元も主張されないところもまた好感が持てるわけだが、時計のチョイスがすごくおしゃれで見てると段々気になってくるタイプの腕時計であると感じる。
個人的にはもう少し大きい腕時計が好きではあるが、ボーイズサイズも気分によっては着用したいと思うことがあるし、デザイン的にもジェラルドジェンタの流れを汲んでいるかのようなスタイルで一歩先をいっているような腕時計と見る見方もある。
ユニークな個性と中性さが合わさった腕時計のチョイスは唯一無二であり、とても興味深い。
松岡昌宏 カルティエ パシャ ドゥ カルティエ Ref.WSPA0010
松岡さんが愛用するモデルはこれ。
玉森さんのモデルとよく似ているが、これは41ミリというサイズで、大きさでは男性らしさがよく出ている。
腕に着用している感じはサイズ的にはメンズモデルであるとわかるのだが、デザインはやはり男女兼用といった印象だ。
ドレッシーでヨーロピアンが雰囲気が強く感じられるスタイルはやはり特殊。
個人的にはこちらのサイズ感の方が好きだ。
スーツに合わせるとより真価が発揮されるのかなと感じたが、あえてファンキーなトップスで腕元とコントラストを生み出すのもありだろうと思う。
志村けん カルティエ パシャ 38 グリッド Ref.W3104055
こんなモデルはこれまでに見たことがない、というほどのユニークなピースであるが、これは志村けんさんが生前愛用されていたモデルみたいだ。
38ミリのステンレスケースにまさしくパシャの特徴が文字盤にデザインされた一本なのだが、皆さんが不思議に思われている通り格子窓のようなものが文字盤全面を覆っているという不思議な外観をしているのがこれ。
どうしてこのようなデザインをしたのかはわからないが、かなりユニーク作品である言える。
賛否両論あらゆる意見が飛び交いそうなモデルで、とにかく奇抜なデザインをした一本だ。
ささる人にはささるのかもしれない。
というわけで、志村けんさんが愛用していたカルティエの面白い腕時計を紹介した。
ちなみに志村けんさんはガガミラノのヘビーユーザーで、たくさんの種類をお持ちであったが、やはり個性豊かな人だったのだなということが腕時計を観察してみてわかる。
カルティエが生み出すグリッドモデルはいくつか種類があったが今では生産終了している貴重なモデルになっていて、いずれ状態の良い中古モデルは市場から無くなってゆくだろう。
舘ひろし カルティエ パシャ 38 クロノグラフ QZ Ref.W31018H8
ゴルゴ13の声優もされている舘ひろしさんが愛用するモデルはこれ。
カルティエのパシャにカルティエの特徴でもあるローマンインデックスがデザインされているのだが、パシャの多くはアラビア数字がデザインされていることもあって今モデルは見慣れたスタイルであるのだが、ちょっと珍しいモデルだったりする。
全体的なデザインとしてはやはり特殊で、カルティエのその他のシリーズと比べるとやはりどこか異色である。
クロノグラフということもありインダイヤルの存在がこれまた珍しさを醸し出している一本なのだが、パシャが放つ雰囲気はカルティエはカルティエでもどこか混血的な印象を与える。
時代を感じさせるなかなか面白いスタイルをしたモデルであるのだが、デザイナーとブランドが掲げる哲学が今のカルティエと若干のズレがあるように思える。
それゆえに希少性というかブランドの変遷という面白さも感じさせるわけだが、これはこれでアンティークぽさが出ていて良い。
舘ひろしさん愛用ならとてもよく似合っていることだろう。
全てがダンディに見えるはずだ。
渡辺謙 カルティエ パシャ シータイマー ブラックダイヤル SSブレス ブラックラバーコーティング Ref.W31077U2
渡辺謙さんが愛用するパシャはこれ。
個人的にもこれは結構好きかもしれない。
パシャにはなんだかブラックダイヤルが一番しっくりくる気がするのだがいかがだろう。
カルティエの一番大きな特徴の一つであるローマ数字があまり使われない珍しいシリーズがパシャなのだが、しかしカルティエらしさは損なわれていないのがパシャのすごいところ。
インデックスやケースの感じから異質な部分が感じ取れるわけだがカルティエらしさはそのままブラックダイヤルで締まった印象を与えているのが今モデルであると言える。
全体的に重厚感と重みのあるモデルに仕上がっており、ハーモニーもしっかり一本筋が通った印象を受ける。
40ミリとサイズ感もいい感じで、渡辺謙さんにとてもよく似合っている。
個性的でもあり、このモデルは僕のおすすめだ。
岸谷香 カルティエ パシャ シータイマー Ref.W3140003
岸谷香さんが愛用するモデルは渡辺謙さんが愛用するモデルの小ぶりなバージョン。
33ミリというサイズはレディース用のモデルだろう。
デザインに男女の違いが見られないのでサイズのみで違いを出すという面白い戦略になっているのがカルティエの腕時計なのだが、
全てではないが中性的なデザインが多く外観上に性別的な向き不向きがない分男女兼用で使用でき、ペアウォッチとしても活躍しうるのがカルティエである。
その中でパシャという選択肢は十分に良いオプションと言うことが出来るわけだが、今回紹介している岸谷さんのモデルと渡辺謙さんのモデルはムーブメントを除くと主にサイズ違いのみであり、これらを夫婦やカップルで合わせて着用するのはありなのではないかと思う。
このモデルも女性におすすめしたい一本だ。
やはりパシャにはブラックダイヤルがあっている気がする。
河北麻友子 カルティエ パシャC ブラック文字盤 Ref.W31076M7
なんだかんだ言ってこのモデルもオーソドックスで良い。
先ほどのモデルのブレスレットの部分にラバーコーティングがされていないモデルなのだが、ブレスレットはやはりステンレスが剥き出しである方が時計としては美しいだろう。
文字盤はブラックで正解である気がするし、ブレスレットもケースから一連の流れとなるようなステンレス素材が一番しっくりくる。
全体像としてはやはりまだ若干の特殊性が認められるデザインをしているのがパシャであるが、その分バリエーションを多数生み出すことが難しく、どうしてもオリジナルのデザインに偏りがちであると言える。
しかしカルティエの腕時計は総じてオリジナルのステンレス素材でステンレスブレス、ダイヤモンドや奇抜な要素が何もない無垢な状態が一番美しいタイプであり、若干のアクセントなどは良いがオーソドックスで素であることが一番良さが発揮されるブランドである。
今回紹介しているパシャはまさにそういったタイプであり、パシャの特徴がそのまま何も付け足したり引かれたりすることなく表現されている点でおすすめできる一本だ。
まとめ
というわけでまとめると、パシャというシリーズは非常にユニークな時計であると言える。
デザイン的にカルティエの腕時計だとわかるのだが、サントスやタンクなどとは趣が大きく違う。
決して幅広いニーズがあるとは思えないシリーズではあるが、ユニークなスタイルであるがゆえに好きな人にはたまらないデザインなのだろうと言える。
万人受けしない分、深く好まれるといった具合だろう。
個人的にはそこまで好きなタイプの腕時計ではないのだが、ある一定のかっこよさや美しさというものは備えているし僕自身それは感じている。
ラグジュアリースポーツの流れとは対極的な外観的要素ではあるが、かと言って完全にドレッシーというわけでもない。
なかなか特徴的でユニークなシリーズであるのだが、ものとしては間違いなく一級品ではある。
カルティエという高いブランド力という背景もあり、こういったタイプの外観の腕時計がお好きな人には是非ともおすすめしたいシリーズだ。