川口春奈さんが愛用する腕時計
最近女性の高級時計ユーザーが増えてきている気がする。
それもそのはず、男性用のスイスウォッチが流行すれば自ずと男性モデルほどではないにしろ女性のユーザーも増えるというのが大数の法則的にはそのようになるのである。
このブログでも割とたくさんの女性高級時計ユーザーを紹介してきたわけだが、川口春奈さんはその中でもスイスウォッチのヘビーな愛好家だということができる。
渡辺直美さんが愛用する腕時計のページでも紹介したのだが、彼女も海外セレブ同様に男性モデルのロレックスやパテックフィリップを愛用するほどの愛好家で、川口春奈さんもそういった意味では時計ツウであり進んだ感覚をお持ちなのかなと思える。
今回紹介するモデルは男性からしてもかなり羨ましいモデルが多く、女性用がメインではあるが、1/3は男性が着用していることが多いモデルだ。
なかなか似合っておられ、センスもチョイスも素晴らしいと感じざるを得ないわけだが、選んでおられる時計の種類もタイプ的には幅広い感じで、ドレス系、スポーツ系にこだわりがなく、良いものを自分の好みでチョイスされてるんだなという印象を受ける。
というわけで、今日は川口春奈さんの腕時計を紹介しようと思うわけだが、とりあえず一本目を紹介しよう。
ロレックス エクスプローラー 36 イエローゴールドコンビモデル Ref.124273
ロレックス エクスプローラー 36 イエローゴールドコンビモデル Ref.124273の一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
ロレックス GMTマスターII ペプシベゼル オイスターブレス Ref.126710BLRO
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オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 37mm Ref.15550BA.OO.1356BA.01
オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 37mm Ref.15550BA.OO.1356BA.01の一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
アントワーヌプレジウソ シエナ Ref.SISSM.0401510S
シチズン キー Ref.EG2990-56A
カシオ スタンダード(チープカシオ) Ref.MQ-27-7BJH
カシオ ベビーG ペア限定モデル Ref.BGD-560CU-7JF
ロレックス エクスプローラー 36 イエローゴールドコンビモデル Ref.124273
というわけでまずはこのモデル。
良い。
何が良いって、エクスプローラー36のコンビモデルはあまり着用している人がいない点で、珍しさがあるという点でまずはポイントが高い。
こちらの記事でも紹介しているのだが、エクスプローラーIの変遷をみると最近になって戻ってきた36ミリモデルが今回紹介している一本で、このサイズ感がやはり男性女性共にちょうど良いサイズ感であるという点も、購買理由になるのだろう。
エクスプローラーIはある時点で39ミリというサイズにアップサイジングしてそれまでの36ミリはラインナップから消え、中古市場でしか手に入れることができなかった。
しかし2021年に新型として登場してからはコンビモデルのようなちょっとハイカラなバリエーションも追加され、ロレックスがあらゆるニーズを意識したモデル展開をしているのが見て取れるようになった。
最近のロレックスはこれまでの堅物で硬派なイメージから若干スタイリッシュさや柔らかさを許容するようになっていると言え、それまではおじさん臭いというか古臭さが残るブランドになっていたのだが、イメージ戦略として大きく成功しているように思う。
メルセデスベンツがやはり同様にそういったイメージを持たれていたわけだが、同じくここ10年、20年はイメージチェンジを果たしているように思う。
クオリティを極限まで追求するとどうも古臭いイメージがつきやすいのだろう。
ロレックスもメルセデスベンツも、機械としてのクオリティは世界のトップで、そこに惚れ込んでいたユーザー層はよりスタイリッシュに変貌を遂げるロレックスやメルセデスベンツにさらに惚れ込むようになるだろう。
事実、川口春奈さんのようなおしゃれでスタイリッシュな方がロレックスを愛用するなどということはこれまでなら想像ができなかったことだろう。
今ロレックスが大きく変わっている時期という気がするのだがロレックスはこれからもどんどんスタイリッシュに進化していくことだろう。
当然中身の信用度は恐ろしく高いので、ロレックスがより完璧に近づくということであり、それはつまりライバルの追従を許さない人気と需要の独占まではいかないが、価値が高騰していくことを示唆する。
ロレックス GMTマスターII ペプシベゼル オイスターブレス Ref.126710BLRO
ロレックスのGMTマスターIIも非常に人気が高いシリーズであるが、ロレックスの中でもデイトナ、サブマリーナに次いでおそらく第3位の人気を集めているモデルなのではないかと思う。
先ほど紹介したエクスプローラーIもまた大人気で、どちらが人気か甲乙つけがたい需要があり、いずれもトップ5には入っているシリーズなのだと言える。
今回紹介している川口春奈さんのGMTマスターIIのペプシモデルもGMTマスターの初代オリジナルカラーということでやはり大人気であるのだが、現在流行しているジュビリーブレスではなく、あえてこれまでのオイスターブレスをチョイスしている点でなんだか時計ツウという気がする。
僕個人的にはジュビリーブレスの高級感が好きで、僕ならスプライトモデル(グリーンxブラック)のジュビリーモデルを選んだであろう。
しかしここでオリジナルにこだわりを見せるという点でなんだかロレックスの玄人といった感じに見えるのである。
基本的にGMTマスターIIなどの40ミリサイズでしかも男性用にデザインされたものを選ばれている時点でなかなかのセンスだと思える。
ちなみにこちらの記事でもGMTマスターI,IIを愛用する芸能人について書いているので気になる方は一読ください。
というわけで、BLROのペプシベゼルの一本をお持ちなのには少々驚いたが、40ミリサイズはやはり女性にも悪くない大きさだと改めて感じた。
オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 37mm Ref.15550BA.OO.1356BA.01
そしてこのモデル。
うーむ、これは本当に美しい一本だ。
時計好きでなければこのような高額でツウ好みなモデルは決して購入しないだろうと言える一本だ。
イエローゴールドのケースとブレスレットのモデルなのだが、もうこれだけで垂涎の的であり、価格もすごいことになる。
現在のゴールドの値上がり具合からも今後も価格が高騰して行きそうなモデルで、実際にそうなっていくだろう一本だ。
さらに文字盤にターコイズの石が使用されており、個体数の少なさからもさらなる値上がりが期待される。
価格や価値の話は置いといて、やはりこういったタイプの腕時計は色使いも芸術的で素晴らしいし、デザイン的にも男女共に使用できる外観になっている分需要が片方の性別に偏ることがなく長期的に高めの需要を維持していくだろう。
とにかく美しく魔力的で魅力的に仕上げられているのだが、これはとても目を惹く一本だと言える。
タペストリーダイヤルでないところが少々残念ではあるが、ターコイズを使用した凹凸のあるタペストリーダイヤルであればかなり価値が出るだろう。
アントワーヌプレジウソ シエナ Ref.SISSM.0401510S
あまり日本では知名度は高くないブランドであるが、これから伸びていく存在なのかもしれない。
ブランドというよりも独立時計師といった方が正確かもしれない。
スイスの独立時計アカデミーに所属する天才時計師と呼ばれるアントワーヌ・プレジウソ氏が生み出す古典的で美しい腕時計を川口春奈さんは所有されている。
時計ツウでなければこのような腕時計をチョイスすることはまずないだろう。
イタリア、シエナにある時計台からヒントを得たのがこのモデル。
どうりで古典的なデザインになっているわけだ。
非常に美しいスタイルで、タイプとしてはドレス系といった感じだろう。
ヨーロッパの古典デザインを思わせる外観で、どことなくF.P.ジュルヌの作品のようにも見える。
ダイヤモンドがベゼルにも埋め込まれており、ジュエリーとしての良さも堪能できる一本に仕上がっている。
まだまだ知名度は低いがこれから価値が伸びていくかもしれない期待値の高いブランド兼時計師だ。
シチズン キー Ref.EG2990-56A
すごくコンパクトな一本。
シチズンのキーシリーズは小ぶりですごく女性的な印象を与えるスタイルが特徴であるが、小さくてかわいいので多くの女性から人気を集めている。
石原さとみさんもシチズンのキーの愛用者でやはりこのシリーズには魅力が詰まっている。
シチズンということで、価格帯も驚くほど低いのに性能としては抜群で、コストパフォーマンスの面でいうとかなりおすすめなシリーズであると言える。
特に石原さとみさんや川口春奈さんのようにオーラのある方が着用するとそれはシチズン製の腕時計には見えず、どこかヨーロピアンなブランドなのだろうと思われる可能性が非常に高い。
そういった面でも二重にコスパが高いアイテムと言え、おしゃれな女性には逆にこういった安価なモデルもお勧めしたい。
カシオ スタンダード(チープカシオ) Ref.MQ-27-7BJH
うむ、非常におしゃれ。
壁掛け時計がそのまま小さくなったようなシンプルな一本で、腕時計としてこれ以上ないほどのコストパフォーマンスを持つのがこのチープカシオと呼ばれる一群だ。
亀梨和也さんもチープカシオ、通称チプカシの愛用者で、実は芸能人の間でひっそりと流行しているのではないかと思うのがカシオの高コスパモデルなのである。
こちらの記事でも紹介しているのだが、亀梨さんもチープカシオを含むいろいろなモデルを所有されており、メリハリのあるコレクションをお持ちであることが確認されている。
ロレックスのエバーローズゴールドのデイトナからチープカシオまで価格帯の幅が広く、その中間にたくさんのバリエーションが存在しているわけだが、川口春奈さんも同様に、あらゆるメーカーのあらゆる価格帯のモデルを多数所有されている。
今回紹介している時計たちを見れば大体どんなモデルがお好きでどんなモデルをお持ちなのかがわかると思うのだが、それでもジャンルが幅広いので予想することや共通点を見出すのは難しいかもしれない。
それにしてもこのモデルもとてもよくお似合いなのだろう。
カシオ ベビーG ペア限定モデル Ref.BGD-560CU-7JF
カシオといえばGショック。
女性用として小さいモデルが大人気であるが、川口春奈さんもベビーGの愛用者で、ペア限定モデルの白いやつをお持ちである。
白いラバー製のアウターがなんともおしゃれで、ファッションでも白い装いをしているとどことなく品があるように感じられるわけだが、それは腕時計に関しても同じである。
ベビーGとはいえ、白く上品に感じられるモデルに仕上がっているので、腕につけた感じがとてもオシャレで、ブレスレットとケースが同じ素材同じ色合いなので、アクセサリーのブレスレットようにも見えなくもない。
それはパテックフィリップのノーチラスやオーデマピゲのロイヤルオークをデザインしたジェラルドジェンタ氏が求めていた要素であり、ブレスレットのような腕時計というのは現代のラグジュアリースポーツの基礎であるためこういったベビーGのような腕時計は時代が求めているタイプのものと言えるだろう。
個人的にもシャーアズナブルモデルのGショックが欲しいと思ったことがあり、カシオのショックシリーズは万人にお勧めしたい腕時計だと個人的には思っている。
まとめ
というわけでまとめると、川口春奈さんは超高級なものから超低価格なものまで、自分にとって良いものを値段に関係なく購入されているという感じだろうか。
上はオーデマピゲやロレックス、したはカシオやシチズンなどの低価格のものをチョイスされており、どれも実際は時計としてのクオリティは高く、どんなモデルにもそれぞれの良さがあるという表現がまさにピッタリなのだが、それをよく理解して選んでおられるように感じた。
高ければ良いというわけではなく、安かろう悪かろうだろうという固定観念もない。
なんというか、時計の選び方からも自由な生き方をされてる感じだなという印象を受けたのだが、選ばれる時計のセンスは総じて良いと感じるし、川口春奈さんのような人ならどんな腕時計を身につけていても高価な品に見え、すごくおしゃれにも見えることだろう。
というわけで、今回も芸能人が愛用する腕時計として、川口春奈さんが愛用するモデルを紹介した。