オメガ「シーマスター」とは
オメガ(Omega)はスイスの高級時計ブランドであり、1848年の創業以来、高精度時計の開発と技術革新で知られている。その中で「シーマスター(Seamaster)」は、オメガを代表するシリーズの一つであり、1948年に誕生した。シーマスターは「プロフェッショナルダイバーズウォッチ」として進化を遂げてきたシリーズであり、デザイン、耐久性、精度の面で高い評価を得ている。
シーマスターの最大の特徴は、名前が示す通り「海(Sea)」をテーマにした時計である点である。オメガは創業当初から精密機械工学の技術を活かし、海洋探検やダイビング、軍事用に耐え得る高耐久時計を目指してきた。シーマスターは、プロのダイバーや軍人だけでなく、時計愛好家やコレクターにも広く支持されている。
歴史と進化
1948年 – 初代シーマスター
シーマスターはオメガ創業100周年を記念して1948年に登場した。初代モデルは当時の民間用防水時計の技術の集大成であり、防水性を確保するために「Oリングパッキン」を採用した。この技術は当時の高級時計としては革新的であり、雨や湿気、汗からムーブメントを保護することが可能であった。デザインはクラシックでありながら堅牢性を備え、日常使用から水上活動まで幅広く活用可能であった。
1957年 – プロフェッショナルモデルの登場
1957年、オメガはシーマスターをさらに進化させ、「シーマスター 300」を発表した。これは300メートル防水を備えたプロフェッショナル向けのダイバーズウォッチであり、潜水士や海洋探検家を想定した仕様であった。このモデルから、回転ベゼルや夜光インデックスといったダイバーズウォッチの基本装備が整えられた。
1960年代 – 宇宙と深海への挑戦
1960年代、シーマスターはNASAや海洋研究者の間で注目される存在となった。1965年、アメリカの宇宙飛行士ジム・ラヴェルがアポロ計画で使用した「スピードマスター」とは別に、シーマスターも高い信頼性から潜水時計として認知された。特に1967年に登場した「プラネットオーシャン」の原型は、深海探査でも使用可能な耐圧性能を備えていた。
1990年代~現在 – モダンなシーマスター
1990年代以降、シーマスターはデザイン面でも現代化が進んだ。1993年に発表された「シーマスター プロフェッショナル 300M」は、映画『007 ゴールデンアイ』でジェームズ・ボンドが着用したことにより世界的に知られるようになった。このモデルは、ねじ込み式リューズ、防水性能300メートル、ヘリウムエスケープバルブ、セラミックベゼルなど、現代のプロフェッショナルダイバーに必要な機能を備えていた。
さらにオメガは2007年、シーマスターに「コーアクシャル脱進機」を搭載したムーブメントを導入した。これにより精度と耐久性が大幅に向上し、メンテナンス間隔も延長された。現代のシーマスターは、防水性能300~600メートル、サファイアクリスタル風防、セラミック製ベゼル、高精度ムーブメントを備え、日常使用からプロのダイビングまで対応可能な時計となっている。
技術的特徴
防水性能
シーマスターはモデルによって異なるが、プロフェッショナルモデルでは300メートル以上の防水性能を備えている。「プラネットオーシャン」シリーズは600メートル以上の耐圧性能を有し、深海探査にも使用可能である。
ヘリウムエスケープバルブ
深海潜水では、減圧時に時計内部の圧力が上昇し、風防が破損する危険がある。シーマスターの多くのプロモデルは、ヘリウムガスを逃すバルブを搭載し、このリスクを回避している。
コーアクシャル脱進機
オメガ独自のコーアクシャル脱進機は従来のレバー脱進機に比べ摩擦が少なく、耐久性と精度を向上させる。これにより、メンテナンス間隔は従来の時計より長く、長期使用でも精度が安定する。
耐磁性能
現代のシーマスターは15,000ガウス以上の耐磁性能を備え、日常生活の電子機器や医療機器から発生する磁場の影響をほとんど受けない。
デザインと視認性
ダイバーズウォッチとしての視認性を重視し、太めの針や夜光インデックスを採用。逆回転防止ベゼルや拡大日付表示など、実用性も兼ね備えている。
代表的モデル
シーマスター 300M
現代のシーマスターの基準であるモデル。300メートル防水、セラミックベゼル、ねじ込みリューズを備え、映画『007』で有名になった。
プラネットオーシャン
シーマスターのプロフェッショナルダイバー向けモデル。600メートル防水、ヘリウムエスケープバルブ、コーアクシャルムーブメントを搭載。
アクアテラ
海だけでなく日常使いにも適したモデル。防水150メートルで、シンプルなデザインと高精度を両立している。
シーマスター ダイバー 300M コーアクシャル マスター クロノメーター
最新技術を結集したモデル。耐磁性能15,000ガウス、スイス公式クロノメーター認定(METAS)取得済みで、機能性と信頼性が極めて高い。
オメガのシーマスターを愛用する芸能人
オメガのシーマスターは、その高い精度と洗練されたデザインから、世界的な著名人や芸能人にも愛用されている時計である。特に映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドが着用したことにより、シーマスターはスタイリッシュかつプロフェッショナルな印象を象徴する時計として広く認知されるようになった。その影響もあり、ハリウッド俳優や国内外の芸能人がプライベートや公の場でシーマスターを選ぶケースが多い。
具体的には、ピアース・ブロスナンやダニエル・クレイグなど、ボンド俳優が映画撮影時にシーマスターを着用していることが知られている。また、俳優以外にも音楽業界やスポーツ界の著名人がステージやイベントでシーマスターを着ける姿が報じられている。日本国内でも、俳優やモデル、タレントがファッション性と信頼性を兼ね備えた時計としてシーマスターを愛用している例が多数ある。
このように、シーマスターは単なる実用時計にとどまらず、ステータスや個性の象徴としての役割も果たしている。ダイバーズウォッチとしての耐久性や高精度なムーブメントに加え、洗練されたデザインが芸能人や著名人のライフスタイルに適合しているため、自然と愛用者が増えているのである。結果として、シーマスターは時計としての信頼性とファッション性の両立を体現する存在として、世界中で高い評価を受けている。
2026年版・オメガの腕時計を愛用する芸能人
オーシャンズ金子(金子貴俊)さんが愛用する腕時計・オメガ シーマスター プロフェッショナル300 コーアクシャル Ref.212.30.41.20.03.001
入江陵介(元競泳選手)さんが愛用する腕時計・オメガ シーマスター プラネットオーシャン クロノ オリンピックコレクション Ref.222.32.46.50.01.001
濱田岳さんの腕時計オメガ編・シーマスター 600 プラネットオーシャン Ref.232.30.42.21.01.001
吉川晃司さんが愛用する腕時計・オメガ シーマスター アクアテラ クロノメーター マスター コーアクシャル Ref.231.10.39.21.02.002
藤原一裕(ライセンス) オメガ シーマスター600 プラネットオーシャン Ref.2201.50
関根勤さんが愛用する腕時計・オメガ シーマスター プロフェッショナル 300 コーアクシャル Ref.212.30.41.20.01.003
井上芳雄さんが愛用する腕時計・オメガ シーマスター アクアテラ クオーツ Ref.2517.50
佐藤隆太 オメガ シーマスター アクアテラ クロノメーター コーアクシャル Ref.231.13.39.21.06.001
田中哲司さんが愛用する腕時計・オメガ シーマスター 300 マスター コーアクシャル Ref.233.30.41.21.01.001
オメガ シーマスターを愛用する芸能人をもっと知りたい方はこちら>>
まとめ
オメガのシーマスターは、70年以上にわたる歴史を持つダイバーズウォッチの名作シリーズであ理、芸能人も多数愛用しているシリーズである。
初代モデルから防水性と耐久性を追求し、プロフェッショナルダイバーから映画のヒーローまで幅広く愛用されてきた。現代のシーマスターは、防水性能、耐磁性能、コーアクシャルムーブメントなど最新技術を融合させ、日常生活からプロの海洋活動まで対応可能である。デザイン性も高く、スポーツウォッチとしてだけでなくラグジュアリーウォッチとしての評価も高い。
シーマスターは単なる時計ではなく、技術革新と信頼性、歴史的価値を兼ね備えた「海のための時計」として、オメガの象徴的存在である。

