香取慎吾さんが愛用する腕時計
香取慎吾さんといえばもはや説明する必要がないほどの知名度を誇る日本が誇るアイドルであったが、今ではアーティストとして活躍されている。
後ほど紹介するがルイヴィトンのエスカル ワールドタイムのようなファンキーでカラフルな絵を描かれており、ポップな印象のある作品が特徴的な画家である。
歌手から画家に転身というのもなかなか珍しい経歴であるが、画家をする前は他に何か別なことをやっていたという人は割といるものである。
片岡鶴太郎さんがそうであるし、絵を描くことに興味がある人はちょいちょい散見される。
いろんな顔をお持ちの香取慎吾さんであるが、今日は香取さんが愛用する腕時計のいくつかを紹介しようと思う。
こちらで紹介する腕時計以外にもいくらか所有されていると思うが、今回は4本ほど有名ブランドの腕時計についてお話ししようと思う。
では見てみよう。
因みに同じスマップのメンバーだった木村拓哉さんの腕時計は以下の記事を参照ください。
ということでまずはオメガから。
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン ブラック・ブラック Ref.311.92.44.51.01.005
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン ブラック・ブラック Ref.311.92.44.51.01.005の一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
カルティエ タンク MC オートマティック Ref.W5330003
カルティエ カリブル ドゥ カルティエ Ref.W7100018
ルイヴィトン エスカル ワールドタイム Ref.Q5EK50
オメガ スピードマスター ムーンウォッチ ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン ブラック・ブラック Ref.311.92.44.51.01.005
このモデル。
オメガが2013年から製造しているスピードマスターの派生シリーズが『ダーク・サイド・オブ・ザ・ムーン』というシリーズなのだが、これがなんともかっこいいのである。
通常のスピードマスターとまた違ったスタイルのクロノグラフをモダンなデザインそして新しい素材技術などを使用して生み出しているのがダーク・サイド・オブ・ザ・ムーンというシリーズなのだが、香取さんがお持ちのモデルは2015年に発表された全身ブラックの一本。
月の裏側をイメージしシリーズ全体のテーマとしているわけだが、このモデルはまさにそれをうまく体現しているように思う。
ブラックセラミックケースとナイロンのNATOベルトで全体が構成され、文字盤内のデザインも全て黒で統一された全身がブラックアウトしたモデルであるのだが、この辺がオメガにしては攻めててなかなか面白いと同時に全部がブラックというのはものすごくそそられるデザインであると言える。
ウブロのクラシックフュージョンにこういった全身が黒で統一された視認性が最悪のモデルがあったが僕はあのモデルが好きだった。
今回紹介しているオメガの一本も非常に視認性や時間の認識性が低く、時計としては不合格であるが今の時代は時計に計時機能はあまり求められていない。
いや、求められているが、現代の時計どのメーカーも完成度が高く精度を追求することも大事だがその他の要素でユーザーの興味を惹かないといけない。
そういった意味でこういった攻めたモデルは最高の腕時計になりうるし、実際に香取慎吾さんが良いと認めた腕時計なのである。
良いものをたくさん知っている芸能人の香取慎吾さんも素晴らしいものをたくさん吟味してきたであろう人物だ。
そういった視点で見るとやはり芸能人が使用するものはある種の信頼があると言える。
ただ単に有名人が使っているからという理由ではなく、そこにはきちんとした裏付けのような信頼があり、それが良いものである可能性が高いという仮説を与えることができるのである。
というわけで、香取慎吾さんや愛用するオメガのスピマスについてご紹介した。
カルティエ タンク MC オートマティック Ref.W5330003
ケース幅およそ34ミリという小ぶりっぽい印象だが実は結構存在感のあるサイズのレクタングルウォッチ。
スクエアに近い形状と言えるかもしれないがやや縦長の一本でカルティエらしいクラシックでいい感じで大人っぽい腕時計と言える。
特に詳細をお話しするポイントがあるわけではないが、このモデルの特徴はカルティエらしさが100%滲み出ているという点に尽きると思う。
カルティエの腕時計といえば青い針とローマンインデックスとレールウェイトラック、そしてそれらを四角く包み込むというのが定石であるが、それがカルティエが持つ基本的な遺伝子であり、今モデルもその特徴に漏れない一本となっているが唯一メンズらしいと感じるのはローマンインデックスの存在感あるワイルドさではないだろうか。
気のせいかどうかはわからないが少々インデックスが大振りになっていて迫力のある一本に仕上がっているという点で、基本的なところはレディースとも同じだがメンズ専用のようなデザインになっているような気がするのである。
スモールセコンドやデイト機能も追加されている自動巻きモデルで、オーソドックスなモデルであるが故に価格帯もそこまで高くない。
ステンレスモデルで、普通におしゃれでクラシックなモデルなので度を超えて高額ではないが、カルティエなので当然安っぽくもない。
長い間ずっと使っていられるぶつけても割と平気なタイプの普段使いのお供的な一本と言えるのがこの手のカルティエだ。
因みにサントスのSSモデルもそういった部類に入るが、カルティエのデザインはどのモデルも基本的なベースが同じなのでそこにまた価値があると言え、カルティエのほぼ全てのモデルのアイコンとなっている点でも人気が安定し価値が底上げされる。
文字盤だけではどのモデルか判別できないデザインというのはある意味戦略的なのである。
カルティエ カリブル ドゥ カルティエ Ref.W7100018
メンズ専用のシリーズとして登場したカリブル。
デザイン的に男性用といったマッシブな印象を与える外観をしているが、どことなくパネライのルミノールのブレスレットモデルに似ている。
インパクトと存在感がある一本で先ほど紹介したタンク MCとは趣がだいぶ異なる。
しかし先ほども述べたように文字盤のデザインにはカルティエの哲学がしっかりと刻み込まれ、メンズ用として生まれたシリーズであってもお淑やかで繊細なデザインには仕上がっている。
カリブルの由来はムーブメントのことをキャリバーと呼ぶがそれのフランス語読みからきているそうだ。
1904MCと呼ばれる当時の完全自社製新型ムーブメントを搭載していることからそのように呼ばれているそうだが、カルティエは今でこそムーブメントを内製化しているが昔は他社製品も多数使用していた。
現在全てのモデルをマニュファクチュール化しているかは定かではないが、カルティエでも自社製のムーブメントを使用することが一般的になっている。
ゴールド素材でケース及びブレスレットが構成された一本で、金の相場とともに価格が上昇していくタイプの腕時計がこれ。
現在金相場が上昇傾向にあり、高値を更新し続けているが、ゴールド素材の何かを持っている人は買取価格なども上昇する傾向にあるのでつまりハッピーであるが、購入する側からすれば割高になっていくのでゴールドモデルの腕時計も注意が必要だ。
とはいえ、このモデル実際結構かっこいいし、インパクトがあるのにカルティエの高級感も備わっているという点で、言葉にするのが難しい独特の雰囲気を醸し出している。
アーティストの香取さんにお似合いの一本だろう。
ルイヴィトン エスカル ワールドタイム Ref.Q5EK50
エスカルのワールドタイムが搭載されたモデルもお持ちの香取慎吾さん。
非常にファンキーなデザインをしている一本で、ポップなデザインなどが好きな人には割とウケが良いのではないだろうか。
僕も個人的このモデルが結構好きで、今回紹介している腕時計の中では一番好きなのがこのエスカルのワールドタイム。
24時間表示の時計で、デイ&ナイトも搭載された少々使い方が難しそうなモデルであるが、慣れればこれほど世界中の時間を知るのに適したモデルは存在しないであろう一本。
この腕時計を着用していた当時からやはりアートに興味があったと見え、今回紹介している腕時計のポップさと彼のアート作品にはどこか共通点がある。
というわけで、僕もおすすめしたいルイヴィトンのポップなエスカル。
まとめ
まとめると、香取慎吾さんの腕時計にはあまり共通点が見受けられない。
どういった基準で腕時計を選ばれているのかがかなり謎であるが、あらゆるタイプの腕時計を気分で買うという感じなのかもしれない。
僕たちもそうであるが、気分や考え方が代わり数年で全く違ったファッションをすることは多々ある。
香取さんの場合はアーティストということもあって感情がうつろいやすい部分があるのかもしれないとは言える。
その辺りは完全に憶測であるのでなんとも言えないが、選ばれる腕時計は芸能人では他の誰も所有していないタイプのものなので感性はやはりどこか特殊なのかもしれない。
というわけで、香取慎吾さんの腕時計を紹介したわけだが、みなさんならどのモデルをチョイスされるだろうか。