- ロイヤルオークオフショアを愛用する芸能人
- 藤原竜也 ロイヤルオークオフショア クロノグラフ グレー/ブルー文字盤 Ref.26420IO.OO.A009CA.01
- 長嶋一茂 ロイヤルオークオフショア クロノグラフ Ref.26420RO.OO.A002CA.01
- 長嶋一茂 ロイヤルオークオフショア ダイバー Ref.15710ST.OO.A027CA.01
- 長嶋一茂 ロイヤルオークオフショア ダイバー ブティック限定500本 Ref.15711OI.OO.A006CA.01
- 三村マサカズ(さまぁ~ず) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ サファリ Ref.26170ST.OO.D091CR.01
- 三村マサカズ(さまぁ〜ず)、アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸) ロイヤルオークオフショア ダイバー フォージドカーボン Ref.15706AU.OO.A002CA.01
- 北山宏光(Kis-My-Ft2) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ ブルーダイヤル TI/ラバー Ref.26480TI.OO.A027CA.01
- 有田哲平(くりぃむしちゅー) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ Ref.26402CB.OO.A010CA.01
- 有田哲平(くりぃむしちゅー) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ Ref.25940OK.OO.D002CA.02
- 宮迫博之(雨上がり決死隊) ロイヤルオークオフショア ダイバー クロノグラフ Ref.26703ST.OO.A070.CA.01
- ヒカル、シルクロード(フィッシャーズ) ロイヤルオークオフショア トゥールビヨン・クロノグラフ オープンワーク Ref.26407CE.OO.A030CA.01
- たむらけんじ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ Ref.26400IO.OO.A004CA.01
- 黒田博樹(広島東洋カープ) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ スイス・ローヌ ブティックモデル Ref.26108ST.OO.D066CR.01
- ケンドーコバヤシ ロイヤルオークオフショア ダイバー Ref.15703ST.OO.A002CA.01
- まとめ
ロイヤルオークオフショアを愛用する芸能人
ロイヤルオークといえばイメージとしては世界ナンバーツーなイメージである。
パテックフィリップのノーチラスを筆頭に世界的なラグスポとして2番目に格式高い腕時計、つまりそれは世界ナンバーツーとしての存在と言えることができる。
前回ロイヤルオークを愛用する芸能人とその腕時計について紹介したばかりだが、今回はロイヤルオークから派生したダイバーズウォッチであるロイヤルオークオフショアを所有する芸能人を腕時計のモデルとともに紹介したいと思う。
そもそもオフショアとは何かというと、「沖」を意味する言葉であるのだが、つまりはダイバーズウォッチの部類に入る若干マッシブでゴツい感じにデザインがカスタマイズされた様相を呈したシリーズがロイヤルオークオフショアなのだ。
ロイヤルオークのラグジュアリー感とダイバーズウォッチのゴツい感じが合わさったと言いたいが、どちらかというとラグジュアリー感はあまりない。
ラグジュアリーというよりはむしろ高級なガジェットといった感じであり、ちょっとしたおもちゃのような印象さえも与えるタイプの腕時計がロイヤルオークオフショアなのではないだろうか。
ただそこには安っぽさという質的なマイナス要素はなく、タイプ的にいうとウブロやリシャールミルのような超高額なおもちゃといった感覚に近い。
その辺りが現代アートのような存在意義と似ているような気がするのだが如何だろう。
というわけで、今回は芸能人が愛用するロイヤルオークオフショアについて紹介していきたいと思う。
オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショア ダイバーの一覧はこちら
オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショア クロノグラフの一覧はこちら
オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショア トゥールビヨンの一覧はこちら
藤原竜也 ロイヤルオークオフショア クロノグラフ グレー/ブルー文字盤 Ref.26420IO.OO.A009CA.01
キンキンに冷えてやがるで有名な藤原竜也さんが愛用するロイヤルオークオフショアはこのモデル。
チタンケースにセラミックベゼルが合わさった43mmのケースサイズに14.4mmのケース厚という迫力あるデカウォッチであるが、やはりこの高価なおもちゃっぽいところが男心をくすぐるのである。
素材の感じも無機質でいい感じだし、青い差し色がまた腕時計をよりクールに機械的に見せているようにも思う。
ウブロのビッグバンのアイスバンではケースにチタンなどを使って冷たい感じを表現していることからそのようなネーミングがされたわけだが、今回のモデル同じような感じだ。
チタンケースとグレーのセラミックベゼルにメガタペストリーダイヤルと青い差し色、見るからにコールドであり冷たさが感じられるモデルであるが、まさにキンキンに冷えてやがるな一本だ。
長嶋一茂 ロイヤルオークオフショア クロノグラフ Ref.26420RO.OO.A002CA.01
良い、非常に良い。
どうせおもちゃっぽいならこれくらい豪快に派手に遊んだデザインの方が良いというもんだ。
ゴールドのケースにセラミックのベゼルとプッシャーが織りなす素材の組み合わせのコントラストというか豪快さが楽しめる一本で、43mmというサイズ感がそれをより誇張している感じがするがこれは確かに体が大きな長嶋一茂さんにはもってこいな一本だろう。
身長が180センチを優に超え、体つきもがっちりしている男性なら確かに僕らが考える通常サイズの腕時計は眼中にないかもしれない。
シルべスタスタローンが47mmのルミノールやサブマーシブルをしててもめちゃくちゃ小ぶりに見えるのと同じ感じだろうが長嶋さんの場合はそこまでではない。
43mmのサイズ感がちょうど良くフィットしている感じであるし、ゴールド素材がそのサイズ感を若干の大型化させるような錯覚を起こさせる。
これは個人的にもかなりありの一本であるが、ゴールドと黒のコンビネーションが非常に良い。
長嶋一茂 ロイヤルオークオフショア ダイバー Ref.15710ST.OO.A027CA.01
先程のモデルとは打って変わってよりアイシーな冷たい感じが印象的な一本であるが、黄色い差し色が何やら柔らかみを与える不思議な色使いのロイヤルオークオフショアである。
300メートル防水とステンレスケースが特徴的な本格派なダイバーズである。
ロイヤルオークオフショアはダイバーズウォッチでも100メートル防水であることが多く、それでもかなり十分なのであるが今回のモデルはケースサイズも42mmと1mmほど小さく強度をあげているのがその特徴というか本気度である。
ケース外10時位置にあるのはヘリウムガス排出バルブであり、内圧の上昇を防ぐために備えられたガス抜き装置である。
300メートル潜る人はあまりないが、それでも先程のゴールドモデルよりもこちらの方をダイビングする時には優先的に使用したいと思うだろう。
2017年に発表されたオーデマピゲブティック限定モデルの一つだ。
長嶋一茂 ロイヤルオークオフショア ダイバー ブティック限定500本 Ref.15711OI.OO.A006CA.01
なんと見事な色使いなんだろう。
思わずハッとさせられるカラーコンビネーションであるが、真っ先に思わせるのがルマンドである。
そう、ブルボンのお菓子。
ブルボンのお菓子はどこか古臭い昭和感というかレトロ感というか、味は良いのにデザインで売り上げが落ちている典型的なパターンであると思えるが、ルマンドだけはパッケージのダサさを凌駕する味の良さがあるということで一番よく食べていたブルボンのお菓子である。
ラベンダーとゴールドの色合いが素晴らしいコントラストというか調和を生み出しているが、この色で腕時計が構成されていたらそりゃ買うしかないでしょうとなりそうな一本である。
それで買っちゃったのが長嶋一茂さんであるが、本当にナイスな選択である。
見ようによってはラベンダーにもグレーにも見えるなんとも不思議な色合いだがこれは本当に素晴らしい。
とここまで長嶋一茂さんのロイヤルオークオフショアを立て続けに3本紹介したわけだが、彼はこのシリーズの大ファンであるということがこれでよくわかった。
今後どのようなオフショアを購入されるのか時計ファンとしては楽しみである。
三村マサカズ(さまぁ~ず) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ サファリ Ref.26170ST.OO.D091CR.01
あらゆる腕時計をお持ちの三村マサカズさんが愛用するロイヤルオークオフショアの一本はこれ。
ここまでファンキーだと逆に愛おしくなりそうな感じではあるが、どこか温もりを感じるのはブラウンのレザーが理由だろう。
全体的にすべてゴツい中でインデックスも太いアラビア数字を使用し、シャープさというよりは頑強さが感じられるところにブラウンレザーで〆、ときたらそれはもはやクマさんのような印象を与えるのである。
僕だけが抱く印象なのかもしれないが、ちょっとファンキーで温かみがあって、同じロイヤルオークオフショアでもこうも印象が変わるのかと驚かされるデザインに仕上がっているがこれはこれで面白いとは思う。
本気時計を他に持っていたらこういった腕時計でコーディネートするのもありだろう。
三村マサカズ(さまぁ〜ず)、アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸) ロイヤルオークオフショア ダイバー フォージドカーボン Ref.15706AU.OO.A002CA.01
さまぁ〜ずの三村さんとイニエスタ選手が愛用するロイヤルオークオフショアがこの一本。
フォージドカーボンと呼ばれるカーボン素材を使用しているのだが、この特徴あるマーブル柄のカーボン素材はカーボンファイバーを金型に入れる際にランダムに敷き詰めることで出来上がる規則性のない模様が出来上がるわけであり、この不規則なランダマイズされたパターンが一つ一つ腕時計に違った表情を与えるのである。
個体差が生まれるタイプの腕時計だが、このカーボン素材は元々ランボルギーニで使われていたのである。
車で使用する素材などは軽量化と強度が同時に求められるが、そこは腕時計も共通する部分であることがある。
大きくなりつつある腕時計を軽くしたり、例えばフライングトゥールビヨンなどは安定性を構築するため出来るだけ素材を軽くする必要があるが、その辺りではいくつか共有できるデータがあるのではないかと思う。
ブラックにマーブルで迷彩なカーボンに黄色い差し色というフェラーリの458を思わせるナイスなロイヤルオークオフショアである。
北山宏光(Kis-My-Ft2) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ ブルーダイヤル TI/ラバー Ref.26480TI.OO.A027CA.01
このモデルはキスマイの北山さんが愛用するモデルなのだが、グレーなケースを構成している素材はチタンである。
チタンの重みのあるシルバーとブルーがダイヤルやリューズやプッシャーに使用され、良い感じで重厚感を与えられたツートンなロイヤルオークオフショアだ。
それ以外の色があまり使用されていない分、本当にまとまりがあって素晴らしいと感じるが、これも高価なおもちゃという感じがして良い。
おもちゃというか何かの道具といった印象を受けたのだが、精密危機的な工具といった感じだろうか。
近未来的なツールといった印象があるのがその特徴であるが、寒色系でまとまっているのもそんな雰囲気を助長しているように感じる。
これも面白い一本だ。
有田哲平(くりぃむしちゅー) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ Ref.26402CB.OO.A010CA.01
有田哲平さんがお持ちの白いロイヤルオークオフショア。
サッカー日本代表がチームで所有していそうな腕時計であるが、白ベースにネイビーの差し色といった組み合わせが見事だ。
ケースが白く、ストラップも白が標準でセットされているため、全身が白でまとめられた一体感のある腕時計であるが、シャネルのJ12が全身白いセラミックで構成されているのを思い出させる。
時計というよりも太めのブレスレットといった感覚にもなりそうであるが、ロイヤルオークオフショアのベースデザインを生み出したジェラルドジェンタはまさにこういったタイプの腕時計をデザイン哲学としていた。
ステンレスでなかろうと、全体的なパッケージとしてのスタイルが同じであり、若干の厚みがあるところが彼の哲学とは相違しているところであるが、現代流に腕時計をデカ厚に解釈しているという点では、ジェラルドジェンタの現代版+αといった感じだろうか。
これはこれですごくかっこいいと思うし、おもちゃっぽさの中にも高級感を感じさせる。
有田哲平(くりぃむしちゅー) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ Ref.25940OK.OO.D002CA.02
くりぃむしちゅーの有田さんのもう一つのロイヤルオークオフショア。
ここまで詳細が綺麗に仕上げてあるともはやおもちゃっぽく見えなくなってくる。
インダイヤル、インデックス、針、ゴールドで縁取りされているが、この仕上げ方がすごく丁寧でありこの小さなアクセントがものすごく大きなインパクトを与えている。
神は細部に宿るというが、このモデルをみるとその意味がわかるのではないだろうか。
ロイヤルオークオフショアといえばもう決まった構図でしかないだろうに、よくもまあこんなにたくさんのバリエーションを用意してくるものだと感心させられる。
そしてどれもが全く違った雰囲気を出しているし、ごわついた腕時計であるのに高級感がすごい。
これは確かに欲しくなってしまう気持ちがよくわかる一本だ。
宮迫博之(雨上がり決死隊) ロイヤルオークオフショア ダイバー クロノグラフ Ref.26703ST.OO.A070.CA.01
良い。
このオレンジのインパクトといったら、すごく鮮やかでそれでいてチープな感じもない。
ファンキーでポップなオレンジがベースカラー、テーマカラーとなっている一本だが遊び心しかないところに高級ラインであることをドカンと感じさせてくれるのはなぜだろうか。
言うなればリッチなおじさんがアロハシャツを着て豪遊しているような、そんなイメージを沸かせるタイプの腕時計であり、わざと本道を外しているところにその余裕を感じさせてくれる、といったタイプの腕時計である。
白、黒、シルバー、といった色は確かにカッコいいし本気の色として使用するカラーであるが、今回のようなファンキーでポップでネオンで蛍光色なオレンジがテーマとなっていると、普通の腕時計に飽きた人こっち系の派手なスタイルでファッションを楽しんでるようにしか見えない感じがするのである。
背景に何か大きなバックボーンを感じさせる一本だ。
これは逆に女性受けするような気がする。
このモデルにはイエローやライムグリーンなどのバリエーションも用意されているのでそれも同様におすすめだ。
ヒカル、シルクロード(フィッシャーズ) ロイヤルオークオフショア トゥールビヨン・クロノグラフ オープンワーク Ref.26407CE.OO.A030CA.01
ヒカルさんやシルクロードさんが愛用するロイヤルオークオフショアはこの一本。
ディープだがビビッドな青が目立つなかなかいい味わいを出している深みのあるロイヤルオークオフショアであるが、文字盤がシースルーになっている。
ロイヤルオークにはシースルーダイヤルが割とたくさんるのだが、オフショアの方にもその文字盤が使用されている。
おそらくこの文字盤が透けてムーブメントが覗けるタイプの腕時計というのはかなり人気があるのだと思うが、このモデルにはトゥールビヨンが載せられているのがわかる。
6時位置に大きなブリッジとともに配置されているのがそれで、フライングトゥールビヨンに比べてかなりしっかりした補強がされているのはやはりこのモデルがオフショアだからだろう。
青い腕時計が好きな人が結構いるが、このモデルに見られる青の使い方もまた面白い。
鮮やかなストラップが全体を若々しい青い時計に見立てているが、綺麗な青い腕時計である。
トゥールビヨンも載せられていて、かなり高額のことだろう。
たむらけんじ ロイヤルオークオフショア クロノグラフ Ref.26400IO.OO.A004CA.01
たむらけんじさんが愛用するロイヤルオークオフショアは男っぽいタフな印象を与えるであろうモデル。
全体的にグレーでブラックな印象であり、その中に入っている差し色の赤がなんともいいアクセントになっているが、このモデルはレーシングを思わせるような色合いである。
アスファルトのグレーとタコメーターの針やレッドゾーンなどを想起させる赤がすごく特徴的であるし、腕にはめるとかなり大きくゴツいのが確認できる。
それゆえにデカウォッチが好きな人にはおすすめできる一本であるが、ロイヤルオークオフショアには本当にたくさんのバリエーションが用意されているので、あらゆるモデルが個人の好き嫌いによる好みがあるだろうと言える。
黒田博樹(広島東洋カープ) ロイヤルオークオフショア クロノグラフ スイス・ローヌ ブティックモデル Ref.26108ST.OO.D066CR.01
黒田元投手らしいロイヤルオークオフショアだ。
真っ赤にデザインされた文字盤とストラップ、そして寒色系のシルバーと白という、基本的な配色で言えば二色で統一されたツートンにまとめられた一本。
このモデルはなかなかに派手だが、これは当然カープの色を意識してのチョイスということだろう。
スイスのローヌブティック限定モデルであるが、おそらくはスイスの国旗の赤がテーマとなったカラーだが、このモデルは赤い腕時計が好きな人にとってはすごく欲しくなるモデルだろう。
ガンダムのシャアが好きなファンは多いが、僕もその一人であり、シャアのGショックが本気で欲しかった時期があるし今であれば喜んで着用する。
それくらい赤い腕時計にも魅力を感じるし、おもちゃっぽくて赤い腕時計ならば今モデルも負けていない。
そういう意味でもこの腕時計はそういった層にもおすすめである。
ケンドーコバヤシ ロイヤルオークオフショア ダイバー Ref.15703ST.OO.A002CA.01
ケンドーコバヤシさんのロイヤルオークオフショアはこのモデル。
ヘリウムガス排出バルブが搭載されていることから防水性の高いモデルであることが窺える。
実際このモデルは300メートルの防水性を備えており、42mmのケースサイズという大きいが若干小さくまとめられた本格派のダイバーズウォッチだ。
ステンレス素材のケースとブラックのダイヤルとストラップという、一見なんの変哲もないようなスタイルだがこれが良い。
普通にシンプルなオフショアダイバーという感じでサイズ感やロイヤルオークであること以外はあまり目立たない質素な色使いというのもありだろうと思う。
何よりこういったシンプルなモデルだと何も考えずに着用できる。
確かにデカ厚で目立つタイプの腕時計だが、ファッションに合わせるといったことは特に考えなくても良さそうである。
何度も言うがデカ厚なのでそれ自体で目立つのではあるが。
まとめ
というわけでまとめ。
要約すると、芸能人はロイヤルオークもそうだが、ロイヤルオークオフショアもたくさん持っているということである。
ロイヤルオークは基本的にリピーターが多い印象だったが、一人の芸能人がこのシリーズを何本も所有しているというのが把握出来る。
つまり人気の高い腕時計シリーズであり、おそらくシリーズ全体を通してとても満足のいくがロイヤルオークということなのだろうが、ご紹介したように長嶋一茂さんもロイヤルオークを何本もお持ちである。
三村マサカズさんもロイヤルオークオフショアを複数所有しておられ、やはりこのシリーズにはこのシリーズにしかない何かが腕時計に詰まっているのだろう。
ライバル時計のパテックフィリップのノーチラスやヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズにはない派生シリーズであるロイヤルオークオフショアだが、確実に通常モデルにはない価値を提供しているようである。
オフショアしか所有しない人がたくさん存在することを考えるとこのようなおもちゃっぽいが高級感でまとめられたシリーズの需要は高く、バリエーションの多さや芸能人が自分にあったそれぞれのモデルをチョイスしていることからも遊び心のある腕時計として高い人気を誇っているんだなと感じた次第だ。
確かに大きくて野暮ったい印象もなくはないが、パネライのルミノールなどもそういったタイプの腕時計であるしそこに高級感が加わるととても魅力的な腕時計に仕上がると言っても過言ではないだろう。
ロイヤルオークオフショアにはベースとなるロイヤルオークがあり、両方のファンもいれば片方のみが好きというユーザーもいる。
きちんと上手に棲み分けされたシリーズであり、ダイバーズタイプを派生として枝分かれさせたのがオフショアなのだが、その歴史は1992年から続いている。
30年以上の人気シリーズとして定着しているのがこのロイヤルオークオフショアなのである。