パネライ・ルミノール PAM01562、PAM01564・メタルブレスの44ミリ・白&黒文字盤でようやく登場

パネライ
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メタルブレスのルミノール 44mm

シルベスタースタローンはパネライのルミノールが大好きだ。

もう時計は要らんだろうといくらい時計を持ってるに違いないシルベスタースタローンが競売にかける腕時計を見せるという動画なのだが、相変わらずかっこいい。

そして渋い。

そして逞しい。

そんな逞しい彼が一番好きだと言えるパネライのルミノールはロッキーの時代から愛用しているシリーズなのである。

あの逞しい腕に逞しいルミノール、ある意味似合いすぎてて同化し、時計をしているのかしていないのか印象に残らないという前代未聞の自体が起こってしまう。

というのは僕の個人的な感想で、オーラがすごいから腕時計の存在が置いてけぼりになるのであろう。

ちなみに日本昔ばなしに『おいてけ堀』という怖いストーリーがあるので、時間がある方はぜひ一度観てみてほしい。

そういう感じで、今日は2023年の新作モデルとして発表されたルミノールの2本を紹介したいと思う。

なぜシルベスタースタローンの話をしたかというと、今回話すテーマとなる腕時計がとてつもない存在感を放っているからだ。

PAM01562 黒文字盤 44mm

PAM01564 白文字盤 44mm

この2本であるが、何がこれまでと違うのかというと、文字盤である。

標準装備では、2020年以降ブレスレットタイプのルミノールで白文字盤はもちろん、黒文字盤のものも存在しなかったのだ。

パネライ・ルミノールのメタルベルト(ステンレス)はありかなしか?ダサい?かっこいい?
ルミノールのメタルベルトはどう? ルミノールといえば、レザーストラップ、もしくは最近の流行でいえばラバーストラップが人気である。 腕時計というものはケースやサファイアクリスタルの風貌が保護する文字盤、いわゆる顔全体もそうだが、ブレスレットや...

こちらでもステンレスブレスタイプについて少々お話ししているが、要するに後付けするという選択肢しかほぼなかったということである。

黒文字盤PAM01562のベースモデルはレザーストラップが標準装備であった。

ブレスレットが標準装備されていたのは青文字盤のみであって、44ミリでありブレスレットタイプで白文字盤か黒文字盤かを選べるようになり、パネライファンに嬉しい悲鳴を与えたのである。

これまで44ミリのルミノールマリーナにレザーストラップモデルしかなかったと考えると、やはりブレスレットタイプだと存在感がありすぎると考えたのかもしれない。

逆に今、ここにきて44ミリのルミノールマリーナに青以外でブレスレットタイプを標準装備させるに至ったにはやはりそういった需要があったからであろう。

社会は今見せる時代に入っている。

これでもかと高級品や日常の目新しい、貴重な瞬間を世界中に発信する時代になっている。

それと同時にファッションに求めるハードルや需要も高くなっていると考えられる。

つまりパネライの存在感は現代の世の中が求めているものだと推測することができる。

先ほど紹介した前回の記事でも書いているのだが、存在感のあるデカ厚ウォッチを日本人の華奢な腕につけるというファッションは僕は基本的に大賛成。

周りが野暮ったくならないのであれば、例えばシュッとしたボトムスにトップス、そのほかのアイテムをできるだけシンプルにするならばパネライの44ミリのルミノールというものは強力な武器になってくれると思うのである。

ファッションでのコントラストでもいうべきなのか、メリハリがついたコーディネートだと言えよう。

もう一つ思うのが、少々ガタイが良い方が装着する場合だ。

この場合前者とは違った印象を与える。

体の大きな、例えば身長が185センチくらいあるような方で鍛えているような方、こういう人たちが44ミリのルミノールをしているとなると良い意味で威圧感があるのではないかと思う。

the男、といった感じで男性性が強い逞しい印象を与えるのではないかと思う。

まとめ

白文字盤でブレスタイプのルミノールが登場しているのは確かにちょっと嬉しい。

パネライの腕時計は特徴がどれも似てて、どれがどれか分からないという特徴を備えている。

実際時計好きじゃなかったらルミノールとラジオミールの違いも見比べないとわからないはずである。

かろうじてわかるのは今回のように文字盤が違っている場合であるが、ブレスタイプのルミノールはこれまでにあったんじゃないの?といった誤解もやはりある。

僕自身これまでと何がどう違うんだろうと思ったこともあるし、ブレスタイプのルミノールが2020年以降存在していなかったと知って、そうだっけ?となる始末である。

パネライは外観が似過ぎているためあらゆるモデルの時系列やスペックなどを事細かに記憶することはもはや学問として勉強するしかないくらいややこしい。

あらゆるメーカーでそうなのだがおそ松くんが100倍になったことを考えればことの複雑さが理解しやすいと思う。

さて、そんなわけで重要な価格帯だが、

1,280,400円(税込)

という感じで買えてしまう。

一括ポンがむずかし場合はローンでも買える時代であるので、数百万円する腕時計を割と簡単に買えてしまうのは嬉しい時代に入ったものである。

ベンツやBMWやアウディなど見かけることも多くなっているが、残価設定や金利が低いローンが使えることが理由で簡単に買えてしまうようになっているのである。

僕なら車より腕時計を選ぶであろう。

車は価値がずっと目減りするが、腕時計は価値が長い目で見れば今よりも高額になる可能性が高いからだ。

パネライはロレックスやパテックフィリップほどの短期中期投資ができるブランドではないが、長期的には価値が上がっていくと睨んでいる。

なんにせよ、そんなことは関係なく、44ミリのブレスルミノールの如く男らしくガツンとみかんなのである。

最後は気にしないでいただきたい、ではまた。

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