寺門ジモン(ダチョウ俱楽部)さんはどんな人?
寺門ジモンさんは、お笑いトリオ・ダチョウ俱楽部の一員として知られながら、日本屈指の「偏愛型人物」として独自の立ち位置を築いてきた人である。一般的な芸人像とは少し異なり、強烈なこだわりと探究心を武器に、自分だけの世界を深く掘り下げ続けている存在だ。
芸人としてのジモンさんは、前に出て大声で笑いを取るタイプではない。ダチョウ俱楽部の芸風においても、肥後克広さんのまとめ役や、上島竜兵さんのリアクション芸を横で支えるポジションに回ることが多かった。しかし、その控えめな立ち位置が、グループ全体のバランスを成立させていたのも事実である。必要以上に主張しないが、いなければ成立しない存在感を持っている。
一方で、ジモンさんの本領が発揮されるのは、好きなものを語る場面だ。焼肉、動物、映画、プロレスなど、興味を持った対象に対しては異常とも言えるほどの知識量と情熱を注ぐ。その語り口は一切の妥協がなく、流行や世間の評価に左右されない。「本当に良いものしか認めない」という姿勢が一貫しており、その熱量に圧倒される人も少なくない。
特に焼肉へのこだわりは有名で、単なるグルメ好きの域を超えている。肉の部位や焼き方、店の空気感に至るまで独自の基準を持ち、それを一切曲げない。そのため扱いづらい人物と思われることもあるが、裏を返せば、それだけ自分の価値観に正直であるということだ。
性格面では、非常に繊細で頑固な一面を持つ。納得できないことには決して迎合せず、空気を読むよりも信念を優先する。その姿勢が衝突を生むこともあるが、同時に「嘘がない人」として信頼される理由にもなっている。付き合うには覚悟がいるが、信頼関係が築ければ非常に誠実な人物だ。
また、ジモンさんは表現者としての美意識が強い。笑いにしても、趣味にしても、中途半端な扱いを嫌い、常に「本物」であることを求める。そのため、軽いノリや予定調和的な展開とは距離を置くことが多いが、その姿勢が結果的に唯一無二のキャラクターを生み出している。
総じて寺門ジモンさんは、集団の中で目立つタイプではないが、強烈な個性と信念を内に秘めた人物である。迎合せず、媚びず、自分の「好き」を突き詰め続ける姿勢は、芸人という枠を超え、一人の表現者として強い説得力を持っている。万人受けはしないが、深く刺さる人にはとことん刺さる、そんな稀有な存在だと言える。
ロレックス 初代 サブマリーナ グリーン デイト Ref.16610LV
ロレックス サブマリーナ デイト グリーン Ref.16610LV

ロレックス サブマリーナ デイト グリーン Ref.16610LVは、数あるサブマリーナの中でも特別な意味を持つ一本であり、実際に使い込むことで評価が大きく深まる時計である。いわゆる「グリーンサブ」の初代にあたるモデルだが、希少性や相場といった外側の要素を抜きにしても、純粋に道具として、そして腕に着ける存在として非常に完成度が高い。
まず見た目について語るなら、このモデル最大の特徴であるグリーンベゼルは、想像以上に落ち着いている。写真やイメージだけを見ると派手に感じられることが多いが、実物は光の当たり方によって表情が大きく変わる。直射日光の下では鮮やかさが前に出る一方、室内や曇天では深みのあるダークグリーンに沈み、主張は控えめになる。この変化が非常に心地よく、長く使っても飽きが来ない理由の一つだ。
ベースとなっているのはRef.16610、つまりアルミベゼル時代のサブマリーナである。ケースサイズは40mmで、現行モデルと比べるとややコンパクトに感じるが、このサイズ感が日常使いにはちょうどいい。厚みも抑えられており、袖口への収まりが良く、時計を着けていることを過剰に意識させない。無骨さと軽快さのバランスが非常に優れている。
実際に腕に着けたときの感覚は、とにかく「素直」だ。重すぎず、軽すぎず、ブレスレットの可動域も十分で、腕の動きに自然に追従する。オイスターブレスレットは堅牢だが、角が立つような違和感はなく、長時間着用しても疲れにくい。日常生活の中で、時計の存在を忘れられるというのは、実用時計として大きな長所だ。
文字盤はブラックで、あくまで王道のサブマリーナそのものだ。そこにグリーンベゼルが加わることで、個性が生まれているが、主役はあくまで時計全体のバランスにある。インデックスや針の視認性は非常に高く、時間確認に一切のストレスがない。ダイバーズウォッチとしての基本が、きちんと守られていることを改めて実感する。
アルミベゼルならではの経年変化も、このRef.16610LVの魅力だ。使い込むことで小傷が入り、色味がわずかに変化していく。その変化は劣化ではなく、持ち主と時間を共有した証として蓄積されていく。新品の完璧さとは異なる、少しずつ育っていく感覚があり、愛着が自然と深まっていく。
ムーブメントについても、必要以上に主張することはないが、安定感は抜群だ。日常使用で精度に不満を感じることはほとんどなく、扱いに神経質になる必要もない。数日着け続けても安心して任せられるという信頼感がある。これこそが、サブマリーナが長年支持されてきた理由だろう。
このモデルを使っていて強く感じるのは、「特別でありながら特別扱いしなくていい」という点だ。希少モデルであることは理解していても、実際には気負わずに使える。雨の日でも、旅行でも、ふとした外出でも、躊躇なく腕に取れる。その気軽さが、結果的に使用頻度を高め、時計との距離を縮めてくれる。
また、服装との相性も非常に幅広い。カジュアルはもちろん、ジャケットスタイルにも自然に馴染む。グリーンという色が入ることで、黒一色のサブマリーナよりも少し柔らかい印象になり、硬さが和らぐ。この微妙な差が、日常使いでは意外と大きい。
Ref.16610LVは、話題性や希少性だけで評価されがちだが、実際に使ってみると、その本質は極めて実直だ。奇をてらった部分はなく、基本に忠実でありながら、さりげなく個性を持っている。そのため、流行や年齢に左右されにくく、長く付き合える。
総じて、ロレックス サブマリーナ デイト グリーン Ref.16610LVは、使うことで信頼が積み重なっていく時計である。派手さを求める人には物足りないかもしれないが、日常の中で自然に寄り添い、静かに満足感を与えてくれる。その魅力は、腕に着け、時間を共にしてこそ理解できるものだ。特別なサブマリーナでありながら、あくまで道具として完成している、その点にこそ、このモデルの本当の価値があると感じている。
まとめ
ロレックス サブマリーナ デイト グリーン Ref.16610LVは、サブマリーナという完成されたシリーズの中で、特別な意味と独自の魅力を備えた一本である。いわゆる初代グリーンサブとして語られることが多いが、その価値は希少性や話題性だけで測れるものではなく、実際に使い続けることでこそ、その良さがじわじわと伝わってくる時計だ。
最大の特徴であるグリーンベゼルは、派手さを前面に押し出す色ではない。光の当たり方や周囲の環境によって表情が変わり、明るい場所では鮮やかに、落ち着いた場所では深みのある色合いに沈む。この変化が非常に心地よく、日々使っていても飽きが来ない。黒一色のサブマリーナにはない、ほんのわずかな遊び心が、この時計を特別な存在にしている。
ケースサイズは40mmで、現行モデルと比べるとやや控えめだが、その分だけ腕への収まりが良い。厚みも抑えられており、長時間着用しても負担になりにくい。無骨さと軽快さのバランスが取れていて、日常生活の中で自然に使える点は、実用時計として非常に重要だと感じる。
オイスターブレスレットの装着感も安定している。堅牢さを感じさせつつ、可動域が広く、腕の動きにしなやかに追従する。作業中でも移動中でも邪魔になることがなく、「気づいたらずっと着けている」という感覚に近い。これこそが、サブマリーナが長年支持されてきた理由だろう。
ブラックダイヤルと夜光インデックスの組み合わせは視認性が非常に高く、時間を確認する際に迷いが生じない。ダイバーズウォッチとしての基本が徹底されており、装飾よりも機能が優先されている。その実直さが、使うほどに信頼感へと変わっていく。
アルミベゼルならではの経年変化も、このモデルの楽しみの一つだ。細かな傷や色味の変化が、使ってきた時間の証として刻まれていく。新品の状態を維持することよりも、自分の生活とともに表情が変わっていく過程に価値を見出せる時計だと感じる。
Ref.16610LVは、特別なモデルでありながら、特別扱いを必要としない点が魅力だ。雨の日でも、旅行でも、気負わず腕に取れる。その気軽さが使用頻度を高め、結果として時計との距離を縮めてくれる。高価であっても、道具としての本質を失っていない。
服装との相性も幅広い。カジュアルな装いはもちろん、ジャケットスタイルにも違和感なく馴染む。グリーンベゼルが入ることで、全体の印象がわずかに柔らぎ、堅くなりすぎない点も日常使いでは大きな利点だ。
好きなものに対して一切の妥協をせず、本質だけを見極め続ける寺門ジモンさんの姿勢は、このRef.16610LVが持つ実直で芯のある魅力と、どこか重なる部分がある。
ロレックス サブマリーナ デイト グリーン Ref.16610LVは、語れば語るほど特別に見えるが、使えば使うほど当たり前の存在になっていく時計だ。その当たり前さの中に、確かな満足感と信頼が積み重なっていく。流行や評価に振り回されず、長く付き合える一本として、このモデルは非常に完成度が高いと感じている。
ロレックス 初代 サブマリーナ グリーン Ref.16610LV

