ロレックス デイトナ 126529LN 逆パンダダイヤル ホワイトゴールド・ルマン24の100周年アニバーサリー

デイトナ
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デイトナ・ルマン24とその価格

最近のスイス時計は家が買えると話題である。

誰も話題にしてないかもしれないが、僕の中では話題なのだ。

全僕が泣いた。

そんな価格帯になっている。

一昔前、といっても10年15年そこらであるが、一周りの年月で桁が変わってしまうほどのインフレを起こしている。

今回お話しする一本というのがロレックスのデイトナなのであるが、これがまたハイパーまでは行かないがスーパーくらいはインフレを起こしている。

ロレックス デイトナ ルマン 126529LN ホワイトゴールド

このモデルについてお話ししたいわけだが、最初に価格をいうと2024年時点で3000万円である。

本当に購入する人がいるのかなといいった値段であるが、これが現実なのであろう。

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プラチナデイトナの新型モデルについて紹介している記事だが、このモデルも2000万円の値がついている。

ついているとなると、ロレックスが定価で設定しているような誤解があるので言い換えると、この値段に釣り上がっているというべきであろう。

プラチナデイトナ 新型 126506の定価はおよそ1100万円。

上記のホワイトゴールドデイトナルマン 126529LNの定価はおよそ740万円。

まず第一に、現在の状況がどれだけ異常かお分かりいただけると思う。

プラチナモデルは2倍、ホワイトゴールドモデルは4倍、どうなってるのこの島はドーナツ、である。

第二に、価格の逆転現象が起こっている。

ホワイトゴールド 126529LN 定価740万円 -> 販売価格 3000万円
プラチナ 126506 定価1100万円 -> 販売価格 2000万円

といった具合で、人気がありすぎて定価の低い方が最終価格にして1000万円も高くなっているのである。

それだけ人気があるのだろう、ということだ。

なぜここまで人気があるのかというとある程度は理由を挙げられるのではないかと思う。

ロレックス デイトナ ホワイトゴールド ルマン24 100周年記念特別モデル Ref.126529LN

ロレックス デイトナ ホワイトゴールド ルマン24 100周年記念特別モデル Ref.126529LN
ロレックス デイトナ ホワイトゴールド ルマン24 100周年記念特別モデル Ref.126529LNの一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>

ロレックス デイトナ ホワイトゴールド Ref.126519LN

ロレックス デイトナ ホワイトゴールド Ref.126519LN
ロレックス デイトナ ホワイトゴールド Ref.126519LNの一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>

デイトナ・ルマン24はなぜこんなにも人気なのか?

特別モデル

まず第一にRef.126529LNが特別モデルであるからだ。

2023年にルマン24時間耐久レースの始まり100周年を記念したモデルであるからだ。

1923年5月26日に第一回を記録した。

それから100年、ロレックスは記念モデルとしてホワイトゴールドを使用した特別なデイトナ発表。

なんともかっこいい逆パンダダイヤルじゃああーりませんか。

2023年の新作モデルとしてロレックスはルマン24の100周年記念モデル発表したわけだが、それに因んでベゼルの100のところは赤く塗られている。

なかなかインパクトがあってナイスなアイディアだ。

そして9時位置にあるインダイヤルが24時間計になっている。

通常デイトナの積算計は12時間で、半日しかクロノグラフの時間を計算出来ない。

ルマン24に対する特別モデルとして、Cal.4132という新たなムーブメントをこしらえたのである。

116500LNなどの旧型デイトナにはCal.4130が搭載されていた。

新たに登場した126500LNやプラチナモデルの126506LNにはゴールドのローターを使用したCal.4131が搭載されている。

現行モデルのデイトナの12時間積算計を24時間に調整した新たなムーブメントCal.4132がこの1本には載せられているのである。

逆パンダがカッコいい

2つ目の理由がダイヤルが逆パンダになっている点であろうか。

実はクロノグラフの腕時計は、白文字盤に黒インダイヤル、黒文字盤に白インダイヤルという組み合わせが一番人気で、青やゴールドやグリーンなどを使用したものよりもモノクロツートンでシメると人気が格段に上向きに変わるのである。

例えば先先代のデイトナRef.116520は白文字盤よりも黒文字盤の方が人気であった。

ご覧の通り、黒文字盤はシルバーのインダイヤルリングで”ツートーン”系になっている。

一方で、白文字盤はインダイヤルリングの色がシルバーであり、同系色になっている分メリハリがないのである。

このモデルの後継機として現行とあまり見た目が変わっていないRef.116500LNが登場したのであるがこちらは白文字盤が圧倒的に人気度が高い。

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関連する内容なのでお時間があれば是非読んでいただきたい。

新ムーブメントの開発

先ほども述べたが24時間積算計をわざわざこのモデルのために開発している。

ロレックスの技術力であればそこまでの手間はかからないだろうが、コストはかかっているであろうから、定価には反映されているはずだ。

4. 投資対象にピッタリ

これが一番の理由であるだろう。

もはや何度も申し上げているので、今さら言う必要もないと思うが、ロレックスのデイトナは完全に投資対象となっている腕時計である。

100周年記念の腕時計で、逆パンダダイヤルで、定価の4倍になるほど手に入らないとなるともはやこれは完全に需要がパンクしている状態にあると言える。

このバブルがいつまで続くのかわからないが、3000万円支払える資金を持っている人でさえ、購入するのはちょっと怖いのではないだろうか。

数年後には買っとけば良かったという言葉が発せられるのかもしれないが。。

その半か丁か完全な判断ができないところがまた腕時計投資の面白いところでもある

ちなみにホワイトゴールドのモデルも裏蓋はシースルーになっていて、ゴールドのローターを眺めることができるようになっている。

まとめ

手短にまとめると、つまりこういうことだ。

カッコいいが高い。

以上。

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