オメガ・2024年新作コンステレーション・メテオライト(隕石)ダイヤルとジェラルドジェンタの融合

オメガ
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2024年新作モデル

あらゆるメーカーからあらゆる腕時計の新作が発表されて腕時計市場が沸いているわけだが、みなさんはどのメーカーのどの腕時計が気になったであろうか。

僕としてはやはりロレックスの新作に注目してはいたが、あらゆるメーカーの新作を見ることで各社の技術的な進歩やデザイン性の向上なども確認することができたという面でウォッチズ&ワンダーズの新作モデル発表は実に実のある出来事になった。

僕はスイスのジュネーブに足を運んで見に行ったわけではないのだが、現地の取材にいかれた方々やオンラインでの新作モデルの発表などで情報を知ることが出来、こうして各社の新作を見比べることが出来ている。

やはりどのブランドの新作も、昨年と比べるとやはり色々と進化しているのが見て取れる。

それは技術的に何か新しいものが生まれているということでは必ずしもないのであるが、全体像として前に進んでいる感覚は見て取れるのである。

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とこのように新作モデルをご紹介してきたのであるが、ウォッチズ&ワンダーズ以前に発表しているところはやはり少ないのと、発表していて数もやはり少なかったりする。

オメガの新作コンステレーション2024

しかし一つだけそうではないメーカーが存在する。

そう、オメガである。

オメガはあらゆるバリエーションを生み出し、あらゆるニーズに応えるために各シリーズで非常に多くの色違いや素材違い、サイズ違いを生み出している。

であるからして、価格帯的にもオメガは人気で、特に40代男性から厚い支持を受けている。

しかし僕の感覚からすれば今のオメガは女性ウケも悪くなく、女性ユーザーにもオメガ愛用者結構いるのではないかと思う。

現に僕の友人の一人はコンステレーションの愛用者である。

オーソドックスのステンレスタイプのモデルであるが、大事にしているのがよくわかる。

今回僕が2024年の新作オメガの中で特に紹介したいのがコンステレーションの41ミリのメンズタイプで、これがなんともかっこいいのだ、ということをお伝えした買ったのだ。

オメガのコンステレーションは、実はあのジェラルドジェンタ氏がデザインしている腕時計で、ラグがないのが特徴である、ということは何度もお話ししているので耳にタコであるかもしれないが、ご勘弁願いたい。

パテックフィリップのノーチラスやオーデマピゲのロイヤルオークなどはもはや手に入らない。

ジェラルドジェンタ氏のデザインがあまりにも良すぎるので各社ジェンタデザインの腕時計はかなり人気が高く、オメガのコンステレーションも若干いまひとつな部分がデザインに見受けられるわけであるが、その世界的な人気の影響を受けていると言える。

僕個人が思うには、オメガはゼニスの戦略でもあるデファイとクロノマスターのツートップ戦略をオメガでもやれば良いんじゃないか感じている。

スピードマスターとコンステレーションのツートップである。

クロノグラフやスポーツタイプを推すスピードマスターと、ラグジュアリースポーツをおすコンステレーションという組み合わせであるが、スピードマスターとクロノマスター、コンステレーションとデファイがちょうど同じカテゴリにすっぽり収まるのである。

であるとするとオメガのコンステレーションはジェラルドジェンタ氏のデザインであることから、有利な立場にあるのではないかと思えるのである。

個人的にはコンステレーションは若干のブラッシュアップが必要であると思うが、戦略的にはジャンクロードビバー氏が行っている手法が良いのだろうと思える。

いずれにせよ、言うは易しであり、責任もない僕が何かを発言するのはとても簡単なことであるのでただの一意見としてご理解いただけたらと思う次第だ。

さて、そんなわけで今回はオメガの新作コンステレーションを5モデルほどご紹介したいと思いう。

コンステレーション メテオライト 41mm ステンレススティール ロジウムグレー Ref.131.50.41.21.99.001

こういう感じであるが、まずは一本目。

いかがだろうか。

オメガはコンステレーションに隕石ダイヤルをセットしたモデルを5つほどウォッチズ&ワンダーズ前に発表している。

黒いセラミックベゼルをスポーツタイプではないシリーズにも採用していることに驚いたが、これはこれで悪くない。

後述するが僕のおすすめはチタンベゼルのモデルであるが、コンステレーションのようなドレス系ともラグジュアリー系とも言えるモデルにセラミックベゼルを使用しているところはナイスである。

色使いが絶妙であり、ベゼル横に伸びる2本のラインなんかはスポーツカーのボンネットからトランクまで延びるそれのようである。

結構かっこいい。

コンステレーション メテオライト 41mm ステンレススティール グリーン Ref.131.30.41.21.99.002

抹茶色と言えるような渋いグリーンをセラミックベゼルと隕石ダイヤルに採用しているところがまた渋い。

ロレックスなどが生み出すサブマリーナ派生のグリーン人気の影響からか、あらゆるメーカーが緑を腕時計に使用することに抵抗をなくしているようである。

オメガが生み出す緑は他にはない渋さが特徴的であり大きなアドバンテージであると言える。

各社グリーンを鮮やかな色で表現しているところが多い中での抹茶色とも煎茶とも言えるなんとも渋好みな色合いがたまらんぜよな一本である。

コンステレーション メテオライト 41mm ステンレススティール ブルー チタンベゼル Ref.131.30.41.21.99.003

そしてこれがチタンベゼルのコンステレーションであるが、ステンレスのボディと違って若干のくすみがあるのがその特徴である。

同じシルバーでも綺麗でくすみもないボディやブレスレットに比べ、濁ったような深みのあるシルバー色がベゼルとしての役割をすでに色のみで果たしているように感じる。

メルセデスベンツでいう、イリジウムシルバーとパラジウムシルバーのような感じだろうか。

ダイヤルのブルーメテオもまたなんとも言えないランダム性を表現していて、天然素材であるため一本一本見せる表情が違うというのもまた面白い存在である。

コンステレーション メテオライト 41mm ステンレススティール 18Kムーンシャイン™ゴールド Ref.131.50.41.21.99.001

コンステレーションの中でもやはりゴールドはピカイチでかっこいい。

デザイン的にはあまり大きな腕時計のように見えないが、41ミリとなるとそしてゴールド素材となるとインパクトはやはり強い。

ムーンシャインゴールドと呼ばれるオメガ独自の配合の18Kゴールドであるが、イエローゴールドの類であるにもかかわらず非常に穏やかな主張がいやらしさが少ないイエローゴールドにまとまっていると言える。

ケース素材のみでなくブレス素材もゴールドである場合は素材の違いが与える印象の違いは顕著である。

コンステレーション メテオライト 41mm ステンレススティール 18Kセドナ™ゴールド Ref.131.50.41.21.99.002

このモデルのゴールドもまた良い。

セドナゴールドと呼ばれるオメガ独自のピンクゴールドであるが、先程のムーンシャインゴールドと同様、オメガの金ということで定着するであろう。

個人的にはムーンシャインゴールドの方が好きであるが、どちらも非常に良い色でありジェラルドジェンタ氏の腕時計にとってもよく合う。

これがジェラルドジェンタ氏が追い求めたラグなし多角形ウォッチの真髄なのであろう。

まとめ

さて、5本のコンステレーションを見比べてみたわけであるが、個人的にはやはりゴールドタイプの、しかもブレスレットタイプの腕時計にはなかなか抗えない部分が強い。

確かにチタンベゼルとブルーダイヤルの組み合わせもかなりブラボーであるのだが、予算が許す限りゴールドのブレスレモデルを推してしまう。

それは単に豪華なデザインの腕時計が好きなだけなのかもしれないが、ケースからブレスレットのラインがやはりゴールドであるとより痺れる感覚がある。

完全に個人的な趣向であるのだが、とは言え予算的にはコンステレーションを選ぶのであればチタンモデルを選択するのが一番懸命であろうと思う。

というわけで、2024年の新作コンステレーションでした。

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