IWC 新作発表 2024!ポルトギーゼの美しさとエターナルカレンダーという超神秘・定価はいくら?

IWC
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IWC 2024年新作モデル

2024年、新作の腕時計がジャンジャンと発表されている。

ウォッチ&ワンダーズが開催され、あらゆるブランドがメーカーの本気を見せているように感じるが、IWCは今年も素晴らしく美しいポルトギーゼを10数作品ほど発表している。

基本的にドレスウォッチが主流という珍しい時計メーカーであるが、ラグジュアリースポーツ人気一色の世の中であるにも関わらず、ブレずにずっとドレスを根幹にブランドを発展させ続けるIWCの哲学が大好きだ。

元々最初の高級時計が実はIWCポルトギーゼだったこともあってか、IWCとポルトギーゼには強い思い入れがあるのである。

IWCの新作発表で拡充されたポルトギーゼの数々を見ても少しも変わらない美を追求する姿勢に心打たれるのである。

それでは早速どんなモデルが発表されたのか見てみよう。

IWC ポルトギーゼ オートマティック 42
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IWC ポルトギーゼ オートマティック 40
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IWC ポルトギーゼ クロノグラフ
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IWC ポルトギーゼ パーペチュアルカレンダー 44
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IWC ポルトギーゼ ハンドワインド トゥールビヨン
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IWC ポルトギーゼ エターナルカレンダー
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ポルトギーゼ オートマティック 42

ポルトギーゼ オートマティック 42 Ref.IW501701

定価 : ¥1,870,000

ポルトギーゼ オートマティック 42というモデルは既に存在していたが、既存モデルのケースの形状を若干変更することでより現代風に美しいパワーリザーブモデルを再構成した形となった。

元々IWCのポルトギーゼというシリーズは丸いケースと細く長く伸びたラグと、綺麗にケースとの繋がりを見せる曲線が特徴的で、文字盤に何もなくてもケースのみですぐに美しい存在だとわかるのがこのブランドの大きな特徴であるすごい部分である。

美しさを腕時計に求めるならば、IWCとA.ランゲ&ゾーネという選択になるが、パワーリザーブインジケーターがついていてもこのように美しくまとまりを見せるデザインはさすがIWCといったところ。

通常のこのようなインジケーター表示があればデザインを邪魔するものであるが、スモールセコンドを9時位置に配置することで左右の対称性を見せるようにしている。

デイト機能も6時位置にセットするなど、全体像というパッケージで潜在的に心地よさを感じる作品である。

ポルトギーゼ オートマティック 42 Ref.IW501702

定価 : ¥1,870,000

ゴールドのインデックス、針に変わってブルーが使用されたモデル。

ゴールドとホワイトの取り合わせも良いが、ブルーとホワイトという組み合わせも間違いのないコンビネーションであると言える。

同じくブルーのアリゲーターストラップを使用するとなおのこと美しい見た目の一本になるだろう。

文字盤の特徴とストラップの調和を取ることで腕時計というのはとても綺麗に変身するのである。

ポルトギーゼ オートマティック 42 Ref.IW501704

定価 : ¥2,035,000

ブレスレットタイプの1本であるが、これもなかなか良い。

シルバーの3連のようなブレスであるが、これはパテックフィリップのノーチラスのようなブレスコマをしており、ドレス系にもしっかりとあったスタイリングである。

ステンレスのシルバーと針やインデックスのホワイト/シルバーが同系色であるのでこれまたブルーのモデルと同じで調和の取れた良いデザインであると言える。

シルバーのパッケージにダークブルーのアクセントが効いたアクセサリーとしてのブレスレットのような豪華さがある。

これは大人の男性に向けたラグジュアリースポーツの雰囲気も若干備える良い腕時計だ。

スポーツウォッチ系が好きな人にもオススメできる異色の一本。

ポルトギーゼ オートマティック 42 Ref.IW501705

定価 : ¥1,870,000

シャンパンのような淡いコッパーのようななんとも言えない色をしたダイヤルであるが、ありそうでないタイプの色だ。

ゴールドのようでありながら銅色でもあるような、経年変化したような風合いも感じられる文字盤が使用されており、ヴィンテージやアンティーク感が好きな人にとってはオススメかもしれない。

おしゃれないい色だと思う。

ポルトギーゼ オートマティック 42 Ref.IW501707

定価 : ¥3,575,000

黒と金はやはり鉄板の組み合わせの一つ。

二色で喧嘩しない取り合わせなので、常に使用される色合いではあるが、それだけに安定的なかっこよさやゴージャスさを感じる。

アリゲーターレザーのストラップもくろであるためすごくしまった印象を与えるだろう一本。

IWCのレッドゴールドは赤みが強く、深い黒との組み合わせでインパクトが強い腕時計に仕上がっている気はする。

ピンクゴールドよりもレッドゴールドのような強さやパンチのあるゴールドが好きな人にはオススメである。

ポルトギーゼ オートマティック 42 Ref.IW501708

定価 : ¥3,740,000

最初見た時驚いたのこのモデル。

デイトナのアイスブルーを彷彿とさせる色だが、正式にはホライゾンブルーというのがIWCの中での公式的な呼び名だ。

実に見事で綺麗な色であるが、ポルトギーゼなどのドレスウォッチにもよく似合うことはロレックスの1908の新作モデルでも確認済み。

2024年はアイスブルーやホライゾンブルーなどの腕時計がちょっとしたブームになるかもしれない。

うむ、美しいさとクールさを備えた素敵すぎるポルトギーゼだが、ホワイトゴールド製なので他モデルよりだいぶ高額である。

ポルトギーゼ オートマティック 40

ポルトギーゼ オートマティック 40 Ref.IW358401

定価 : ¥2,596,000

何もない3針はやっぱり良い。

無駄なものを引き算した腕時計はデザインや素材そのものの良さを引き出せる最良の腕時計タイプといえる。

2針では秒のカウントができないので困るが、3針はバランス的にも最高のバランスを保てるためパーツ一つ一つに目が行きやすくなる。

IWCの真髄が確認できる腕時計がポルトギーゼの中でもオートマティック40であるが、黒と金の相性は文句なしで良い。

価格帯的にも目が飛び出るほど高いわけではないのでゴールド素材とはいえ財布にはまま優しい。

ポルトギーゼ オートマティック 40 Ref.IW358402

定価 : ¥2,750,000

出た、ホライゾンブルー。

シンプルな腕時計にこそ真価を発揮するこのカラー。

2針とスモールセコンド、バランスの良い文字盤には美しいダイヤルが非常によく栄える。

これこそ本当のバエであるが、見れば見るほど美しいと感じる作品である。

アイスブルーはずるい。

ポルトギーゼ クロノグラフ

ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371624

定価 : ¥1,177,000

ポルトギーゼといえばクロノグラフ。

何を隠そうポルトギーゼで一番好きなのがこの371がついたシリーズ。

ポルトギーゼの縦目のクロノグラフは群を抜いて美しい。

かっこよさもブレンドされているが、ラグジュアリーさが勝っている一本で、ラグジュアリースポーツならぬ、ラグジュアリークールネスなシリーズがポルトギーゼクロノグラフなのである。

アンティーク風のダイヤルでもすごくかっこいいではないか。

昔はETA改のムーブメントを搭載していたが、現代は完全に自社ムーブメント。

それによって高額になってしまったが、ETA改のポルトギーゼも日差-2、3秒くらいで精度は大分よかった。

ETAはかなり優秀で安定した良いクロノグラフムーブメント作ってるから実はETAムーブメント嫌いじゃない。

今モデルは自社製のやつ。

ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371625

定価 : ¥2,673,000

クリスタッカーだったか誰だったか忘れたが、ポルトギーゼクロノグラフのレッドゴールドx黒文字盤を愛用してて、本気で買おうかとしばらく悩んで高額のため断念したモデルの自社ムーブメントバージョンがこれ。

思い出すと切なくなるが、ため息も出るほど相変わらず美しいと感じる。

いやあ、この一本めちゃおすすめ。

ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371626

定価 : ¥2,816,000

アイスブルー、いやホライゾンブルーはずるい。

クロノグラフにもとてもよくマッチする。

冷たい表情を与えながらも、抗えない美を備えた一本に変身するといった感じだろうか、レザーストラップの色との相性もあってか、素晴らしく素晴らしい。

アイスブルーがここ数年来てるからこれもおすすめであるが、さっきから全てすすめているように思われるかもしれないがそうではない。

IWCは基本形が既に出来上がっているから全てのダイヤルがマッチするわけで、違いというよりかはそれぞれの個性が表現されている。

つまりはシリーズ全体をおすすめしている感覚に近いのではないかと思う。

良い。

ポルトギーゼ パーペチュアルカレンダー 44

ポルトギーゼ パーペチュアルカレンダー 44 Ref.IW503701

定価 : ¥6,600,000

ポルトギーゼの複雑機構といえばパーペチュアルカレンダーである。

同社のアイデンティティともなっている永久カレンダーの歴史はIWCに詳しい方なら既にクルトクラウスの存在を思い起こされることだろう。

天才的なIWCの時計職人でありもはや腕時計の科学者でもあったクラウスはETAムーブメントにモジュールとして付け足した部品点数の少ない永久カレンダー機構を作り上げた。

ベースとなるムーブメントに外部から機構を付け足すといったこれまでと全く違ったアプローチを取ることでIWCは永久カレンダーの鬼のような存在になっていく。

後述するがパーペチュアルよりも上のエターナルカレンダーなどの超複雑機構がIWCから生まれるのは当然のことなのである。

今モデル、耐磁性の向上が図られており、二つの香箱からなるパワーリザーブは168時間、つまり7日間の駆動を可能としている。

12時位置のダブルムーンもまたIWCの顔である。

ダブルムーンは北半球と南半球からの月の見え方をリアルタイムで標準している機構で、月の動きと永久カレンダーの関係性からも親和性の高い組み合わせとなっている。

ポルトギーゼ パーペチュアルカレンダー 44 Ref.IW503702

定価 : ¥6,600,000

レッドゴールドとブラックのモデルであるが、言わずもがな素晴らしい。

黒とゴールドはIWCではとても主張が強い気がするが、このモデルのサイズは44ミリとケースサイズもかなり大きめ。

その分存在感がすごい気がするが、デカウォッチを高級ラインでドレス系でといった需要は必ずあるのでそういった層に向けた一本になるだろう。

ポルトギーゼ パーペチュアルカレンダー 44 Ref.IW503703

定価 : ¥6,765,000

はい、最高。

ポルトギーゼ ハンドワインド トゥールビヨン デイ&ナイト

ポルトギーゼ ハンドワインド トゥールビヨン デイ&ナイト Ref.IW545901

定価 : ¥11,550,000

トゥールビヨンが載せられたポルトギーゼの新作も発表された。

普通のトゥールビヨンではなく、フライングトゥールビヨンと呼ばれる、通常よりもキャリッジがより良く視認できる特殊なトゥールビヨンで、固定するブリッジがない分安定性を確保することが難しいのがその特徴である。

その技術力を持っているのは限られたメーカーのみであり、その技術力によってトゥールビヨンの動きを眺めることができるのであるが、眺めることができるのはトゥールビヨンだけじゃない。

9時位置にあるデイ&ナイトと呼ばれる地球を模した物体が地球の昼と夜を表現する仕組みになっていて、エンターテイメント性が溢れた一本である。

ポルトギーゼ エターナルカレンダー

ポルトギーゼ エターナルカレンダー Ref.IW505701

価格 : 要問い合わせ

最後は最後にふさわしいコンプリケーションの中のコンプリケーションを搭載した一本。

エターナルカレンダーという、パーペチュアルじゃ表現できないような永遠性を表現した名前付けであるが、そのタイトルを聞いただけでも恐ろしくなるような映画のような思いにさせてくれる。

時計丈夫に搭載されたダブルムーンは4500万年に一日のずれしか現れない途轍もなく正確なプログラムが機械的に組み込まれているわけだが、デジタルではない世界で、そしてこのような小さな物体にどうやってそこまで正確な計時装置が作られたのだろうかが不思議でしょうがないほと宇宙な一本である。

まさに僕のブログタイトルのような腕時計であるが、400年歯車というものが西暦2400年までの閏年などの調整も機械的に行ってくれるというエターナルなカレンダーが搭載されている点も見過ごせない。

通常のカレンダーでは閏年は4年に一回ほど調整を加えるものであるが、実はそれでも地球の正確なズレは調整されない。

世紀の終わりは必ず00年であるが、閏年がその00年で終わるとしは1日追加し、しかし400で割れる年は例外である。

この数式を400年歯車とともに機械に組み込まれたモデルがこの一本で2400年までの閏年も調整する機能を持っているというのである。

価格はよう問い合わせと記載されているが、確実に数千万円はする一本である。

まとめ

ポルトギーゼのみの新作モデルをご紹介してきたが、いかがだっただろうか。

美しさに見惚れた人もいれば、高い技術力に驚いた方もおられるだろう。

IWCには長い歴史があり、その中で培われてきた永久カレンダーの技術は目を見張るものがある。

天才時計師や技術者たちがまるで宇宙の真実を体現するかのような複雑で繊細で神秘的な世界を腕時計として表現している。

複雑でなくと美に関してもそうだ。

ポルトギーゼの遺伝子である美しさを全身に宿したモデル全体として神秘性を感じさせてくれる。

全てが美しく、ドレスウォッチでIWCに敵うメーカーは皆無といっても過言ではないほどデザインが完成され尽くしている。

IWCの美しさからはまさに宇宙を感じる。

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