ロレックス 2024年ディスコンになったスポロレ・廃盤で価格上昇の予感

デイトナ
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ディスコンとは?

ロレックスの新作発表をずっと待っていたが終わるのはあっという間である。

それだけ待ち焦がれていた証拠であろうが、それだけ想いが交錯する数日となるわけであるから、その何日間は非常に濃い日常を過ごしているということになる。

ロレックスという存在がそれだけ人々の人生に介入しているということであり、中にはロレックスに人生を捧げる方達もいらっしゃる。

そして僕はそのような気持ちが痛いほど良くわかるのである。

ロレックスという存在あって心から良かったと思うし、実際腕時計を見ている自分を客観視すると、あ今脳から汁が出てる、と感じるのである。

そもそも腕時計という存在が尊く、どうしてこのようなものが生まれたのかと考えるとそれは時間という概念があるという意味では必然であったと言えるわけだが、それでも腕元に輝く三次元の芸術作品には常々感謝の気持ちが溢れるのである。

腕時計に関して少なからずそういった気持ちを持っている男性がままいるわけで、世界単位で考えると結構な数になる。

時計への想いの強さは各々がグラデーションになっているだろうが、ロレックスに関しては想いが濃い人が多いのもまた事実である。

ロレックスへの想いが強いとなると、ディスコン、いわゆる廃盤であるが、廃盤になるとまた一抹の悲しさを覚える人もまた存在するのである。

ディスコンとは『Discontinued』の短縮形であり、ディスコンティニュードは続かないという意味で廃盤を意味する。

ディスコンとなったモデルに自分の思い入れのあるモデルが入っていたりするとそりゃ悲しいものである。

もう手に入らないと感じるからであり、自身が持ってる持っていないに関わらず、新品がもう作られないとなるとそりゃ悲しくなっちゃうわけだ。

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2024年も新作モデルがじゃんじゃん発売されたわけであるが、当然その分廃盤となるモデルもたくさん出て来る。

たくさん生まれればたくさん廃盤になる。

そんなわけであるから、廃盤となるロレックスの一覧を見てみようと思う。

みんなで想いをシェアすれば悲しみも薄まるであろう。

ぐすん。

ロレックス デイトナ ホワイトゴールド ルマン24 100周年記念特別モデル Ref.126529LN

ロレックス デイトナ ホワイトゴールド ルマン24 100周年記念特別モデル Ref.126529LN
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ロレックス ヨットマスターⅡ Ref.116680

ロレックス ヨットマスターII Ref.116680
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ロレックス ヨットマスターⅡ Ref.116681

ロレックス ヨットマスターII エバーローズゴールド x SS Ref.116681
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ロレックス ヨットマスターⅡ Ref.116688

ロレックス ヨットマスターII イエローゴールド Ref.116688
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ロレックスのディスコンモデル一覧

デイトナ

デイトナ ル・マン100周年記念モデル Ref.126529LN

ロレックス デイトナ 126529LN 逆パンダダイヤル ホワイトゴールド・ルマン24の100周年アニバーサリー
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すでにこのモデルが廃盤になることを予感していた人がいくらかいるようである。

なにせルマンデイトナが登場した理由が1923年に始まったルマン24の100周年を記念するアニバーサリーモデルであり特別モデルであるからだ。

ロレックスのことをよく知っている人はロレックスがこういったコラボ作品を作ることが滅多にないことを知っている。

そして特別モデルである作品が特別であるためには1年でディスコンとならなければ意味がないのである。

確かにサブマリーナ50周年記念として2003年にはグリーンサブが初めてお目見えしたし、2013年にはデイトナ50周年記念としてアイスブルーダイヤルのデイトナが発表され、それぞれレギュラーモデルとしてラインナップされている。

新作すらもじゃんじゃん登場して、今やシリーズ内の人気モデルとしてオリジナルSSサイズの人気を超えそうな勢いである。

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しかしこれらのアニバーサリーモデルとルマンデイトナの違いは外部とのコラボかそうでないかの違いでもある。

これはロレックスにとっては非常に大きい。

ロレックスは上述したように基本的にコラボしない。

過去にはティファニーやカルティエやドミノピザなどともコラボしているがそれはロレックスの哲学が今ほど固定されていないまだ若干グラグラしていた時の話であり、自由度の高い組織であった時代であったからであるのだが、今はそうじゃない。

ロレックスは格式高いブランドと化し、究極の腕時計を求めているわけで、そういった経緯などからもおいそれと外部コラボをしないわけであるがルマン24とのコラボはまさにルマンに側にとっては非常に名誉ある事柄なのである。

ロレックスとしてはこのコラボデイトナを1年で辞めてしまいたい理由に、ルマンデイトナを軽いものにしたくないということが挙げられる。

2年3年とレギュラーモデルのように生産していると価値がやはり落ちてしまうのであるが、せっかくのコラボウォッチとして誕生させたものをそのような存在にはしたくないというのが人情というものである。

価値の担保という意味でも1年で廃盤にしてしまったのは正解だった言えるだろう。

ちなみに価格は現在3000万円を超えている。

廃盤がどのように作用するかは実物である。

ヨットマスターⅡ

ヨットマスターⅡ Ref.116680

ステンレスケースのヨットマスターIIのステンレスモデルが卒業ということになる。

このモデルは悲しむ人がたくさんいることだろう。

ステンレス素材のスポロレは人気が高く、シリーズ内で最も人気があるのがやはりステンレススチールタイプのモデルだからである。

そして人気の高さが左右される要因にもう一つ挙げられるのが青である。

腕時計に青が使用されているものは人気が集まりやすく、文字盤が青でステンレス素材のケース&ブレスレットでは人気度はかなり高い。

この一本は文字盤こそ青ではないが、SSでブルーベゼルという存在自体が珍しいので、廃盤になることで人気は上昇していくことだろう。

2025年に新作としてRef.126680の登場が予想されるが、これはまたの機会にお話しようと思う。

ヨットマスターⅡ Ref.116681

ヨットマスターIIの中でおすすめなのがこの一本。

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爽やかな腕時計のおすすめランキングに2位にランクインさせてもらった一本であるが、ステンレスとエバーローズゴールドの組み合わせがなんとも眩しくヨッティな作品である。

ヨッティとは僕が勝手に作った言葉で、ヨットに合う、海との親和性が高い、爽やかな風を受けて心地よい様、といった意味で使ってもらえたら幸いだ。

そんなヨットマスターIIの中で一番ヨッティなモデルがいなくなってしまうのは悲しい。

悲しいが、大人気のスポロレレギュラーモデルであるので、新作が期待されるモデルでもある。

ヨットマスターⅡ Ref.116688

イエローゴールドのヨットマスターIIもこの度ご卒業となる。

イエローゴールドと青の組み合わせがなかなかに良い取り合わせである作品だが、この44ミリの金塊のような一本がごっそりラインナップから姿を消すとなるぽっかり穴が空いてしまったような感じにならないだろうか。

2025年以降新作モデルとして復活することが予想されるカタログのレギュラーメンバーではあるのだが卒業となると一抹の悲しさをやはり感じずにはいられない。

ステンレスベースのモデルに比べるとやはり出ている数は少ないだろうが、インパクトが強い分、ファンも少数で熱量が強いと思われる。

価格に関しては、ゴールドの相場や円相場、そういったことを考えると新型の定価はちょっと高めの割合で増額されるような気がするが、その分進化して帰ってくるわけであるから、最新が最善というポルシェの公式か非公式かはわからないがキャッチフレーズとも共通するのがロレックスなのである。

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こちらでロレックスとポルシェの関係、共通点についてお話しているのでご参照あれ。

まとめ

さて、2024年に廃盤となったスポロレであるがスポーツタイプのロレックスが廃盤となるとやはりニュースである。

え、デイトナが?

え、ヨットマスターIIが?

などと割と大きなショックを受けるものであるが、デイトナは特別モデルであったから予想が幾分かされていたと思うしレギュラーモデルでない分存在も特別感があって一般には浸透していないイメージであったが、ヨットマスターIIの特にSSモデルの廃盤となるとなかなかにショックは大きい。

冒頭でお話ししたような廃盤で悲しさを感じる人がここにもいるようだ。

これがサブマリーナやらデイトナなどのSSモデルであったら世界の注目度はさらに大きくなることだろう。

今回スポロレに限定して廃盤モデルをご紹介させてもらったわけであるが、実はデイトジャストなどの廃盤モデルも多数存在する。

ドレス系の廃盤モデルはまた別の機会にお話しさせていただこうと思う。

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