- IWC ポルトギーゼを愛用する芸能人とそのモデル
- 中間淳太(WEST.) IWC ポルトギーゼ トゥールビヨン レトログラード クロノグラフ “ブティックエディション” Ref.IW394005
- 小泉孝太郎 IWC ポルトギーゼ オートマティック 40 Ref.IW358304
- 安藤政信、井浦新、工藤阿須加、椎名桔平 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371604
- 目黒蓮(Snow Man) IWC ポルトギーゼ オートマティック 7DAYS Ref.IW500704
- 目黒蓮(Snow Man) IWC ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371617
- 鈴木亮平 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ ホワイト×ブルー Ref.IW371620
- パク・ヘス IWC ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371610
- 渡部篤郎、鈴木亮平、田中圭 IWC ポルトギーゼ 7デイズ パワーリザーブ Ref.IW500701
- 江口洋介 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ 150イヤーズ Ref.IW371601
- 吉田鋼太郎 IWC ポルトギーゼ ヨットクラブ Ref.IW390502
- 竹財輝之助、堺雅人、石黒賢 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック Ref.IW371404
- 鈴木亮平 IWC ポルトギーゼ オートマティック Ref.IW500712
- 木梨憲武(とんねるず) IWC ポルトギーゼ オートマティック 7デイズ Ref.IW500101
- 勝地涼 IWC ポルトギーゼ オートマティック 7デイズ Ref.IW500107
- 高橋克典 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ 18Kレッドゴールドモデル Ref.IW371480
- 谷原章介、中川大志 IWC ポルトギーゼ アニュアルカレンダー Ref.IW503502
- 向井理、大野(嵐)、平野紫耀(King & Prince)、鈴木亮平 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック Ref.IW371447
- 反町隆史、大森南朋、堂本剛(KinKi Kids)、松嶋菜々子、谷原章介、小泉孝太郎 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック Ref.IW371445
- 国分太一(TOKIO) IWC ポルトギーゼ クロノオートマチック Ref.IW371401
- まとめ
IWC ポルトギーゼを愛用する芸能人とそのモデル
IWCというと一番の売りはその美しさにある。
個人的にもポルトギーゼを所有していたことがあるが、やはりその美しさゆえに購入を決意したのであった。
最初はオメガのデヴィルが良いかなとか、あれこれ思案していたのだが、たまたま時計のネットサーフィンをして見つけたのがポルトギーゼで、のちに紹介するがIW371404という逆パンダダイヤルのモデルに一目惚れすぐに購入を決めたのである。
今では中古モデルしか存在せず、当時僕が購入した時ももうすでに新品は存在していなかった。
2004年ごろに生産が終了したといった話を聞いたことがあるが、そのくらいにやはり現役を終了しているのだろう。
ETA改のムーブメントを載せていたのだが、精度は抜群によく、日差を計測した際にはマイナス2秒くらいの誤差しかなかったように思う。
放っておくと若干先に進むので月に一度くらいは時間調整していたが遅れるわけでもなかったし、このくらいの差分であればかなり優秀だろう。
美しいのに精度が高い、そして価格帯も絶妙に高すぎず安すぎないという全てが当時の僕にはバランスが良かったのである。
そんなわけで今回は芸能人が愛用するポルトギーゼを紹介するわけだが、個人的な思い入れもあり、やはりポルトギーゼは良いなとしみじみする。
あまりじっくり見ていると感傷的になってしまうので早速芸能人が所有するモデルを紹介しよう。
中間淳太(WEST.) IWC ポルトギーゼ トゥールビヨン レトログラード クロノグラフ “ブティックエディション” シリーズ
小泉孝太郎 IWC ポルトギーゼ オートマティック 40 シリーズ
木梨憲武(とんねるず)、勝地涼、渡部篤郎、鈴木亮平、田中圭、目黒蓮(Snow Man) IWC ポルトギーゼ オートマティック 7デイズ シリーズ
安藤政信、井浦新、工藤阿須加、椎名桔平、目黒蓮(Snow Man)、鈴木亮平、パク・ヘス、江口洋介、竹財輝之助、堺雅人、石黒賢、高橋克典、向井理、大野(嵐)、平野紫耀(King & Prince)、鈴木亮平、反町隆史、大森南朋、堂本剛(KinKi Kids)、松嶋菜々子、谷原章介、小泉孝太郎、国分太一(TOKIO) IWC ポルトギーゼ クロノグラフ シリーズ
吉田鋼太郎 IWC ポルトギーゼ ヨットクラブ シリーズ
谷原章介、中川大志 IWC ポルトギーゼ アニュアルカレンダー シリーズ
中間淳太(WEST.) IWC ポルトギーゼ トゥールビヨン レトログラード クロノグラフ “ブティックエディション” Ref.IW394005
WEST.中間さんが愛用するモデルはこれ。
初っ端からすごいモデルが登場だが、やはり美しい。
このモデルの最大の特徴はやはりトゥールビヨンだろう。
6時位置に搭載されたトゥールビヨンが腕時計全体を途轍もない存在に仕立てているがトゥールビヨンの存在を知っている人にとってはやはり一番先に目がいく部分だろう。
IWCでトゥールビヨンを見かけることも少なく、ポルトギーゼのみで言えばかなり種類が限られる。
このモデルも希少性の高いモデルと言える。
さて、その他の機構について説明すると、クロノグラフの積算計が時計の針のような形で表示される機能が12時位置に搭載されているが、これは12時間分の積算計である。
8時9時10時に位置するのはレトログラードタイプのデイトで、これはかなり珍しい表示方式のデイトだ。
デイトといえばひめくりカレンダーのような表示かポインターデイトのような形が一般的だが、レトログラードタイプにしているのはほとんど見かけない。
全くないとは思えないが、ほぼ見かけない珍しいスタイルである。
ゴールドのケースでまとめられ、ブルーダイヤルなどがとても高貴な印象を与える一本で、非常にラグジュアリーで一生ものとしても申し分ないだろう。
素晴らしいポルトギーゼだ。
小泉孝太郎 IWC ポルトギーゼ オートマティック 40 Ref.IW358304
小泉孝太郎さんが愛用するモデルはこれ。
自社製ムーブメントを搭載してポルトギーゼの自動巻きモデルで、マニュファクチュール化したモデルである。
冒頭でも述べたように、ポルトギーゼはETA改のムーブメントを載せることが一般的で、こういった自社製の自動巻きムーブメントを載せたポルトギーゼを製造し始めたのはここ数年のことであり、それに伴い裏蓋をシースルーにすることで中のムーブメントを見せる形になっている。
IWCのムーブメントも美しい構造をしており、ムーブメントに関しては特に永久カレンダーなどに関しては定評のあるブランドなので技術力としてはピカイチだろう。
こちらの記事でも紹介しているのだが、IWCのエターナルカレンダーなどは相当の技術が必要で、ほとんどのメーカーは作ることができない。
美しい腕時計を作るだけではなく、ムーブメント屋さんとしても高い技術を持つIWCが載せた自社製ムーブメントが覗けるポルトギーゼはファンとしてはやはりかなり大きなポイントとなるだろう。
言うまでもなく表面のデザインは素晴らしく美しい。
安藤政信、井浦新、工藤阿須加、椎名桔平 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371604
安定的に美しく綺麗な一本だ。
白系とゴールド系が合わさった、ピュアな印象を与えるモデルで、ホワイトダイヤルのゴールドのアップライドインデックスが非常によくマッチしている。
インデックスに合わせた針も調和が取れており、唯一クロノグラフの青い針が差し色としてブレンドされているのだが、違う系統の色とはいえデザインのバランスを崩しているわけでもなく、全体がとても綺麗にまとまっている。
このモデルも自社製ムーブメントを搭載しているモデルで、価格帯もETA改よりも高額であるが、美しいクロノグラフといえばポルトギーゼの他にはあまり名前を挙げられないだろう。
デザインのシンプルさと美しさ、そして上品さ、どれをとっても高い位置にあり、TPOを選ばず使用できるタイプのシリーズガポルトギーゼで、その最たるモデルの一つが今回紹介しているモデルと言える。
うむ、このカラーリングもすごく素敵だ。
目黒蓮(Snow Man) IWC ポルトギーゼ オートマティック 7DAYS Ref.IW500704
目黒蓮さんがお持ちのモデルはこれ。
ポルトギーゼのパワーリザーブモデルの一本だ。
横並びのインダイヤルの左側に配置されているのはスモールセコンド、右側にあるのがモデル名にもなっている7デイズのパワーリザーブである。
7日間も稼働し続けるほどの能力があり時間にすると168時間であるが、一般的に72時間くらい稼働すれば長いという印象だがそれよりもさらに100時間も長く稼働し続けるというエコでパワフルな特徴を備えている。
6時位置にデイトが搭載されており、普通に利便性も高い一本であるが、パワーリザーブがここまで長いと便利なのが複数の時計を所有している場合である。
ワインディングマシンに入れておかなくてもそのまま平置きで放っておける点で長いリザーブモデルは便利なのだ。
美しい外見に少しかっこよさがブレンドされたデザインという印象だ。
目黒蓮(Snow Man) IWC ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371617
目黒蓮さんがお持ちのもう一本のポルトギーゼはこのモデル。
なんとも珍しいブレスレットタイプのポルトギーゼで、種類としてはかなり少ないタイプだ。
IWCは基本的にはレザーかラバーストラップがほとんどであり、ケースと同素材のブレスットを装備したモデルはそこまで多くない。
というかほとんど存在せず、今回紹介しているモデルを初めて見たという人もいらっしゃるのではないだろうか。
ただデザインとしてはベースがやはり美しく、SSブレスを搭載している点からもラグジュアリースポーツのような要素も少し含んでいるように見えなくもない。
クロノグラフの針が青いのが「ポルトギーゼ クロノグラフ」なのだが、今モデルは時針や分針も青いので全ての針が青く白系のダイヤルと同色系のケースやブレスと合わせると全体的に二色で構成された腕時計のように見え、これがすごくかっこいいのである。
ドレス系の腕時計でありながらもラグジュアリースポーツの印象もありこれはなかなかスポーツタイプが好きな人にもおすすめできる一本と言えるだろう。
これはありありのありだ。
鈴木亮平 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ ホワイト×ブルー Ref.IW371620
このモデルも良い。
というか、全てのモデルで良いしか言ってない気がするがポルトギーゼは基本的なデザインが素晴らしいので良くならないわけがないのである。
違うのは個別の色使いやちょっとした構成くらいで、基本的に全てが美しく、今回紹介しているモデルもパンダダイヤルを青で表現している点ですごく「良い」のだ。
ホワイトダイヤルにブルーのインダイヤルというあまり見かけない色使いをしており、針やストラップに青系をあしらい他は全て白系に抑えている。
このモデルも全体像が白と青という二色のシンプルな配色にとどめてあり、まとまりがすごく良いのだ。
目黒蓮さんのSSブレスと同じ二色系のモデルでありながら、それとは全く間違った雰囲気を醸し出しているところにIWCのセンスの良さを感じる。
このモデルも人目を引く一本になろうこと請け合いだ。
パク・ヘス IWC ポルトギーゼ クロノグラフ Ref.IW371610
冒頭でお話しした逆パンダダイヤルのIW371404を手に入れた後、次に欲しくなったのがこのモデルだ。
当時僕が欲しかったのは厳密に言えばこのモデルではなく、同じ外観や色使いをしてはいるがムーブメントが自社製じゃない一本で、ゴールドとブラックダイヤルの組み合わせのポルトギーゼに心底惚れ惚れしていた。
どの映画だったかは覚えていないが、ある外国の俳優が着用していたのを見てやはりポルトギーゼに見惚れてしまったのだが、この腕時計には人を惹きつける魔力のようなものを持っていると言える。
レッドゴールド素材とブラックダイヤルが合わさったポルトギーゼクロノグラフを一生時計として買おうか本当に悩んでいた。
このモデルはパクヘスさんがお持ちで、本当に非常に良い趣味をしていらっしゃる。
渡部篤郎、鈴木亮平、田中圭 IWC ポルトギーゼ 7デイズ パワーリザーブ Ref.IW500701
このモデルは目黒蓮さんがお持ちのモデルの素材違いの一本だ。
ケースがゴールド素材になっており、より豪華な一品であるがどちらもそれぞれに良い品である。
個人的にもポルトギーゼはステンレスとゴールドの両方が欲しいので双方に良さがあるのがわかるし、ポルトギーゼを選ぶならどれも高い次元で素晴らしい存在なのであとは好みの問題だろうということだ。
ゴールドケースの7デイズモデル、これもとてもお勧めで横目のインダイヤルも良いんじゃないかと思わせてくれる、そんな逸品だ。
このモデルは渡部篤郎さん、鈴木亮平さん、田中圭さんがお持ちで、芸能人からも熱い支持を受けているモデルである。
江口洋介 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ 150イヤーズ Ref.IW371601
うーむ、ちょっとダークなブルーが非常にそそられるポルトギーゼである。
ラグジュアリースポーツとブルーダイヤルの組み合わせは最高に人気のある組み合わせだが、ドレス系にブルーダイヤルが非常によくマッチする。
1868年創業のIWCだが、150周年記念に作られたモデルがこの一本で、特別モデルのカラーリングで発表されたのが江口さんがお持ちのポルトギーゼなのだが、江口さんが着用しているとぱっと見プラチナ素材なのかと思えてくる。
それかホワイトゴールド。
非常に落ち着いたタイプのスタイルに抑えられており、特別モデルだからという派手さをあえて見せないデザイニングが慎ましくIWCらしい大人っぽさを表現しているように感じる。
IWCは星の王子さまとコラボしたモデルを多数発表しており、今回のモデルもどことなく夜空を思わせる色合いをしているのだが、きっとそういった意味も若干に含ませているように思えるのだがいかがだろうか。
吉田鋼太郎 IWC ポルトギーゼ ヨットクラブ Ref.IW390502
吉田鋼太郎さんがお持ちのモデルはヨットクラブと呼ばれるポルトギーゼ。
ヨットの計測などを使用目的として想定したモデルであると予想されるわけだが、このモデルに搭載されているクロノグラフはフライバック機能が付いていて、瞬時に12時位置に針が戻って計測を再開するという、例えばトラックなどを2周3周と走る場合に使用することが出来る。
デザインも爽やかで差し色に赤が入っているわけだが、これがなかなかレーシングを思わせる色合いになっていて上品さとスポーツ性を同時に兼ね備えたいわゆるラグジュアリースポーツの新しい形とも表現できるのかもしれない。
モダンなスタイルでありながら、どこか古典的な部分も匂わせる素敵なクロノグラフにまとめられている。
竹財輝之助、堺雅人、石黒賢 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック Ref.IW371404
お待ちかね、と言いたいところだが、思い入れがあるのは僕だけだろう。
冒頭でもお話ししたように、僕が一番好きなポルトギーゼがこのモデル。
ブラックダイヤルに白いインダイヤルというパンダの色を反転させたような「逆パンダ」と呼ばれる一本がこれ。
芸能人にも複数愛用者がいて、個人的な好みを理解してもらっているようで嬉しい気分だ。
クロノグラフでは縦目が好きなのだが、あまり見かけないの上にデザインが上品なところにやられてしまったわけで、着用しててもすこぶる評判が良かったのを覚えている。
オンラインなどでも購入できるが常にあまり数がないのが人気がある証拠だろう。
値段もじわじわと上昇し続けており、いずれ100万円を超える存在になると思っている。
コレクションに加えたい人はぜひこのモデルをおすすめしたい。
鈴木亮平 IWC ポルトギーゼ オートマティック Ref.IW500712
針もインデックスも銀色で、全体的に全て白系でまとめられた一本だ。
このモデルは上記でも二つほど紹介しているが色違いの一本だとお気づきだろう。
その通り、目黒蓮さんがお持ちのモデルのインデックスと針の色が違うのが特徴で、どのカラーコンビネーションも素敵でケースがステンレスだろうとゴールドだろうと気にならないくらい素晴らしいシリーズの一つだ。
特筆することはないが、7デイズはやはり利便性が高いと言える。
将来的には技術が発展して7デイズのような長いパワーリザーブは当たり前になるのかもしれないが、それでも美しさが根幹として残るのがポルトギーゼであり、この美は誰にも奪えない高い価値がある。
ラグジュアリースポーツ人気がすごい昨今であるが、それに対抗してここまで多くのドレスウォッチユーザーが一点に集中するということはそれだけポルトギーゼの破壊力がすごいということである。
ポルトギーゼがますます欲しくなってくる。
木梨憲武(とんねるず) IWC ポルトギーゼ オートマティック 7デイズ Ref.IW500101
とんねるずの木梨憲武さんが愛用するポルトギーゼも7デイズの一本だ。
このモデルはケースも針もインデックスも金で、今回紹介しているその他の7デイズモデルと同じシリーズなのだが、一番豪華に見えるタイプである。
レザーストラップもブラウンになっており、よりラグジュアリーでどことなくコース料理の〆のような、ちょっとした中ボス感を思わせる。
大きいフェイスと金無垢素材のケース、横目のインダイヤルとブラウンレザーストラップ、見るからにポルトギーゼの役員的な印象だが、上品な感じがさすがポルトギーゼといったところだろう。
このモデルもすごくおすすめだが、18Kゴールドを使用しているので少々高額になるだろう。
勝地涼 IWC ポルトギーゼ オートマティック 7デイズ Ref.IW500107
勝地さんがお持ちのモデルも7デイズ。
ステンレスケースにブルーの針、ブルーのインデックスが合わせられた、クールな一本だ。
ここまであらゆるバリエーションの7デイズのポルトギーゼを紹介してきたが、その中でも青系の腕時計が好きな人にはこのモデルが一番良いかもしれない。
当然と言えば当然なのだが、青が使用されていると一言に言ってもどのように青を使用するかで青がどう生きるかが変わってくる。
このタイプのモデルは青を差し色として使用し、同じく青系のレザーストラップで締めた感じなのだが、こういう青の使い方も上品で良いなと感じたわけだ。
深海を思わせる落ち着いたブルーはやはりどこか海を思わせて見ていて感情が落ち着いてくるようである。
高橋克典 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ 18Kレッドゴールドモデル Ref.IW371480
3714系は良い。
僕はポルトギーゼのファンだが3714系が一番好きだ。
この系統は昔のモデルで、ムーブメントがETA改のクロノグラフが載せられているのが特徴なのだが、確かに自社製でない分価値は低いのかもしれないがポルトギーゼといえばやはりこの世代のモデルがオリジナルということでやはり好き。
パネライが近年自社製ムーブメントを載せるようになり、あらゆるモデルが内製化されて開発の技術力も自由度も高くなる一方で、今のパネライは当然のように過去のパネライではない。
大部分でそれは良い方向へと変化をとげ進化していると言えるのであるが、パネライが搭載していた他社メーカーのムーブメントはもう使用されることはなく、過去に作られたルミノールなどの方によりオリジナリティを感じる人も多いと言える。
どこか一抹の寂しさを感じるといった感情ではないだろうか。
ポルトギーゼもそれと同じで、僕個人的には新しく自社製化されたものよりも、IW3714がリファレンスの頭に付いている方が断然好きなのである。
価格帯も安いしおすすめだ。
ただ購入価格が安いということは販売価格も上がりにくいということで、価値という面では比較するとやはり劣るのかもしれない。
とはいえ僕はもう一度ポルトギーゼを購入するなら3714系を買うだろう。
谷原章介、中川大志 IWC ポルトギーゼ アニュアルカレンダー Ref.IW503502
このモデルは年次カレンダーと7デイズが搭載されたモデル。
年次カレンダーや永久カレンダーなどの一度止まらせてしまったら日付変更調整がめんどくさくなるタイプの機能が搭載されたモデルと長いパワーリザーブは相性がすごく良いと言える。
なぜなら永久カレンダーも年次カレンダーも出来るだけ動きを止めたくはないタイプの腕時計だからだ。
確かに一度止まってしまえば7デイズであろうとなかろうと関係はないかもしれないが、やはり日付変更禁止の時間帯などもあり機構がより複雑な分あまり調整作業自体したくはない。
そういった意味でも長いパワーリザーブは心理的な安心感もあってその他のメーカーもパーペチュアルカレンダーやアニュアルカレンダーにはウブロのような10デイズを載せて欲しいものだ。
向井理、大野(嵐)、平野紫耀(King & Prince)、鈴木亮平 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック Ref.IW371447
皆さんがご想像の通りである。
これも良い。
ステンレスケースやプッシャーは銀色だがそのほかは黒でまとめられたクールに締まった印象の一本に仕上がっている。
個人的にはクロノグラフにはダイヤルとインダイヤルのコントラストが欲しいと思うのだが、これはこれで同じ色を合わせているというファッションのようなおしゃれさを醸し出している点で割と好き。
例えるなら、黒いシャツに黒いネクタイを合わせているかのような、そんなモダンな色使いだろうか。
黒い車に黒いホイールを合わせたようなブラック x ブラックなモデルがこれだ。
このモデルも昔よく見ていないので懐かしさを感じる。
反町隆史、大森南朋、堂本剛(KinKi Kids)、松嶋菜々子、谷原章介、小泉孝太郎 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ オートマチック Ref.IW371445
ホワイトナイト的なピュアなデザインのポルトギーゼだ。
このモデルも3714系でETAムーブメントが搭載されたクロノグラフで、当時はこのモデルも良いなとは思っていた。
もちろん逆パンダモデルを購入した後ではあるが。
このモデルは反町隆史さんと松嶋菜々子さんが両方とも愛用するモデルで、愛用というより使用しているところが確認されているという感じだろうが、おそらくは一本を共有して使われているのかなという感じがした。
全くの予想ではあるが、反町隆史さんの腕時計を借りた感じだろうか。
夫婦でペアウォッチをするのもありだが、一本を共有するというのもまた愛があっていい。
男女がともに使用できるというデザインもポルトギーゼならではではないだろうか。
国分太一(TOKIO) IWC ポルトギーゼ クロノオートマチック Ref.IW371401
国分太一さんがお持ちのモデルはこれ。
IW371445との違いは世代違いということになるのだが、主な違いは尾錠かDバックルかといったところだろう。
こちらは尾錠モデルの方でIW371445の前のモデル。
見た目はほぼ変わらず、レザーストラップをつなぐ金具が違うくらいだろう。
個人的にはDバックルの方が高級感があって好きだが、これは後付けでもできるのでどちらのモデルも問題はない。
どの色合いもそれなりに綺麗なまとまりを見せており、白いダイヤルと金色のパーツ類という組み合わせもやはり良いのは良い。
まとめ
やはりポルトギーゼは群を抜いて美しい。
確かにポルトギーゼよりも美しい腕時計は少なからず存在するとは思う。
ランゲ&ゾーネのサクソニアやロレックスのチェリーニ、ヴァシュロンコンスタンタンのパトリモニーやブレゲのクラシックシリーズなどはポルトギーゼに負けず劣らず美しい。
しかしそれらの中で一段とコストパフォーマンスが高いのがIWCでこのような美しい腕時計であるにもかかわらずどうしてここまで低価格で提供できるのかが逆に不思議なくらいである。
自社製ムーブメントを載せるようになりマニュファクチュール化したとは言えそれでもまだまだ安価なIWC。
じわじわと価格帯が上昇しているとはいえ、まだまだ高級時計の中でも中の中くらいの価格帯で収まっている同ブランド。
消費者側としては今のうちに購入しとけるという意味では嬉しいが、ブランドのイメージとしてはもう少し価値があってもいいんじゃないと個人的には思っている。
ラグジュアリースポーツ一辺倒の中、これだけ多くの芸能人を惹きつけるシリーズがドレス系に一体どれほど存在するだろうか。
決して多くはない。
大河を逆行しているかのようなスタイルを貫くIWCだが、がんとして自身の哲学を曲げないその力強さには脱帽の思いである。
今後もポルトギーゼをはじめIWCを応援したいと密かに思っている。