フットボールアワーの後藤輝基さんが愛用する腕時計
フットボールアワーのお笑いも他とは違った味があって面白い。
最近では漫才を見ることはなくなってしまったが、やはり存在を見るだけで当時のことを思い出し面白くなってくるものである。
それこそがお笑い芸人の行き着く最高の場所であると思うし、いるだけで面白いという存在はやはりすごいことだと思う。
人を笑わせるということは本当に素晴らしい職業だ。
岩尾さんと後藤さんのナイスなタッグが織りなす他のコンビにはないお笑いをもう一度YouTubeでみてみることにしようと思う。
さて、そんなわけで今回のテーマはフットボールアワーの岩尾さんがお持ちの腕時計についてなのだが、チョイスがまた良い。
そこまで腕時計に入れ込んでいるわけではなさそうだが、それでも良いものをバッチリを少数個選んでおられるという点でなんだか大人な買い方だなという感じが見受けられるのだが、今回はそんな後藤輝基さんの腕時計を紹介しようと思う。
ではまずパテックフィリップから見てみよう。
パテックフィリップ カラトラバ ローズゴールド Ref.6000R-001
この一本なのだが、カラトラバといえどなかなか想像とは違ったモデルだと感じた人も多いのではないだろうか。
パテックフィリップのカラトラバといえばこういったタイプの腕時計ではないはずだ、というのが大方の意見だろう。
個人的にもカラトラバというとまずはクンロクのような伝統的なモデルを想像する。
しかしこのモデルの特徴はデイトがポンター式になっているという特徴を備えているだけで、実際は複雑な機構が搭載されているというわけではない。
ダイヤル外周に日付表示がなされており、文字盤中央から伸びる長いさすまたのような針が日付をお知らせするという至ってシンプルな構造をしている。
ただ色使いや文字盤のデザインがそれをより複雑に見せる役割をしており、デイト付きの腕時計という風には見えないようになっているのだ。
意図してそのようになったわけではないだろうが、しかし第一印象としてプチコンのようなシリーズに属するパテックだと思われる可能性は高い。
さて、全体の雰囲気だが、一言でいうと大人っぽさが感じられる玄人好みの腕時計といった感じだ。
レザーストラップ、レッドゴールドの綺麗なケースと、外側はつまり完璧な鎧を纏っているが、文字盤のところで大きな変化球を求めているという点でとても普通のセンスとは思えない凄みがある。
ここが芸能人っぽいと言える部分ではないのだろうか。
いわゆる普通のデザインでは満足しない千里眼のような感覚をお持ちなのが後藤さんなのである。
非常に素晴らしい腕時計をチョイスされており、このダイヤルの良さをフルに理解できるようになるには若輩者の僕ではもう少し時間がかかることだろう。
今でも全く嫌いなデザインではない。
こちらの記事でもパテックフィリップのカラトラバを愛用している芸能人について紹介しているので気になる方は是非読んでみてください。
ブローバ アキュトロン スペースビュー Ref.26Y214
そして次はブローバ。
ブローバという時計ブランドはロレックスやパテックフィリップ、IWCやパネライなどと比べるとやはり知名度は格段に低い。
しかし腕時計が好きな人たちには割と広く知られた存在であることもまた事実であり、全く無名なブランドかといえば決してそうではないのである。
僕がこのブランドの存在を知ったのも腕時計に興味がわき少ししてからのことであったし、腕時計が好きなのであれば手に入れる入れないは別として必ず一知識として通過するブランドの一つなのだ。
さて、そんなブローバだが、始まりは1875年と割と古めなのが特徴であり、もう一つ大きな特徴というのがアメリカのニューヨークで創業されたということだ。
基本的に19世紀中に創業された腕時計ブランドは大体がスイスかドイツなどの中央ヨーロッパの方面であるのだが、そこにきてニューヨーク創業の老舗となるとまず歴史が面白いと言わざるを得ない。
1910年に工場をスイスにも建設し生産体制を二ヵ国で行うというシステムを構築してからは一時期は数百万個の腕時計を生産していた時代もあったみたいである。
さて、そんなわけでブローバ自体の説明をしたわけだが、フットボールアワーの後藤輝基さんが愛用する腕時計の一本にブローバのアキュトロンというのがある。
このモデルは世界初の音叉を利用した計時機構を使用した腕時計で、構造がどのような仕組みになっているのかは不明だが、とにかくある一定の振動というか周波数を利用した時間の計り方をしているのだろうということが予想される。
広い意味で言えばクオーツ振動子を使用したいわゆるクオーツの腕時計と近しい構造をしているのだろうと思えるのだが、透けた文字盤を見るからには電気的な機械とメカニカルな機械が融合した構造をしているように思えるなんとも不思議な外観をしている。
存在としてもかなり特殊で面白く、価格帯的にも歴史的にも一本所有しておきたいと思えるユニークな存在がこのモデルなのである。
世界限定1000本という希少性が担保されているという点もコレクター側としてはありがたい存在だろう。
文字盤の複雑さや色使いもまたかなり特殊で、時計が好きではない人にも興味を与え、話題の一つにもなりうるということが考えられる。
持っていて損はない一本だと思う。
カシオ Gショック DW-6000シリーズ Ref.DW-6000CJ-7
そして次は非常に多くの男性芸能人から支持されているGショック。
高級腕時計を多数所有されている芸能人でも、腕時計にあまり興味がなさそうな有名人でも、Gショックは割と所有率が高いことが肌感覚として個人的に感じていることであるが、やはりこのシリーズは一本あるととても安心する腕時計なのではないかと思える。
高級腕時計を複数所有していると高価なものばかりを着用することに疲れてくることがある。
スーツをいつも着ているのと似ている感覚だ。
たまにはラフな格好で解放された感覚を味わいたいという要求も生まれるだろう。
ガシガシとぶつけても平気な腕時計という存在は一つあると心に余裕が生まれる。
数多くの芸能人がGショックを所有しているのはその外観的な特徴とは別にそういった感覚もあるからなのではないかと思っている。
後藤さんが愛用される一本はなんと表現したら良いのかわからない色使いをしたモデルで、黒ともグレーともブルーとも言えない非常に面白い色をしているのである。
光の加減によるものなのかもしれないが、とにかくGショックということでデザインは無骨でかっこいい。
Gショックには無数に種類があるのでどのモデルがお勧めかは進言出来ないが、こういったタイプの色使いもなかなかかっこいい。
カシオ Gショック カモフラージュ シリーズ Ref.GD-120CM-5JR
そして次はカモフラージュ系のGショック。
Gショックともなるとこういったミリタリー系のコンビネーションが非常によく似合う。
Gショックという存在がまさにミリタリー使用を想定しているかのようなシリーズであり、軍人の中にもGショックをこよなく愛する人たちは少なくないはずだ。
特殊な状況下での利便性という要素に重点を置いたGショックは一定の条件のみを重視するならば最高の腕時計シリーズであり、こういった形でカモフラージュ柄と合わせられたモデルは男心をくすぐるのである。
実際、フットボールアワーの後藤輝基さんがお持ちのカモフラージュGショックは非常にまとまりがあってかっこよく、僕個人的にも先ほど紹介したモデルのGショックよりもこっちの方が好みだったりする。
明石家さんまさんもウブロのビッグバンのカモフラージュ柄のモデルをお持ちであり、これがなかなか人気がある。
カモフラージュ柄のファッションはパンツやトップスなどではダサくなりがちだが、こと腕時計に関しては良いアクセントになりうることが見て取れる。
あらゆる色使いの迷彩柄のモデルが用意されているGショックだが、そういった意味でもカモフラージュモデルはやっぱり意外とおすすめできるのである。
まとめ
というわけで、まとめ。
あまりまとめようがないと言えばないのだが、敢えて言うならば後藤さんもまたいい感じで玄人志向なのだなといった感じだ。
まずパテックフィリップのカラトラバをお持ちである点でツウであり資産的な意味でも賢いチョイスだと言える。
その中でチョイスされたモデルはカラトラバのちょっと風変わりな一本で、なかなかレアなモデルだという点でなんだか面白いし希少性という価値も高い。
ブローバに関しては言わずもがな特殊すぎて存在が面白い。
音叉を利用した時計装置なんて今まで聞いたこともないが、振動を利用するという点ではクオーツと同じなのではないだろうか。
音叉といえばドラえもんでいうツモリナールを思い出すのだが、12時位置にデザインされたものは音叉を意味するものなのだろう。
全体的にかなり風変わりな腕時計であり、以下で紹介している風変わりウォッチの一つに入れても良いのではないかと思えてくる。
そしてGショック。
芸能人の腕時計でロレックス並みに定番とも言えるのがGショックだろう。
このシリーズはもはや日常品と同じくらい浸透している気がするし、このブログでGショックを愛用する芸能人を多数紹介してきたことを考えるとなくてはならない必需品の類のようになっていると言える。
それくらいGショックは市民権を得るどころか、所有率が異常に高い腕時計という認定ができるような気がしてくる。
後藤さんがお持ちのカモフラージュモデルは僕もちょっと気になるし、全体的に時計のチョイスが面白いと感じた。
というわけで、フットボールアワーの後藤輝基さんの腕時計を紹介した。