くりぃむしちゅーの上田晋也さん愛用の腕時計
今日のテーマはくりぃむしちゅーの上田晋也さんが愛用する腕時計。
前回紹介したのはくりぃむしちゅーの相棒の有田哲平さんが愛用する腕時計だったのだが、これまたこれから紹介する上田さんの腕時計同等にすごいモデルばかりで、どちらかというと有田さんの方が腕時計によりお金をかけているかもしれない。
どちらも素敵なモデルを多数お持ちで、パテックフィリップなんかは共に共通してお好きなんだなと感じる。
成功者が最も好む腕時計ブランドといえばやはりパテックフィリップで、このブランドを一本持っていればもう腕時計はいらないだろうという気にさえなってきそうだ。
しかし実際はそうではなく、腕時計好きはそれ以外にもたくさん持ちたくなるものなのである。
というわけで今回は上田さんの腕時計を紹介しようと思う。
オメガ シーマスター ダイバー300 コーアクシャル マスター クロノメーター 007 エディション Ref.210.90.42.20.01.001
オメガ シーマスター ダイバー300 コーアクシャル マスター クロノメーター 007 エディション Ref.210.90.42.20.01.001の一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
ジラールペルゴ WW.TC フィナンシャルパワーリザーブ 日本限定250本 フランソワペルゴ トリビュート “YOKOHAMA” Ref.49851
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パテックフィリップ コンプリケーション クロノグラフ Ref.5170G-010
パテックフィリップ コンプリケーション クロノグラフ Ref.5170G-010の一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
パテックフィリップ アニュアルカレンダー Ref.5146R-001
ガガミラノ Ref.5010.2
ガガミラノ Ref.5011.6
オメガ シーマスター ダイバー300 コーアクシャル マスター クロノメーター 007 エディション Ref.210.90.42.20.01.001
まずは一本目。
オメガのシーマスターの007エディションのモデル。
オメガの腕時計はシーマスターならどれを見ても007を思い出すのだが、今回紹介しているモデルは2019年の作品 『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームスボンドが実際に着用していたモデルである。
オメガのシーマスターの品質はとても高く、僕がオメガが好きな理由の一つにメンテナンス性がすごく高い点が挙げられるのだが、この一本もまたジェームズボンドが好きなら普通におすすめできるモデルだ。
コーアクシャルムーブメントでオーバーホールの必要性も頻度が低く、非常にユーザビリティに優れたメーカーがオメガなのだが、このモデルに限らずシーマスターはどんな腕時計ファンも一つは持つべきダイバーズウォッチだと思っている。
それくらいシリーズを通しておすすめなのがシーマスターで、同モデルもブラウン系とメッシュベルトがいい感じに調和している。
ジラールペルゴ WW.TC フィナンシャルパワーリザーブ 日本限定250本 フランソワペルゴ トリビュート “YOKOHAMA” Ref.49851
そして次はジラールペルゴの一本。
通常ジラールペルゴの腕時計だと、ロレアートが多いのだがWW.TCをチョイスしている時点でなかなかツウという気がする。
ジラールペルゴと日本は実は割と深い繋がりがあり、初めて日本に腕時計が輸入されたのが横浜で、そのモデルがジラールペルゴの腕時計だったのだが、それを記念して作られたのがこのモデルだ。
輸入したのはジラールペルゴの創業者の弟、フランソワペルゴであり、彼の墓は横浜の外国人墓地にあるそうだ。
日本限定250本しか作られなかったという珍しいモデルで、中古市場に出回っているならぜひゲットしたい逸品である。
日本には世界限定○本といったリミテッドエディションが割と多く、世界の企業が日本の市場を意識していることが窺える。
当然北米や中国などもそうであろうが、日本は特に多いという印象だ。
いずれにせよ、ジラールペルゴの腕時計をお持ちということは、上田晋也さんもなかなか腕時計の玄人ということなのだろう。
パテックフィリップ コンプリケーション クロノグラフ Ref.5170G-010
パテックフィリップの横インダイヤルのクロノグラフがこれ。
コンプリケーションと呼ばれる種類になるみたいだが、クロノグラフなのになぜコンプリケーションなのかがちょっとよくわからないのが正直なところ。
まあ呼び方はどうであれ、パテックフィリップのクロノグラフであるから予算が許すのであれば持っていて損はないだろう。
ホワイトゴールド製のクロノグラフで、裏蓋を覗くと非常に美しい機械が覗けるのこの腕時計の大きな魅力の一つ。
レマニア製のCal.2310をパテックフィリップ用にモディファイしたのがこのモデルなのだが、ベースの美しさは健在であり、みるとため息が出るほど美しい工芸品のようである。
こちらの記事でもくりぃむしちゅーの上田晋也さんの腕時計を初め、パテックフィリップのコンプリケーションを愛用する芸能人について書いているのだが、やはりパテックのコンプリケーションは良い。
しかしパテックフィリップの腕時計は総じて高額であり、なかなかレマニアのような美しいクロノグラフを堪能できないのはないかと思われるかもしれないが、レマニアのクロノグラフはオメガのスピードマスターにも使用されている。
全てのモデルではないが、Cal.321がレマニア改のムーブメントなのでこれを搭載しているモデルはパテックフィリップのクロノグラフを半分堪能できるということになる。
例えば、『オメガ スピードマスター Ref.311.30.40.30.01.001』なんかがそう。
オメガ スピードマスター Ref.311.30.40.30.01.001
シースルーバックにもなっており、スピードマスターをチョイスする場合は、ブロードアローのモデルも良いが、ムーブメントで決めるのもありだと思う。
というわけで、上田晋也さんのパテックフィリップのクロノグラフだが、時計好きには瞬時にパテックのモデルだとわかる逸品である。
パテックフィリップ アニュアルカレンダー Ref.5146R-001
そして次はパテックフィリップのアニュアルカレンダーの一本。
二つのインダイヤルがクロノグラフのように横並びになっているレイアウトをした一本で、左側に曜日、右側に月が表示され、6時位置の小窓に日付が表される年次カレンダーになっている。
それに加え、6時位置のインダイヤルにはムーンフェイズの切り抜きが用意され、24時間表記の意味合いをなした時計になっている。
時計は基本的に1日に2度回転するのでこういった機能は地味に便利かもしれない。
全体的に構図やバランスが美しく、ケースの形状やインデックスのフォントやサイズ、針の形状との親和性などなど、全てがちょうど良い。
ケース素材もレッドゴールドということでやはりかなり高級なモデルをチョイスされているのだなということがわかる。
文字盤も白ではなくベージュっぽさが混ざった色で、経年変化したかのような深い味わいを感じることができるの古典的な感じがまた高級感を高めているように見える。
パテックフィリップの腕時計だからそう見えるというフィルターも当然あるだろう。
何世紀も腕時計を作り続けてきた名門ブランドであり、一朝一夕で作れるものではない分それくらいの魔法的バイアスは簡単にかかってしまう。
パテックフィリップは本当に人生で一本は一度でも持っていたい腕時計である。
ガガミラノ Ref.5010.2
そして次はガガミラノ。
僕はこれはこれで嫌いじゃない。
むしろ一本欲しいくらいだ。
遊び心を演出したり、普段のイメージをめちゃくちゃに崩したい時に人生のアクセントとしてとても効果的なのがこのブランドである。
さて、ガガミラノの特徴ある腕時計だが、もはやあまり説明する必要はないだろう。
この懐中時計を模したような大型な腕時計は一時期芸能人の間で流行し、志村けんさんや亀田三兄弟も愛用していたことが知られている。
今でこそ流行の絶頂は終わりを迎えているが、安定的に人気は続いているように思う。
Hey!Say!JUMPの山田涼介さんもガガミラノの愛用者であり、割とすごい人たちがこのブランドの所有しているとなるとなんだかすごい腕時計ブランドなのかなと思えてくる。
ガガミラノのようなデカスギウォッチをファッションのアクセントとして着用しているのだろうが、それでも他にも多数の素晴らしい高級ブランドの腕時計をお持ちであることを考えると、ガガミラノの腕時計が一流なんだと感じさせられる。
きちんとした機械式時計が好きで歴史ある古典的なブランドや正統派なメーカーが好きな人にはお勧めできないが、派手でインパクトが欲しい人には断然ガガミラノやカーティスの腕時計がおすすめだ。
ガガミラノ Ref.5011.6
そして次はこのモデル。
ゴールドケースに白文字盤といった先ほどのモデルとは対照的な一本だが、ガガミラノに使用されているゴールドは基本的には18Kの表面コーティングである場合が多い。
当モデルもそうであるのだが、それだけに本物ゴールドでありながらも低価格を実現できているのだ。
手巻き式の機械ムーブメントが搭載され、ゴールドのPVD加工が施された、本格的な機械時計を大きく存在感を表す形で製品にしているのがガガミラノのコンセプトなのだが、価格的にアクセント時計とするにはちょうどいい塩梅になっているという寸法だ。
賛否両論ある腕時計ではあるが、腕元をしっかりと強調したり話題を生み出したりしたい時には非常におすすめだ。
まとめ
というわけでまとめ。
くりぃむしちゅーの上田さんの基本形はパテックフィリップのような超高級モデルがベースになっている感じで、そこにオメガのシーマスターやジラールペルゴのような中級もしくは中高級的なブランドで外しつつ、まれにガガミラノのような遊び時計をアクセントにするといった感じだろうか。
非常に時計の扱いに慣れた感じがする印象だが、お持ちの腕時計をみるとやはりチョイスが素晴らしいと感じる。
パテックフィリップでもノーチラスやアクアノートには行かず、コンプリケーションをチョイスするところがツウっぽい。
僕だったらノーチラスの5711を選んでホールド、といった感じになるだろうが敢えてそうはせず、ゴールドのコンプリケーションをチョイスするという感じがまたかっこいい。
ガガミラノやジラールペルゴは意外だったが、こういった意外性が面白いところ。
という感じで、上田晋也さんの腕時計を紹介したが、上記の記事では相方の有田哲平さんの腕時計を紹介しているので気になる方はぜひ一読ください。