- リシャールミルを愛用する芸能人
- 前澤友作 リシャールミル トゥールビヨン ラファエルナダル RM27-02
- 登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE) リシャールミル フェリペマッサ ブラックファントム RM011 CA-TZP
- ELLY(三代目J Soul Brothers) リシャールミル RM029 日本限定モデル
- 五木ひろし リシャールミル オートマチック RM010
- 宮里優作(プロゴルファー) リシャールミル バッバワトソン RM055
- 宮里優作(プロゴルファー) リシャールミル オートマティック ラファエルナダル RM35-02
- 宮迫博之(雨上がり決死隊) リシャールミル オートマティック ジャパンリミテッド RM010
- 郷ひろみ リシャールミル デクラッチャブルローター ジャパンリミテッド RM030
- まとめ
リシャールミルを愛用する芸能人
リシャールミルという時計ブランドが誕生したのは1999年と比較的新しい。
であるにもかかわらずこれほどの破壊力をこれほどのスピードで持つにいたった経緯というのはこれまでの時計の歴史を見てもかなり珍しい。
フランクミュラーが一世を風靡した時代があったわけだが、フランクミュラーも1991年に誕生という同じ90年代発の仲間でありこの年代に生まれた時計ブランドは比較的インパクトがあるメーカーが多いような気がする。
というのはもしかすると印象論かもしれないが、とにかくこれら二つのブランドはインパクトと存在感がすごい。
フランクミュラーはまだ腕時計としての常識は持ち合わせているが、リシャールミルに限ってはさらに常識を打ち破ってきた感覚が否めない。
最初見たときはなんじゃこりゃーだったわけでがそこがまたすごく印象的でリシャールミルにどんどんと惹かれていったのである。
『その時計どこで買ったの?ロフト?ってなる腕時計ランキング』で第一位に輝くの高級腕時計ブランドがリシャールミルで、腕時計にあまり詳しくない人はどう見ても1000万円以上するものに見えない。
1000万円以上する腕時計は大抵は世界三大時計ブランドだったり宝石がこれでもかとセットされていたりと、何かしらのわかりやすい理由があるのだが、リシャールミルはそれがわかりづらい。
超高価な素材や耐重力性がやたら高いなどの素晴らしい機能は目で見て判断することが難しかったりする。
確かにブランド力が急速に向上していった側面もあるが、それにしてもこれまで以上に持つ者を選ぶ時計ブランドと言えるのがリシャールミルなのである。
というわけで、リシャールミルを愛用する芸能人と彼らがどんなモデルを持っているのか見てみることにしよう。
前澤友作 リシャールミル トゥールビヨン ラファエルナダル RM27-02
まずは前澤友作さんの一本。
このモデルはラファエルナダル選手とリシャールミルがコラボした作品で、非常に豪華で機能的にもとても高度な仕様になっているモデルだ。
手巻きムーブメントで、トゥールビヨンが搭載された一本なのだが、ファンキーでありながら非常に精密に作り上げられている。
カーボンTPTと呼ばれるリシャールミル独自の技術が詰まったカーボンでミドルケースが製造されているのだ。
カーボン繊維を織り込んだ繊維層を加圧と120度の熱処理で生み出した軽いのに強度の高い素材になっている。
しかもこのモデルではミドルケースと地板と一体化させたモノコックタイプになっており高い合成も誇っているのである。
他の時計にはない新しい試みが詰まった高級な腕時計であるが、前澤さんが所有するリシャールミルの一本はこのモデル。
オレンジ色のストラップもファンキーで良い。
登坂広臣(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE) リシャールミル フェリペマッサ ブラックファントム RM011 CA-TZP
元F1ドライバーのフェリペマッサとコラボしたリシャールミルがこれ。
ブラックファントムと呼ばれる全身が黒く、ファントムのごとく文字盤がシースルーになっているのだが、これがなんとも言えないかっこよさを放っている。
カーボンコンTPT、ベゼルはTZPセラミックで構成されたトノー型のケースであるが全身のブラックが極上の高級感を演出しており、リシャールミルの腕時計だけあってやはり存在感は半端ない。
全身ブラックでシースルーダイヤルであってもリシャールミルはやはりパネライ以上に目立つ存在であるような気がする。
このモデルはF1での高速走行での重力加速にも耐えうる耐久性を誇っており、レース仕様だけあってフライバッククロノの機能も付いている。
まさにフェリペマッサ専用の一本であると言えるだろう。
世界限定50本ほど製造されたモデルで登坂広臣がその一本をお持ちである
デザインにまとまりがあって非常にかっこいいオールブラックのブラックアウトウォッチと言えるだろう。
金額はいくらかはっきりわからないが1000万円を優に超える。
ELLY(三代目J Soul Brothers) リシャールミル RM029 日本限定モデル
三代目J Soul BrothersのEllyさんが愛用する腕時計はこのブログでも何度もお話しさせていただいているが、今回紹介するのはリシャールミルの一本だ。
日本限定モデルということで、文字盤はシースルーながらも縁が国旗の赤と白でデザインされている。
チタンケースと白ベースの組み合わせがオシャレな一本だが、これは世界に20本しかないというレアなモデルである。
腕時計好きのEllyさんが好きそうなタイプの腕時計だが、なかなかかっこいいではないか。
登坂さんがお持ちのフェリペマッサモデルは世界限定50本、Ellyさんのは世界限定20本(厳密には日本でのみ販売された限定20本)という感じであるがどちらも数がめちゃくちゃ少ないモデルなのだ。
良いものをお持ちだ。
五木ひろし リシャールミル オートマチック RM010
続いて五木ひろしさんが愛用するというリシャールミルはこのモデル。
いかにもリシャールミルといった外観であるがそこが良い。
チタン製の48mmのケースに合わせられたシースルーのダイヤルから覗くムーブメントがまたリシャールミルっぽくて良い。
インデックスや針などのデザインは割とごく普通なのであるが、リシャールミルの特徴はそこにあると言えるし、そこじゃない部分にあるとも言える。
あらゆる部分でリシャールミルっぽい普通ではない部分が垣間見えるわけだが、このモデルのローターには可変慣性モーメントローターと呼ばれる、部分的にパーツが稼動するローターが内蔵されている。
扇形のローターの両端から内部に取り付けられたこの部分で巻き上げ効率が変わるという優れものである。
リシャールミルのアイディアには本当に脱帽の思いであるが、よくこんなの思いつくなというものが割とたくさんある。
この可変慣性モーメントローターは他のあらゆるモデルにも搭載されている。
五木ひろしさんが愛用するリシャールミル、これもなかなかにかっこいいし、五木さんがリシャールミルをお持ちということに少々驚いたが、もしかしたら腕時計好きなのかもしれない。
宮里優作(プロゴルファー) リシャールミル バッバワトソン RM055
プロゴルファーの宮里優作さんはリシャールミルの愛好家としても知られているが、このモデルは同じくプロゴルファーのバッバワトソンとコラボした一本。
白いケースとブレスレットが僕好みであるが、このモデルのすごいところは500Gの重力加速にも耐えうることができるまさにゴルファー専用と言っても差し支えない一本だ。
可変慣性テンプやその他圧力を分散させるような仕掛けが施してあるため、瞬間的にかかる重力を逃すような仕組みになっている。
ゴルフのスイングのみならずボールを投げる行為にも耐えうることが出来るであろう素晴らしいクオリティを備えた腕時計だ。
宮里優作(プロゴルファー) リシャールミル オートマティック ラファエルナダル RM35-02
そして宮里さんがもう一つお持ちのリシャールミルというのがこれ。
ラファエルナダル選手とのコラボモデルの一本。
ナダル選手とリシャールミルはこれまで何度もコラボしているが、今モデルはRM35-01から自動巻き化されたモデルで、これまでの手巻き色の不便さを解消したモデルと言える。
僕自身リシャールミルではないが手巻きの腕時計を持っているが、巻き忘れからしょっちゅう止めてしまう。
自動巻きの要望から生まれたのが今作品であるが、これは先程の白いモデルと対照的に真っ赤で派手なところが大きく違った特徴だ。
それがまた良い。
このモデルはなんと5000Gにも耐えることが出来るようで、直接ラケットをスウィングすることを想定してデザインされたのであろう。
500Gでもすごいが5000Gともなるとかなり安心してスポーツで使用できる。
宮迫博之(雨上がり決死隊) リシャールミル オートマティック ジャパンリミテッド RM010
宮迫さん愛用の腕時計はこのブログでもたくさん紹介してきたが、リシャールミルもお持ちのようである。
あらゆる高級時計を所有する宮迫さんであるから、リシャールミルをお持ちでない方がおかしい気はしていたが、やはり愛用されているようだ。
チタンケースにDLCコーティングしたものがこれ。
いわゆるカーボンコーティングであるが、このモデルは日本限定で発売された一本だ。
リシャールミルそのもののかっこよさがよく表れていてかっこいい。
郷ひろみ リシャールミル デクラッチャブルローター ジャパンリミテッド RM030
郷ひろみさんが愛用するリシャールミルの一本はこれ。
このモデルも日本限定15本のみ発売されたというレアなモデルで、全身黒いのが特徴である。
カーボンナノチューブが配合された合成炭素素材のケースなのだが、見ていて非常に所有欲を刺激されるのがリシャールミルのすごいところだ。
このモデルはデクラッチャブルローターが採用されているのだが、最大稼動時間である50時間を巻き上げると香箱と巻き上げ機構が自動的に切り離される仕組みになっている。
残りの稼動時間が40時間を切ると再び香箱と巻き上げ機構がクラッチオンされ巻き上げが再開される。
12時に位置するパワーリザーブインジケーターで残りの稼動時間も確認できる。
なんともすごい機能が搭載された一本だが、こういう感じでリシャールミルは他社が思いつかない機能をたくさん持っていて、そこが同社の魅力の一つでもある。
まとめ
というわけで、リシャールミルを愛用する芸能人を見てきたが、やはりリシャールミルは良い。
現代の腕時計の中で最高メーカーと呼ばれるパテックフィリップとはまた違った凄さやベクトルが向いている感じであるが、全く路線が異なっている。
価格は平均してリシャールミルの方が格段に高額だが、他の腕時計とは存在が別次元にあるような気がする時計ブランドである。
ブランドが設立されたのもほとんど最近のことであるし、歴史も全く長いとは言えない。
それなのに、これほどの人気や価値を得ていったのはまさにリシャールミルだからこそなし得た特別な技術や才能があったからであろう。
これまでの時計の老舗であるブランドたちとも対立しない別次元の立ち位置にあるような感覚がするリシャールミルはパテックフィリップと並んで男の夢と言える最高級のブランドだ。