ロレックスのスカイドゥエラーを愛用する芸能人とそのモデル
2012年に初めてロレックスの新しいコレクションとして誕生したスカイドゥエラー。
ロレックスの中で初、そして唯一年次カレンダーが搭載されたのがこのスカイドゥエラーというシリーズで、登場した時にはそれはそれは話題になった。
二つのタイムゾーンとアニュアルカレンダーを搭載したちょっとしたコンプリケーション的な機能を備えている腕時計というのは、ロレックスの哲学からすれば少し異質で、決して技術力を見せびらかすようなことをしないロレックスの哲学にしては、年次カレンダーのようなプチコンは少し珍しいのである。
GMTマスターIIに一年分のカレンダーが追加されたような、若干複雑見を帯びたスカイドゥエラーは、空を飛ぶビジネスマンに向けた高級ラインとしてドレス系の位置付けで発表されたわけであるが、個人的にはどちらかというとスポーツウォッチの範疇に入るのではないかと思っている。
発売当初はイエローゴールドとホワイトゴールドのみのバリエーションが用意されたが、2年後にはエバーローズゴールドのブレスタイプも追加され、三色揃った形となったのが2014年ということでそれからすでに10年が経過している。
スカイドゥエラーの誕生から10年以上が経過し、デイトナやサブマリーナとまではいかないが、じわじわとその人気と存在感が増してきており、芸能人も多数愛用している。
今回紹介するスカイドゥエラーを愛用する芸能人は四人ほどであるが、実際にはもっとたくさんの著名人が同シリーズを愛用していることだろう。
以前にも井上尚弥選手の腕時計ということでスカイドゥエラーを紹介したばかりだが、こちらでもまた紹介させてもらうことにする。
というわけで、芸能人がどのスカイドゥエラーをお持ちなのか見てみることにしよう。
高橋克典 ロレックス スカイドゥエラー Ref.326933 ドラマ10 『正直不動産2』より
高橋克典さんが正直不動産2で着用されていたモデルはこれ。
イエローゴールドとステンレスのコンビモデルである、ロレゾールタイプのスカイドゥエラーだ。
このモデルの良さは、何といってもイエローゴールドのジャラジャラした派手さがステンレスで中和され、いやらしさが半分カットされたところだろうか。
個人的にはイエローゴールドのギラギラした嫌味っぽいところも好きなわけだが、イエローゴールドが半分になってステンレス素材と一緒になることによっておしゃれさとエレガントさが増すのである。
役作りでそのような腕時計をしているのか、個人的な私物なのかは不明であるが、高橋克典さんがドラマ内で着用していたのがこのモデルで、私物としてもかっこいいので愛用している可能性は十分にあるだろう。
高橋克典さんならどんな腕時計をしていても関係なくかっこいいのであるが。
井上尚弥 ロレックス スカイドゥエラー Ref.326238 『ジャンクSPORTS』 より
そして井上尚弥選手が愛用するスカイドゥエラーがこのモデルだ。
こちらの記事でも井上尚弥選手が個人的にコレクションしている腕時計の一部を紹介しているのだが、井上尚弥選手は試合後に時計を一本増やしているということを何かの記事で読んだことがある。
自分へのご褒美というやつだろうか。
ファイトマネーで数百万円の腕時計を毎回購入されるらしいが、今では高級な腕時計を20本くらいは持っているという。
そしてこの腕時計の数は売却しない限りはどんどん増えていくであろうし、資産価値もじわじわと上昇していくことだろう。
1本が500万円として、20本で、、、、
という計算になるが、腕時計を買い集めるなんて、なんて先見の明があるんだ。
そんな井上尚弥選手だが、彼が持っているスカイドゥエラーはイエローゴールドのジャラジャラとした派手さが際立つ一本だ。
これが良い。
ロレックスのイエローゴールドの良さはまさにそこである。
悪い意味では成金ぽい部分があると言えるが、よくいえば今風で主張したい場面などでは本当に素晴らしい効力を発揮してくれる。
腕元をゴージャスに着飾りたい時は断然こういったイエローゴールドのような派手派手なモデルがオススメであるし、昨今のロレックスの流行でもあるオイスターフレックスのストラップなんかは逆にこういった高価な素材のケースにこそふさわしいのである。
デイトナを見ればお分かりのように、シリコン素材のストラップはスポーツタイプの腕時計にこそピッタリなのだ。
冒頭でもお話ししたように、スカイドゥエラーがドレス系として見られない理由はまさにここにある。
そもそものデザインがスポーティであり、このようにオイスターフレックスが標準で装備されているからにはやはりスカイドゥエラーはビジネスマンに向けた腕時計というよりもよりデイトナやヨットマスタータイプの腕時計という範囲に収めた方がしっくりくるのである。
いずれにせよ、どんなタイプであろうとこのモデルのかっこよさは変わらないし、井上尚弥選手は本当に腕時計の趣味が良いと言えるだろう。
この手のスカイドゥエラーだとエバーローズゴールドもオススメだ。
ジェジュン ロレックス スカイドゥエラー Ref.326935 『アナザースカイII』 より
そしてジェジュンさんがアナザースカイIIで着用していたのが、スカドゥエラーのエバーローズゴールドのモデル。
うむ、やはりエバーローズゴールドもイエローゴールドとはまた違った表情を見せていて、とても素晴らしい素材である。
エバーローズゴールドはイエローゴールドとはまた一味違った豪華さがあって、いやらしさというかギラギラした部分がだいぶ少なく感じさせる点が一番大きな素材の視覚的特徴なのではないだろうか。
どちらも好きな僕にとってはあまり関係がないことであるが、ロレックスのゴールドは本当に素晴らしい。
さて、ジェジュンさんがお持ちのモデルであるが、これは井上尚弥さんのモデルとは素材の色のように対照的で、シリコンストラップではなくゴールドのブレスレットタイプのモデルをチョイスされている。
ストラップにもゴールドが使用されている分、価格も高価だがゴージャス感もやはり上である。
ブレスレットタイプは大人っぽさが強調できるという面でも僕も好きだし、オイスターフレックスと比べてどちらが良いかと言われれば僕もブレスレットタイプの方がやはり好みだ。
ブラウンダイヤルとエバーローズゴールドの組み合わせが違和感なくマッチしており、このモデルもスカイドゥエラーをお探しの方にはオススメの組み合わせであると言えるだろう。
井上尚弥選手のイエローゴールドのスカイドゥエラーとは全く違ったシリーズの腕時計のように見えるのが不思議であるが、素材とストラップが変わればこうも印象が変わるのかとびっくりしている。
SHOKICHI (EXILE) ロレックス スカイドゥエラー Ref.326938
そして最後はEXILEのSHOKICHIさん。
SHOKICHIさんがお持ちのモデルは、イエローゴールドのモデルで、今モデルはブレスレットタイプの一本である。
やはりブレスレットタイプになると豪華さも変わってくるし、全く違ったタイプの腕時計に見えてくる。
ブレスレットタイプであるから、腕時計全体がアクセサリーのブレスレットのような印象も与える。
文字盤はイエローゴールドと同系色のシャンパンゴールドを合わせ、本当にゴールドのアクセサリーブレスレットのような派手さがある。
デイトナにもこのようなモデルがあるが、僕はそのタイプも大好きだ。
お前さんはなんでも好きじゃないか、とつっこまれそうだが、実際ロレックスのゴールド素材の腕時計は割とどのモデルにも良さを見出すタイプで、早く言えばロレックスがやはり大好きなのである。
そんなわけであるから、SHOKICHIさんが愛用するこういったジャラジャラした派手派手なロレックスはよだれものであり、時計好きにとっては憧れの腕時計の一本なのだ。
まとめ
というわけで、まとめ。
ロレックスといえば、デイトナやサブマリーナ、GMTマスターIIが人気であるが、スカイドゥエラーという存在も無視できない。
だいぶ市民権を得ているように思うが、ロレックスのメインモデルと比べるとやはりまだまだ見かける回数は少ない。
同じようにゴールドが使用されている高価な代物なら、人気の高いシリーズを買おうという心理が働くのであろうが、資産としてもやはりその方が得策であると言える。
スカイドゥエラーを買う理由より他のロレックスを買う理由の方が強いのが目に見えており、このシリーズがを手にする人はその機能性にも重点を置いているのではないかと思っている。
それか、デイトナやサブマリーナやGMTやヨットはありきたりだから、、という理由もありうるだろう。
しかしそこはロレックス、どんなシリーズのどんなタイプのモデルを買っても正直間違いはない。
その辺りの安心感というのはやはりロレックスの強みであり、ロレックスがロレックスである理由なのだろう。
個人的には今回のモデルではジェジュンさんのエバーローズゴールドとブラウンダイヤルのモデルが一番好みであったが、皆さんはどの一本が好みにあっただろうか。
ということで、スカイドゥエラーを愛用する芸能人や有名人と、その芸能人や有名人が愛用するスカイドゥエラーの細かいモデルの特徴を紹介してみた。
ではまた。