アイスブルーとは?
近年アイスブルーというキーワードが話題になっている。
言葉として話題になっているわけではなく、実際に現実世界に形として表現することがトレンドとなっていて、僕のようにそれを見て「いいなこれ」、と影響を受けるのであるが水色を使用した腕時計が昨今のトレンドとなっているようなのである。
2023年にロレックスがデイトナを刷新した際に発表した二代目のデイトナアイスブルー Ref.126506であるが、先代のデイトナアイスブルー Ref.116506とは少々ディテールを変えての登場だ。
アイスブルーといえばキムタク、キムタクといえばアイスブルーといった具合に腕時計と芸能人がセットで覚えられるくらいこのモデルは木村拓哉さんを体現しているような極上な腕時計であるが、アイスブルーを使った腕時計があらゆるメーカーがたくさん発表されている事実をご存知だろうか?
ロレックス 新型デイトナ アイスブルー Ref.126506 & Ref.126506A
ロレックス 新型デイトナ アイスブルー ダイヤインデックス Ref.126506Aの一覧、価格、在庫などの最新情報はこちら>>
ロレックス 旧型デイトナ アイスブルー Ref.116506(キムタク愛用) & Ref.116506A(ヒカキン愛用)
驚いたのはこれ。
ロレックスが2023年に発表した新しいシリーズ、『パーペチュアル 1908』であるが、2024年にはプラチナケースにアイスブルーダイヤルを備えるなどドレスウォッチのプラチナ化とアイスブルー化を同時に果たし、これまでのラグジュアリーウォッチに新しい風を吹き込んだ形となった。
デイトナアイスブルーと色の使い方は似ているが、全く違ったカテゴリでトップを走る存在となっている。
言うなれば従兄弟同士で顔や背格好は似ているが、方やスポーツ界のトップアスリート、方ややり手の経営者といった違いと似ているのではないだろうか。
アイスブルーという名前はロレックス独自のものであるが、同じような風合いを持つ色を実はIWCも2024年になってポルトギーゼ全体に導入しているのである。
2024年のウォッチズ&ワンダーズで発表されたポルトギーゼをメインとする新作群にホライゾンブルーと呼ばれるアイスブルーと同系色のダイヤルを持ち込んだのであるが、もはやこれは世界のトレンドを狙ってのことであると思う。
実際僕はこの色がすごく好きだし、じゃんじゃんアイスブルー、ホライゾンブルーで腕時計を表現してほしいと思うが、個人的に思い入れのあるポルトギーゼでこのような作品に出会えたのは嬉しい驚きであった。
そしてウブロ。
ウブロが2024年に発表した新作としてサファイアクリスタルを水色で仕上げたモデルがあるのだが、もはやこれは偶然ではない。
確かにウブロは全体としてカラフルなブランドである。
サファイアクリスタルやSAXEMなどの素材を使った腕時計をたくさん生み出しており、あらゆる色のそれらの素材で表現するために日夜研究開発を行なっているメーカーであるが、ここにきてウォーターブルーのサファイアクリスタルを投入することには何かしらタイミング的な意図が感じられはしないだろうか。
セラミック素材でも高い技術力を誇るウブロであるが、色に関してもウブロは膨大な蓄積されたあらゆるデータを持っていて、新たに開発されたウォーターブルーは本当に見事である。
ウブロが開発した新素材、SAXEM(サクセム)についてはこちらを参照いただきたい。
ベル&ロスも同じくアイスブルーのダイヤルを近年発表しているが、時代はこの涼やかな目にも爽快な色合いを好んでいるのではないかと言える。
そういった意味でも芸能人や有名人が好んでこれらの色を含んだ腕時計を重宝するのは極々自然なことなのである。
デイトナ アイスブルー Ref.116506 を愛用する芸能人
木村拓哉 『さんタク』、『それって!?実際どうなの課』、『櫻井・有吉THE夜会』 /インスタグラム@takuya.kimura_tak
木村拓哉さんといえばもう説明が不要な言葉である。
「木村拓哉」といえば人物名であるが名詞にも代名詞にもなる特殊な言葉になりつつある。
「りんご」や「オレンジ」といった日本中の人間が知る単語と同レベルの知名度を持つ固有名詞であるが、「木村拓哉」というワードにはすごい人、カリスマ、平成、ドラマ、日本一かっこいい、ロン毛、といったポジティブな意味が含まれた特殊な例として存在する言葉である。
僕は木村拓哉さんには外見上の凄さもそうであるが、内面の強さにもものすごくカリスマ性を感じている。
日本の芸能人としてトップを走り続け、日本中に影響を与え続けた人物であるから相当にアンチなる存在もいたことであろう。
しかしそういったことがあっても決して弱音を吐かず強さや自分を失うことなく木村拓哉でい続けた。
そんな内面の強さにも僕は憧れているわけであるが、決して見習うことはできないが見習おうとは思っている。
全盛期は確かに過ぎたかもしれないが、今でも木村拓哉さんの存在が日本人の誰にとっても大きなものであることは変わらない。
そしてそんなすごい人間がしている腕時計ということでデイトナアイスブルーがやっぱり欲しくなってしまうのであるが、あまりにも高額になり過ぎている。
木村拓哉さんを表現したかのようなクールで最高級の一本であり、アイスブルーが昨今あらゆる腕時計で人気カラーであるためこのモデルは時間をかけてじわじわと値上がりしていくだろう。
そんなわけで木村拓哉さんのデイトナアイスブルーであったが、木村さんのインスタグラムでもこのモデルを着用している写真がたくさん確認することができる。
過去にはあらゆる番組で着用しているのが確認されているが、最近のインスタグラムでの投稿でも着用しているところを見るとお気に入りの腕時計なのかもしれない。
原辰徳(元読売ジャイアンツ監督) 『行列のできる法律相談所』
僕は昔小学生の頃、ジャイアンツの原辰徳が好きだった。
確か背番号は8番をつけていて、当時イケイケドンドンだった原辰徳選手をテレビで見てはかっこいい人だなと思っていたのを覚えている。
まだ小学生の頃であったし、野球のルールもそこまで把握していたわけではないし、ジャイアンツや原選手の強さや成績などがわかっていたわけではないが、選手で一番かっこいいなと感じていたと思う。
まだ何もわからない小学生時代であるからして、黒い差し色が入ったユニフォームが一番かっこいいとは思ってたのだろう。
読売ジャイアンツといえばメディアで一番放送される球団であるが、華やかなスター性のあるチームにある種憧れのような尊敬のようなそんな思いを感じていたのだろうと今思えばそう回想できる。
しかし原辰徳選手は長身で鋭いキレのある顔つきからしてもハンサムな人だとは思っていたし、やはり巨人軍の中でも目立つ存在だったのであると思う。
そんな原辰徳さんが行列のできる法律相談所で着用しているところが確認されているのがデイトナアイスブルー Ref.116506なのである。
木村拓哉さんもそうであるし、一流の人間がチョイスする腕時計がデイトナアイスブルーなのであろう。
ELLY(三代目J Soul Brothers) /インスタグラム@elly24soul
三代目J Soul Brothersの説明はもはや不要だろう。
今の30代40代の世代を熱狂させた音楽グループであるが、その中心的メンバーの一人がELLYさんである。
ダンサーでありラッパーであり、ワイルドないで立ちに女性ファンはメロメロメロンなのではないだろうか。
YouTubeチャンネルも開設されており、今も現役として活躍中であるが、日本人離れした顔立ちとワイルドさがクセになる非常にカッコいい男性であると言える。
インスタグラム(@elly24soul)も開設されておりここではデイトナアイスブルー以外の腕時計も確認することができるだろう。
HIKAKIN(YouTuber) 『ダウンタウンなう』 /ユーチューブチャンネル@HikakinTV インスタ@hikakin
ヒカキンは誰もが知っているトップユーチューバーであるが、一度もクスリとせず彼の動画を見切ることは不可能に近い。
そんなユーチューバーである。
まず顔芸に1クスリであり、僕はここで脱落するだろう。
あらゆる企画を考え、それらを実際に動画にすること3000本以上。
今や日本人の10分の一に相当する人がチャンネル登録しているメガユーチューバーであり、動画の視聴回数は大体100万回以上は視聴されている。
つまり視聴率1%を一個人が稼いでいるのである。
もはや個人メディアが行き着く先の最も成功した事例の一つである。
嫌味なく自身をお笑いに変えてく様は本当に敬服する次第だ。
上記のチャンネルでデイトナアイスブルーを着用しているのがわかるのでご確認いただけたらと思う。
武豊(元JRA騎手)
武豊さんも実はデイトナアイスブルーの愛用者である。
元JRAの騎手であり、一時はテレビに引っ張り凧であった彼ですが、騎手といえば武豊と言える今でも知らぬ者はいないほどの知名度を誇る。
元JRAの騎手であったが、今でもフリーとして活躍する現役であることは彼の年齢を考えると驚異的なことである。
1969年(昭和44年)生まれの酉年だ。
武豊さんは身長170センチと、競馬の騎手にしては背が高く、騎手の大半が161~165cmの間に収まっていることを考えるとやはり比較しても背が高い。
しかし競馬で重要なのは体重の方であり武豊さんの体重は50キロと、現役の平均的な騎手のそれとほぼ同じであるのだ。
プロ意識を感じさせる。
身長170センチで体重50キロというプロフィールを見れば数値的にはただ単に痩せているように思えるがそうではない。
馬を乗りこなすことは過激なスポーツであり、過激なスポーツには相当の筋肉を要する。
騎手は脂肪があまりないことは前提条件として想像できるが、筋肉もそれ相当に必要なのである。
であるからして、武豊さんがこの年齢まで現役として活躍されているのも相当の肉体的精神的な鍛錬があったからである。
そういった意味でも武豊さんがチョイスするデイトナアイスブルーにはそれ以上に良い意味が込められてくるのである。
アイスブルーには良い印象しかないのだ。
明石家さんま /インスタ@sanma_santaku
明石家さんまさんに関してももはや説明がいらない人物である。
日本中を明るくしてきた数少ない終わらない芸人の究極の存在の一人が明石家さんまさんである。
電気がなくても明石家さんまさんがいれば明るくなれるような、そんな気分にさせてくれた日本の誇りである。
今でも現役で日本中のお茶の間のお笑い界のヒーローであり続けるが、実際はかなりイケおじである。
顔も小さく、体型もシュッとしていて、ファッションも若い。
プロポーションがとてもよく、スーツ姿は実にかっこいい。
そんなギャップがまた大人の成熟さを見せてくれるわけだが、エゴや見栄がないところにまたすごく好感を憶えるのである。
そんな明石家さんまさんが愛用する腕時計の一つがデイトナアイスブルーで木村拓哉さんと同じである。
木村拓哉さんと仲が良いみたいであり、『さんタク』に出てるのも時々テレビで観ていたが、両フィールドのトップを走り続けた二人には二人にしかわからない世界観で繋がっているのだろうと思うし、そんなお二人が選んだ腕時計だということはやはりデイトナアイスブルーはトップを惹きつける何かが備わっているのだと言える。
デイトナ アイスブルー Ref.116506A を愛用する芸能人
菊池風磨(Sexy Zone) 『何か“オモシロいコト”ないの?』 /インスタ@fumakikuchiiinsta___official
セクシーゾーンの菊池風磨さんが愛用しているのがデイトナアイスブルーのダイヤモンドインデックスの一本である。
デイトナのリファレンスコードRef.116506の末尾にAがついているモデルはインデックスにバゲットダイヤ、つまり長方形のダイヤモンドが代わりに装備されているのである。
よりゴージャスなデイトナが欲しい人に向けた仕様で、デイトナの格がもう半段階ほど上がる感覚である。
どうして一段階なのではないかというと、デイトナに装備されているインデックスや針はゴールド素材が既に使用されているからである。
耐蝕性や耐磁性を高めるためにロレックスは全モデルのインデックスや針にゴールドを使用しているのであるが、ダイヤモンドインデックスモデルと通常モデルでは定価にそこまで大きな差がないのはそのためだ。
元々の標準スペックが既に高いのがロレックスであるが、ダイヤモンドインデックスはもはやデザインへの趣向という意味が強いことになる。
高身長イケメンの菊池風磨さんが愛用する腕時計の一本がこのゴージャスなアイスブルーであるが、とてもよく似合っている。
貴景勝光信(大相撲力士) 『ジャンクSPORTS』
貴景勝さんもデイトナアイスブルーの虜である。
ジャンクSPORTSに出演していた際に右腕に着用していたのが確認されているが、デイトナアイスブルーを右腕に着用するという点は木村拓哉さんを想起させる。
最近では左腕に着用されているが、昔は腕時計を右腕に装着していることでも有名であった。
高学歴な家系であり、自身も灘高出身というインテリの貴景勝さんであるが、知性が高い人がチョイスする腕時計ということも言えるのかもしれない。
貴景勝さんの腕からもきらりと覗くゴージャスなアイスブルーが目にも美しいのであった。
まとめ
要するにデイトナアイスブルーは極上の腕時計であるとまとめることができる。
あらゆるフィールドのトップが愛用する腕時計の代表のようなデイトナであるが、その中でもトップオブトップが所有しているのがデイトナアイスブルーであると言えないだろうか。
腕元から覗く煌びやかなプラチナケースとアクセント以上の存在としてアイスブルーとチェスナットのセラミックベゼルがいい感じでインパクトを与える。
一目見た誰だってこの腕時計の虜になるに違いないだろうと言えるが、如何せん今じゃ価格は相当なものになっている。
なかなか手に入るタイプの腕時計ではなくなりつつあるが、まだまだ球数が激少で全く手に入らないというわけではない。
「いつかはロレックス」という言葉が体現するその際たるモデルがデイトナで、そのデイトナの頂点にあるのがデイトナアイスブルーなのである。