オーデマピゲ・レディースロイヤルオークを愛用する芸能人や海外セレブ・横峰さくら、ヘイリービーバー、カイリージェンナー、川口春奈、滝沢眞規子

オーデマピゲ

オーデマピゲのロイヤルオークを愛用する女性芸能人と海外セレブ

近年は三大時計ブランドの女性愛用者も増えているようだ。

昨今の時計ブームで多くの男性が高級時計を愛用するようになり、時計好きの僕としてはあちこちで主にスイス製の高級時計を見かけたりするのだがそれが嬉しかったりする。

お、この人パテック持ってるんだ、お、この人デイトナしてる、なんて感じで腕につけた感じを見ては楽しむ感じだろうか。

実機を見ると新しい発見があったりするもので、画像や動画ではわからないディテールが詳しくわかるので何かの拍子で話ができる場合は時計を少し見せてもらったりしている。

やはり腕時計は良い。

さて、そんなわけで機械時計が世界中で人気なわけだが、男性モデルが人気になるということは遅れて女性モデル人気にも火がつくことになる。

男性ほどの過熱ぶりや男性が好む要素をそのまま同じように受け継いでいるわけではないが、女性モデルは女性特有の進化をするのが見て取れたりする。

例えば男性モデルでは機械時計であるので中の機械にどんなムーブメントが使用されているかが大きく影響し非常に重要だったりする。

中の機械は汎用物を改変したものよりも自社で製造したオリジナルのムーブメントの方が価値が高く、ガワは同じような感じでもどんなムーブメントを載せているかで価値が大きく変わってくる。

一方で女性は中の機械よりもガワの装飾・宝飾の方が大切で、「内部はクオーツと電池式、外部には金無垢素材やダイヤモンドなどの宝石類を使用」、というパターンの方がより好まれる傾向にある。

実際多くのメーカーはそうやって価格のバランスを取るようにしているようである。

腕時計ブームが女性にも波及しているとはいえ、比較するとやはりまだまだ圧倒的に女性からのニーズは少ない。

であるとするとそれは価格にも影響を与え、全体的に見てもレディースモデルの腕時計は市場が少し小さい。

女性には男性ほどの腕時計へのこだわりがない分、平均して腕時計一本にかけるお金も少なくなっているという理由で各社メーカーたちはこのような戦略を取っているわけだが、女性芸能人や海外女性セレブが愛用するロイヤルオークは自動巻きモデルも多く、今回紹介する数人だけでは一概には言えないがレディースモデルも自動巻きが好まれるようになっているのかもしれないと少し感じた。

いずれにせよ自動巻きであろうとクオーツと電池式であろうとロイヤルオークが美しいのは変わらない。

というわけで彼女たちがどんなモデルを愛用しているのか見てみることにしよう。

みなさんセンスがよく、どのモデルも実際かなりデザインセンスが高い。

ではまずはカイリージェンナーさんから。

カイリー・ジェンナー オーデマピゲ ロイヤルオーク クォーツ 33mm Ref.67654BC.ZZ.1264BC.01

カイリージェンナーさんがお持ちのモデルはこれ。

オーデマピゲのロイヤルオークとは思えない可愛らしい面が垣間見える一本で、非常に複雑なデザイン加工が施されているアシンメトリーなモデル。

こういったタイプの腕時計は初めてお目にかかるわけだが、ホワイトゴールドのケースに星のような形で窪みが掘られそこにダイヤモンドを埋めるというなんとも手が混んだロイヤルオークでフロステッドゴールドのような一面も見せるゴージャスかつ可愛らしい仕上がりになっている。

非常に目を惹く一本で、通常通りにベゼル一周にダイヤモンドを埋め込んだりブレスリンクに規則正しくセットしたりしているわけではなく、左右が非対称になっているところも面白い。

彫金の高い技術力も必要となる加工が施されている分価格も高額になるだろうモデル。

33ミリでクオーツタイプだが、定価は¥8,360,000(税込)ほどであり、おそらくはこれ以上はするのではないかと思われる。

429個のブリリアントカットのダイヤモンドをセットしていれば1000万円はするだろう。

いずれにせよ非常に美しかわいいロイヤルオークだ。

トニア・ソティロポロス オーデマピゲ ロイヤルオーク フロステッドゴールド 37mm Ref.15454BC.GG.1259BC.01

トニアソティロポロス愛用のモデルはこれ。

『007 スカイフォール』の3人目のボンドガールとして登場しているのがトニアさんだ。

ギリシャ人の女優で非常に美しい。

そんな美しいトニアさんが愛用するモデルは同じく美しいフロステッドゴールド加工がされた一本。

フロステッドゴールドとはオーデマピゲの固有名詞であるのだが、表面がギザギザになっているハンマーで叩いて無数の小さな傷をつけることで乱反射を誘発するのがこのフロステッドゴールドである。

霜を意味する言葉で、文字通り霜が降りてキラキラと輝いている様子をうまく表現している。

高い鍛金技法が必要でありランダムに傷付けているように見えるかもしれないが無数の傷がまばらになってはデザイン上良くない。

均一に小さな傷が広がるよう加工を施すのは至難の業と予想できる。

僕がこのフロステッドゴールドが好きなのは、小さなダイヤモンドを全く使用せずにそのような光り方を再現している点である。

素材を新たに追加することなく鍛金技法の技術のみを使ってホワイトゴールドの本来の特性を活かしている点で高い芸術性を感じさせる。

そこに大きな魅力を感じるのである。

こちらも非常に素晴らしい一本だ。

ヘイリー・ビーバー オーデマピゲ ロイヤルオーク イエローゴールド モデルリファレンス不明

ジャスティンビーバーの奥さん、ヘイリーさんが愛用するモデルはこれ。

1970年代のロイヤルオークだと思われるが、サイズやリファレンスは不明である。

着用しているところが確認されているが、詳細は不明である。

今モデルはデザインからも状態からも数十年前のアンティークモデルと言えるが、小さなゴールド素材のアンティークロイヤルオークというのも味があって良い。

価格帯的には経年劣化で少々傷んでいるが安めのモデルをアンティークとして使うのもアリかもしれない。

ヘイリーの場合はビリオネアであるから確実に趣味として使用しているのだろうが。

とにかくこれも素晴らしい。

特に好きなのがインデックスや針が細いところだ。

現代のモデルに比べシャープな印象を与えているところがアンティークロイヤルオークの良さであろう。

田中みな実 オーデマピゲ ロイヤルオーク クォーツ 33mm Ref.67650SR.OO.1261SR.01

田中みな実さんが愛用するロイヤルオークはこれ。

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こちらの記事でも紹介しているので多くは語らないことにするが、こちらのモデルはロイヤルオーク仕様のコンビモデルである。

そう、ロイヤルオークはコンビが少々特殊なスタイルになっている。

ゴールドとステンレスのコンビなので当然このような形になるわけだが、ケースやブレスの形状などが特殊なのでブレスコマをつなぐリンクをこのようにゴールドに変えるととてもユニークなコンビぶりを見せる。

ロレゾールならぬエーピーゾールである。

ロレゾールという言葉の由来は「ROLE SOR」で、SORはステンレスのSとフランス語で金を意味するORが合わさったもの。

であるとするならば、オーデマピゲのコンビは「AP SOR」でエーピーゾールというわけだ。

完全に僕が命名した物なのでそんな言い方は普通しないのだが、何が言いたいかというと田中みな実さんがお持ちのコンビロイヤルオークはすごくおしゃれだということ。

雲上メーカーのコンビモデル自体珍しいのでこのモデルもどこか人目を引くところがあるが、なかなかおしゃれだしインパクトがあって良い。

川口春奈 オーデマピゲの ロイヤルオーク オートマティック 37mm 18Kイエローゴールド ターコイズダイヤル Ref.15550BA.OO.1356BA.01

非常に良い。

最近、時計の文字盤にターコイズの天然石を使用したり、石は使用せずダイヤルをターコイズカラーにしたりと、ターコイズ色のようなティファニーブルーのような色を使用した高級時計が流行っている。

川口春奈さんがお持ちのモデルはイエローゴールドのケース、ブレス素材に天然石のターコイズが合わせられた物なのだが、非常に魅力的で魔力的なものを感じさせる言葉で表現するには難解なお洒落な一本だ。

ロレックスなどでもステンレスモデルのオイスターパーペチュアルにターコイズが合わせられたり、デイデイトのイエローゴールドにターコイズの天然石が合わせられたりと、やはり同じように妖気を発しているかのようなそんなマジカルな雰囲気を放っているのだが、そこがまた良い。

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ターコイズは12月の誕生石であり、12月生まれの人はターコイズを使用したアイテムをこういった感じで合わせてみるのもありだろう。

素晴らしいロイヤルオークだ。

滝沢眞規子 オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 37mm カーキグリーンダイヤル ダイヤモンドベゼル Ref.15551OR.ZZ.1356OR.06

うむ、かなりラグジュアリーなロイヤルオークだ。

ロイヤルオークはレディースモデルが三大時計ブランドの中でも一番種類が充実しているかもしれない。

37ミリというサイズは見方によっては確かにボーイズサイズで、SSモデルでもこのサイズは存在するのだが、意味合いとしては37ミリはレディースの最大サイズでレギュラーサイズという感じなのだろう。

そこはおそらくデザインなどで棲み分けというか区別する形を取っているのだと思うが、ここがオーデマピゲの面白いところで、SSモデルのロイヤルオーク37ミリなんかはレディース使用も考慮したサイズであり、今回紹介しているモデルも自動巻きを搭載して、微妙に男性が使用してもおかしくない中性よりのレディースデザインになっている。

37ミリというサイズ感は絶妙である。

このモデルには40個のブリリアントカットのダイヤモンドがセットされており、ロイヤルオークのベゼルは八角形であるから一辺に5個ずつダイヤモンドが載せられていることになる。

ダイヤモンドの総重量はおよそ0.92カラットだ。

ちなみに1カラットの重量は0.2g。

これだけでも非常に高価な時計になってしまうが、実際高価だ。

文字盤もあまり見かけない色だがダークグリーンのカーキ色で、ピンクゴールドとの相性も悪くない。

派手な腕時計でありながら、全体的には落ち着いたら高貴さを感じさせる一本で、レディースモデルとしての普段使いの最高峰になりうるタイプのモデルと言えるだろう。

非常に美しくおしゃれで、そして何より洗練された高級感が渋く表現されている。

この辺りがオーデマピゲは上手だ。

りょう オーデマピゲ ロイヤルオーク フロステッドゴールド オートマティック 37mm Ref.15454BC.GG.1259BC.03

女優でありモデルのりょうさんが愛用するモデルはこれ。

愛用というかVOGUEのウェブ版で着用されていたロイヤルオークの紹介であるが、これは37ミリのフロステッドゴールドの一本。

上記で紹介したトニアソティロポロスさんが愛用しているモデルの文字盤の色違いがこれ。

ダークグレーダイヤルがセットされたモデルで、こちらもフロステッドゴールドのケースやブレスレットと非常によく合う。

というよりこのケースとブレスレットに合わない文字盤色はないだろう。

特に素材がホワイトゴールドであり、霜が降りたように美しい全体的なフレームにはどんなヘンテコな文字盤であろうとそれなりに美しなるだろうし奇抜であればかえってそれが良かったりする。

非常に反則的な外観上のメリットやアドバンテージを纏った一本だ。

りょう オーデマピゲ ロイヤルオーク フロステッドゴールド オートマティック 37mm Ref.15454OR.GG.1259OR.03

上記モデルのレッドゴールドバージョンがこれ。

レッドゴールドでのフロステッド加工もまた乙なものであるが、やはり金素材の色が違うので印象は大きく変わる。

フロステッドゴールドの「霜」はホワイトゴールドでの表現に近く、レッドゴールドでのこうした燦然と輝く無数の輝きは夕焼けに反射する海のようでもある。

与える印象は大きく違っているが、どちらも非常に美しくきっと好みが分かれるのだろうと思う。

富裕層の中にはフロステッドゴールドのモデルをホワイトゴールドとレッドゴールドの両モデルで所有し使い分けている人もいるのではないだろうか。

一本がかなり高額であるが、それくらい所有する価値や喜びを与えるだろう美しい仕上がりはまさに脱帽である。

それくらい輝き方が絶妙で全くいやらしさを感じさせない、ホワイトゴールドのモデルと合わせて素晴らしいという言葉がチープになってしまうような一本だ。

大山志保 オーデマピゲ ロイヤルオーク レディース 33mm 自動巻き SS ブラック Ref.77321ST.ZZ.D002CR.01

女子プロゴルファーの大山さんのロイヤルオークはこれ。

33ミリの小ぶりのデザインもサイズ完全に女性サイズの一本。

裏蓋にロイヤルオークレディと表記された正真正銘のレディースタイプなのだが、このリーフタイプのインデックスがなんだか可愛らしい。

基本的にレディースタイプの腕時計はデザインを各所で丸みを帯びた感じにしたりしてフェミニンさを表現するのであるが、ロイヤルオーク自体が角ばった機械的な工業的デザインをしているのレディースに仕様にするにはこういった表現方法しかないのかもしれないが、これはなかなかかわいいアイディアと言える。

針やインデックスがこれまで通りのロイヤルオークとは一線を画すスタイルになっており、ベゼルにもダイヤモンドが埋め込まれている感じと調和が取れていると言える。

なかなかにおしゃれで可愛らしいが、黒い文字盤で若干引き締まった感じに見える。

なかなか個性的な一本だ。

横峰さくら オーデマピゲ ロイヤルオーク レディース 33mm 自動巻き SS ウォーターブルー Ref.77321ST.ZZ.D302CR.01

同じく女子プロゴルファーの横峯さんも大山さんと同じモデルをお持ちである。

彼女のモデルは水色がベースとなっているモデルで、パステルカラーが文字盤のスタイルよくマッチしている。

ブラックダイヤルよりも、こういったパステル調の色合いの方がデザインとしては正解だろう。

薄ピンクや黄緑色なんかもよく合うと思うが、なかなか可愛くていい感じだ。

まとめ

レディースモデルもレディースモデルと思しきモデルも非常に美しいし可愛らしいモデルが盛りだくさんだと感じた。

三大時計ブランドではレディースモデルはオーデマピゲが選択肢は多い気がしたのと予算が許すのであればノーチラスとロイヤルオークの一騎打ちといった感じだろう。

個人的にはメンズモデルではノーチラスの方が好きだし、バリエーションがあるよりもオーソドックスのSSタイプがやはり好きなわけだが、ことレディースモデルとなるとバリエーションやジュエリーやアクセサリーとしての時計の方が好まれるという面でもロイヤルオークの方がおすすめであると感じる。

スタイル的には角ばってて男らしいタイプの腕時計であるのだが、ロイヤルオークはその辺を非常にうまく女性が使いやすいように順応させており、元々の男性らしさがかえってピリリと山椒のようなアクセントとなって素晴らしいレディース風ウォッチに仕上がっているのである。

メンズモデルとしても使えるが、どっちかというと女性より、的な部分が時代的にあっている気がするし、今回は非常に素晴らしいモデルを紹介することができたと思っている。

ロイヤルオーク、今女性に断然おすすめしたい最高峰のシリーズだ。

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