なぜ芸能人はロレックスを買うのか?
芸能人はなぜロレックスを買うのか?
そうではなくて、芸能人じゃなくてもロレックスが欲しいのである。
というのも、ロレックスの人気は凄まじく芸能人がというよりも一般的に売買されている数量がまず多い。
売買や取引量が増えると相場や価値などは自然と上昇していく。
日本が経済大国であることはまず間違いなく、やはり世界的に見ても日本という国はお金持ちの多いリッチな大国であり、ロレックスやルイヴィトンが多数買われている国の一つであることが知られている。
経済的な問題が色々と取り沙汰されることも多いが、僕らのような一般的な一国民が普通に機械時計を2本3本購入できる方が世界的に見ても希少なのである。
もちろんそれはローンや分割払いという買い方の利便性が他の国よりも突出して高いということもあるだろうが、それでもサブプライムローンの焦付きのようにならずうまく循環しているということは国全体を通して見ても経済的に良好なバランスが安定した基盤の上に成り立っているからだと言え、そういった観点で見ると日本はすごい国だと思うし資源がないのにここまで発展成長したのも一人一人のクオリティの高さがそれを実現させているのだとやはり思うのである。
つまり何が言いたいかというと、日本人のロレックス所有率は割と高く、ロレックスを持っている人が僕の周りにもたくさんいるように芸能人だからというのは格別大きな理由ではないということである。
ロレックスはやはり素晴らしい存在だし、個人的にも大好きな時計メーカーである。
テレビによく出る芸能人に関しても、やはり彼らの所得は平均すると高めであり所得が高いとロレックスなどの高級なものを購入しやすいだろう。
僕らでもそうだ、大金などが入ってくるとちょっとした贅沢をしたくなるものである。
その上にテレビに出るのだから、僕らが出かける時のような心理が働くのは自然なことだと思う。
デジタルとして記録され、そして不特定多数の人に注目されるのであればやはり僕ら一般人以上に見栄えを考えないといけないと考えるのだろうと推測される。
あとは資産という面も考えられるのではないだろうか。
ロレックスの価値は鰻登りであり、例外もあるが毎年価値が上昇しておりインフレ率を超える価格の高騰を見せるほどの人気を時計界ではほぼ一点に集中させているのがロレックスなのだが、もはや資産アイテムとして世の中では見られるようになってきている。
このブログでもお話ししたが、ロレックスを海外に持っていき、何かのトラブルでやむを得ず換金しなければなからなかったというストーリーがあるが、ロレックスが世界的に金同様の価値を保有していることを物語っている。
芸能活動というのは流行り廃りがある厳しい職業である場合も多々あり、一度人気がなくなればなかなかメディアに登場することが難しくなるというシビアな世界である。
そんな時資産としていつでも高額で売却できるロレックスがあると再起を果たすのにも一役買ってくれる存在として重宝されるだろう。
というのが僕個人が考える 「なぜ芸能人はロレックスを購入するのか」 の理由である。
正規店ではなかなか手に入らないロレックスを買うにはどうすれば良い?
ロレックスを愛用する芸能人
コスモグラフデイトナを愛用する芸能人
木下ほうか、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、くっきー!(野性爆弾)、森且行、皇治、吉田鋼太郎、TAKAHIRO、ユウスケ(ダイアン)、渡辺翔太(Snow Man)、岩田剛典(三代目J Soul Brothers)、陣内孝則、宮迫博之(雨上がり決死隊、矢部浩之(ナインティナイン)、田中圭、小栗旬、寺門ジモン(ダチョウ倶楽部)、市川右團次(歌舞伎役者)、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、今井翼(タッキー&翼)、矢作兼(おぎやはぎ)、大竹一樹(さまぁ~ず)、濱家隆一(かまいたち)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、長瀬智也、木村拓哉、原辰徳(元読売ジャイアンツ監督)、ELLY(三代目J Soul Brothers)、HIKAKIN(YouTuber)、武豊(元JRA騎手)、明石家さんま、菊池風磨(Sexy Zone)、貴景勝光信(大相撲力士)
と、これだけ多くの方がデイトナを愛用しているのが確認されている。
デイトナともなるとやはり僕たち男はロレックスの中でもやはり一番欲しくなる腕時計シリーズであり、ロレックスという枠を外しても真っ先に欲しい腕時計リストとして 名前が上がるのではないかと思われる。
コスモグラフデイトナという名前もなんともかっこいいし、存在がいちいち素敵すぎるのである。
キングオブクロノグラフとも呼ばれるように、基本的にデイトナは全てがキングであり、キングオブロレックス、キングオブスポーツウォッチ、キングオブ欲しい腕時計ランキング、といった具合にデイトナの人気は凄まじいものがある。
でなければほんの数年前の価格の倍の価値にこんなにもすぐになったりはしないだろう。
もちろんパテックフィリップのノーチラスやオーデマピゲのロイヤルオークなども同じように価格が高騰し、これまた同じように爆発的な人気を得て家が買えるまでの価値を保有するようにはなっているが、やはり知名度的にも需要的にもロレックスのデイトナが一番人気があるだろうと思われる。
いずれロレックスがノーチラスのような価格になる可能性もあるし、出来るならば今のうちに手に入れておきたいと思うのがデイトナであるが、その価格的にはもはや簡単においそれと手に入れることができなくなりつつある微妙なラインにあるのが現在で、数年後にはなぜ買っておかなかったのかと後悔しそうな予感はあるが、このバブルもいずれ終わるかもしれないという可能性ももちろんある。
そういった目で腕時計を見てること自体がもはや株式などの有価証券を買うべきかどうかを判断しているのと同じ状況であり、そういった意味でもやはりロレックスは資産的な意味が大きいのである。
特にそれはデイトナのような人気シリーズで顕著に現れる特徴で、ロレックスの人気ランキングでいうとデイトナ、サブマリーナ、GMTマスターII、エクスプローラーIなどがブランド全体の価値を底上げしている感じだろう。
木村拓哉さんやヒカキンさんがお持ちであるプラチナ素材のデイトナアイスブルーなんかはもはやすでに家や現行モデルのポルシェ911が買える。
いずれにせよ、これだけ多くの芸能人がデイトナを愛用しているということはデイトナの地盤がめちゃくちゃ堅いということである裏付けなのではないだろうか。
サブマリーナを愛用する芸能人
小澤征悦、ムロツヨシ、桐谷健太、瀧川鯉斗(落語家)、市原隼人、高橋メアリージュン、兵動大樹(矢野・兵動)、草彅剛、山崎まさよし、駿河太郎、桐谷健太、長瀬智也、板尾創路、竹財輝之助 、亀梨和也(KAT-TUN)、矢作兼(おぎやはぎ)、長瀬智也、葉山奨之、中島健人(Sexy Zone)、国分太一、石橋貴明、松重豊、ブルース・ウィリス、伊勢谷友介、篠原信一(柔道家)、福田充徳(チュートリアル)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、大倉忠義(関ジャニ∞)、哀川翔、
TAKAHIRO(EXILE)、木下ほうか、吉村崇(平成ノブシコブシ)、槙野智章(ヴィッセル神戸)、設楽統(バナナマン)、木下隆行(TKO)、安田章大(関ジャニ∞)
デイトナ同様に人気があり、デイトナよりも歴史があるサブマリーナは数多くの有名人たちに所有されてきた。
歴史が古く、あらゆるバリエーションや個体が存在しており、今では見かけないタイプのモデルも過去にはたくさん製造されてきたわけだが、工場の生産ラインなどで生まれる個体差などがその取引価格に影響を大きく与えたりしている。
中にはサンダーバードと呼ばれる両方向回転ベゼルを備えた今では存在しないモデルもあって、デイトナのポールニューマンダイヤルなどもそうであるが、あらゆる珍しい種類の個体差、派生モデルがデイトナやサブマリーナには多数見られる。
それだけ注目され、デイトナと並ぶほど人気が高いのがサブマリーナであるが、価格帯や手に入りやすさという理由からサブマリーナの方が所有されている数は多いのではないだろうか。
そうなると実際に購入にいたる需要という人気、という意味ではサブマリーナの方がデイトナよりも人気度は高いと言えるかもしれない。
上述したようにデイトナの価格は異常なまでに高騰しているのだ。
芸能人のように所得の多い人たちが多い業界では、サブマリーナくらいの価格帯であればすぐに購入できる範囲ではあるだろう。
特にそれが一昔前の時代であればなおさらである。
ほんの5年10年という短い時間を遡ってもサブマリーナは非常に買いやすい価格であり、今でこそ一昔前のデイトナ以上の価格になっているが、それでも芸能人レベルなら一括ポンだったりするのではないかと思われる。
上記で名前を挙げているように、サブマリーナの愛用者も非常に多い。
これに海外勢の名前を付け加えるならばその数は凄まじい数になるだろう。
というのもデイトナやサブマリーナはハリウッドのセレブなどももちろん多数愛用しており、さらに女性セレブや女優が多数所有しているのが確認されている。
パリスヒルトンやジェニファーアニストン、キャメロンディアスなどなど、海外の女性は背も高いから40ミリサイズのロレックスが違和感なく着用できるのである。
GMTマスターI、IIを愛用する芸能人
平子祐希(アルコ&ピース)、矢作兼(おぎやはぎ)、濱田岳、大竹一樹(さまぁ~ず)、川口春奈、矢作兼(おぎやはぎ)、戸塚祥太(A.B.C-Z)、大竹一樹(さまぁ~ず)、小山慶一郎(NEWS)、森愁斗(もーりーしゅーと)、陣内孝則、渡部篤郎、藤原一裕(ライセンス)、山内健司(かまいたち)、豊本明長(東京03)、内山信二、藤原一裕(ライセンス)、矢作兼(おぎやはぎ)、KAZUKI(DOBERMAN INFINITY)、武田真治、ケンドーコバヤシ、さがね正裕(X-GUN)、坂本昌行(V6)、まこと(シャ乱Q)、向井理、登坂広臣(三代目 J Soul Brothers)、市川海老蔵(歌舞伎役者)、安田章大(関ジャニ∞)、間宮祥太朗、木下ほうか、木村拓哉、NAOTO(三代目 J SOUL BROTHERS)、くっきー(野生爆弾)、京本政樹、竹野内豊、石井正則
GMTマスターIIも非常に人気のあるシリーズで、ロレックスの中でもトップ3に入る人気度を誇っている。
他のシリーズにはないツートンのベゼルと最近ではジュビリーブレスと呼ばれる五連ブレスが高級感を醸し出してさらに人気に拍車をかけているわけだが、恐らくは人気シリーズだからこそロレックスもこのような本気モードであらゆるバリエーションを追加投入しているのだと思われる。
人気が劣るモデルはアップデートが少ないというか、本気度がそもそも違うのであるが、GMTマスターIIはスプライトと呼ばれる左利き専用のモデルが誕生したし、最近ではグレーとブラックというロレックスでは初となるグレーのセラミックベゼルを採用したモデルも発表し、GMTマスターIIが活況となっている。
そうなればさらなる注目と人気を集めるようになるわけだが、基本的にロレックスの人気はスポーツモデルに集約される。
デイトナ、サブマリーナ、GMTマスターIIはその最たるシリーズで、これらのモデルを持っていればまず間違いなく腕元が注目されるだろうし周りからも容貌の眼差しで見られることも多い。
だから購入するというわけではないが、そんなふうに見られて不快な気持ちはしないものである。
人気のあるところに芸能人ありといった感じで、やはりGMTマスターIIにもこれだけの愛用者が芸能界にいるわけだが、これもシリーズの人気ぶりを表しているのだろうと言える。
ちなみGMTマスターやGMTマスターIIにはベゼルの色の違いであらゆるニックネームが付けられているわけだが、青と黒のモデルがバットマン、上述した緑と黒がスプライト、黒と茶色がカフェオレ、赤と青がペプシ、赤と黒がコカコーラ、といった具合にシリーズによってはこういった感じでニックネームが付けられるという愛着ぶりが見られる。
サブマリーナもハルクやカーミットなどと名付けられることがあり、それも人気具合を表現しているのではないだろうか。
エクスプローラーIを愛用する芸能人
岩尾望(フットボールアワー)、有吉弘行、濱田岳、ジェシー(SIxTONES)、TAKAHIRO(EXILE)、桜田通、長瀬智也(TOKIO)、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、イモトアヤコ、千葉雄大、小澤征悦、中居正広、唐沢寿明、野間口徹、亀梨和也(KAT-TUN)、木村拓哉、上杉柊平、柄本明、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、郷ひろみ、 木下隆行(TKO)、土田晃之、遠藤章造(ココリコ)、陣内孝則、森田哲矢(さらば青春の光)、成田凌、光石研、藤井流星(ジャニーズWEST)、千賀健永(KIs-My-Ft2)、藤ヶ谷太輔(KIs-My-Ft2)、土田晃之、鈴木紗理奈、TAKAHIRO(EXILE)、松本利夫「MATSU」(劇団EXILE 松組の組長)、陣内智則、大野智(嵐)、塚本高史
このシリーズも人気がものすごく高い。
上記のリストを見ればどれだけ多くの芸能人がエクスプローラーIを愛用しているかがお分かりになると思うが、こうしてリスト化してみると凄まじい数の有名人がエクスプローラーIを所有し愛用している。
確認されているだけでこれくらいの数だから潜在的にはこの何倍かはいるんじゃないかと思われる。
エクスプローラーIともなれば愛用者はデイトナやサブマリーナよりもマニアックな感じであり、アンティークモデルを愛用している人なんかはもはやコレクターであるだろう。
特にRef.1016をお持ちの方が多いのが確認されるわけだが、この世代のモデルを持っている人はほぼ例外なくロレックスを複数所有しているマニアでありコレクターである。
アンティーク好きが割と多い芸能人であるが、そういった方達は高確率で複数のロレックスをあらゆるシリーズにわたって所有されている。
現在の価値で言えばそれらを売れば億になるという人も割とたくさんいる。
エクスプローラーIはお金もあるしちょっとロレックス買っとこうといった感じで買うタイプの腕時計ではなく、「なにこれサイズ感もいいしなんかおしゃれじゃない?」的な意味と、「エクスプローラーはアンティークモデルも市場価値があるしな」といった意味合いで購入するという感じが強い印象であり、目的がサブマリーナやデイトナなどとは若干異なるイメージだ。
デイトナ、サブマリーナ、GMTマスターIIはかっこいいから買うといった感じであり、エクスプローラーIは利便性の高さとなんだかマニアックなシンプルなアンティークさがそそられるといった感じで買われる、というのが僕個人の意見である。
36ミリというサイズもデイトナにもサブマリーナにもGMTマスターIIにもなく、一番人気のスポロレの中では一番小さいのがエクスプローラーIで、メンズレディース関係なく使用されることも多い。
上記のリストには女性愛用者もいるのが確認出来るが、このシリーズにはこのシリーズでないといけない部分が多いにあるのだ。
エクスプローラーIIを愛用する芸能人
坂本昌行、松山ケンイチ、徳井義実(チュートリアル)、平岳大、永井大、柿澤勇人、武田真治、矢作兼(おぎやはぎ)、中村繁之、木村拓哉、ウド鈴木(キャイ〜ン)、小手伸也、TAKAHIRO(EXILE)、津田篤宏(ダイアン)、長瀬智也(TOKIO)、木下ほうか
エクスプローラーIIの愛用者はこちら。
やはりデイトナ、サブマリーナ、GMTマスター、エクスプローラーIに比べると一気に愛用者が減った感じだが、この数は実際の一般的なこれらのモデルの所有者の数と完全にではないが比例しているのだろうと予想できる。
一番人気のシリーズと比べるとやはりその数は少なめではあるが、他ブランドと比べるとやはり多い方ではある。
確かにウブロのビッグバンやパテックフィリップのノーチラスやアクアノート、オーデマピゲのロイヤルオークやロイヤルオークオフショアなどは多いし、大人気モデルではあるが、エクスプローラーIIも比較してそこまで人気が劣っているというわけではない。
外観のデザイン的にも意外と人気が高いのがエクスプローラーIIであり、かなりマニア志向的な人が愛用するシリーズだと言えることができるのは、所有者にロレックスコレクターが多いからである。
複数所有するうちの一つにエクスプローラーIIがあっても良いだろう的な意味合いが強い気がするし、利便性の面からも割と重宝するのがこのシリーズなのだ。
ヨットマスターI、IIを愛用する芸能人
ノブ(千鳥)、山内健司(かまいたち)、たかし(トレンディエンジェル)、徳井義実(チュートリアル)、梶原雄太(カジサック)、白濱亜嵐(EXILE)、ジェシー(SixTONES)、武井壮
ヨットマスターシリーズの愛用者の少なさの理由にやはりまだ目新しいシリーズだからではないかと思われる。
デイトナやサブマリーナに比べてもだいぶ歴史が浅く、ヨットマスターIIに限ってはレガッタクロノグラフと呼ばれるカウントダウン方式のクロノグラフが搭載されていて、かなり的が絞られた層へ向けたシリーズとなっている。
その他にもサイズが44ミリと大きく、エクスプローラーIとは逆向きの戦略がとられているという点で所有するには少し二の足を踏むのではないかと思われるわけだが、ヨットマスターIや42に関しても同じ価格帯であるならばデイトナやサブマリーナを買った方が良いという心理が働くのではないかと推測している。
後付けの理由ではあるのだが、ヨットマスターシリーズは確かにかなりかっこいいし、高級感もラグジュアリー感もやはりすごくある。
しかしまだまだ知名度というか、存在の定義やこのモデルはヨットマスターだ、といった認知がそのほかのシリーズに比べても追いついていないように感じる。
この辺りは戦略的、デザイン的改善が必要なのかもしれないが、単に歴史が長くなれば愛用者が増えるものなのかもしれない。
ホワイトゴールドのヨットマスターIやエバーローズゴールドのコンビヨットマスターIIなんかは高級感たっぷりでおすすめしたい海系のスポロレではあるのだが。
シードゥエラーを愛用する芸能人
長嶋一茂、京本政樹、有吉弘行、渋谷すばる(関ジャニ∞)、須藤元気
シードゥエラーのような特殊なタイプの腕時計も愛用している人はやはり少ない。
サブマリーナの防水性をさらに高くしたモデルがシードゥエラーで、その中でもディープシーはそれをもっと別次元まで高めた派生モデルであるのだが、ここまでくると見た目のゴツさで選ばれているようなイメージである。
その機能を使用する目的で購入したというわけではなく、おそらくはデカ厚ウォッチで何か良いモデルがないかという感じでロレックスのシードゥエラーディープシーに白羽の矢が立ったのだと言えるだろう。
長嶋一茂さんは特に大きな腕時計がお好きで、ロイヤルオークオフショアなんかも複数お持ちであり、今回シードゥエラーディープシーをお持ちなのを知って確信したというか、やはり大きな腕時計にはそれなりの需要があるのだということがわかったわけだが、京本政樹さんに関してはまた別の理由だろうということが考えられる。
というのも京本さんはデイトナやGMTマスターなどでレアなものをいくつもお持ちであり、生粋のロレックス好きであることが知られているのだが、シードゥエラーディープシーもコレクションの一部としてお持ちなのだろうと予想される。
確かに40ミリサイズに飽きた時や大きい腕時計をファッションとして楽しみたい場合などにはこういったモデルは非常におすすめであるし、パネライに飽きた場合もディープシーという選択肢が残されている。
幅広い需要があるというわけではないかもしれないし、機能もかなり特殊であることを考えればやはり愛用者は少ないがなくてはならないタイプの腕時計であるということもできる。
個人的には44ミリのデカ厚ウォッチは夏にTシャツと合わせて使いたいナイスな一本だと思う。
スカイドゥエラーを愛用する芸能人
高橋克典、井上尚弥、ジェジュン、SHOKICHI(EXILE)
スカイドゥエラーも歴史が新しく、割と近年になって登場したシリーズであるが、ロレックスにしてはかなり珍しい複雑機構を搭載したモデルだ。
年次カレンダーが搭載されているのがスカイドゥエラーで、空を飛ぶビジネスマンのためにと生み出された富裕層向けのシリーズがこれ。
ドレス系ともスポーツ系とも言えないなんとも中間地的な存在なのだが、愛用者はやはり若干少なめ。
登場して間もないというのもあるかもしれないが、個人的にはやはりデザインの問題も少しあるような気がするのである。
年次カレンダーを表示するデザインがもう少しシャープになれば良いと思うし、スポーツ系ならスポーツ系、ドレス系ならドレス系と振り切った方がロレックスとしては販売が伸びるような気がするのである。
あくまでも個人的な意見ではあるが、スカイドゥエラーはスポーツ系としてそしてよりシャープな文字盤でマイナーチェンジすれば大化けするんじゃないかというポテンシャルを秘めていると思っている。
とはいえそこはロレックスであるので、実物の高級感はやはり凄まじさがある。
だがそれだけに文字盤のデザインがもう少しキリッとして欲しいと感じる。
ミルガウスを愛用する芸能人
桜井和寿(Mr.Children)、櫻井海音、ダニエル・クレイグ、エリック・クラプトン、トム・ハンクス、ロジャー・フェデラー、シルベスター・スタローン、粗品(霜降り明星)、ジャスティン・ティンバーレイク、オーランド・ブルーム、アッシャー、土田晃之、ジェニファー・アニストン、ニッキー・ヒルトン、滝沢伸介(デザイナー)
ミルガウスという特殊な腕時計はやはり目的があっての所有が多い気がする。
先ほど特殊な機能を持った腕時計は、、、と述べたばかりだが、確かに3900メートルの防水性という機能を使用しようとして買う人はいない笑
しかしミルガウスのような電磁波から時計守るという目的でこのチョイスをする人はディープシーの機能を理由に購入する人に比べると何倍も多いと予想される。
放射線技師がそうであるし、電力会社などでも使用率が高いかもしれない。
パイロットが長時間過ごすコックピットの中は高い電磁波でみまわれている。
そういった特別ではあるが、日常にある環境下での使用を目的とする場合ミルガウスのような時計は非常に有用なのである。
ミルガウスを愛用する芸能人はあえて海外の有名人なども含めてみたわけだが、それ以外のシリーズも海外勢を含めればかなり大勢のリストになっただろうと思われる。
日本人のみを抽出するとやはりミルガウスも愛用者はデイトナ、サブマリーナ、GMTマスターIIなどに比べると圧倒的に少なく、存在を知られていない場合も多々ある。
であるとするとやはりミルガウス愛用者ではその耐磁性能を利用するため、というのが購入理由でかなり多いのではないかと思われるが、単純に緑色のサファイアクリスタルや稲妻針が気になってということもあると言えばある。
いずれにせよ割とかっこいいモデルだし実用面でもかなり重宝しそうであるし、少なくとも帯電によって時間が遅れるなんてことはないだろうから、余計な心配が一つ消える良いモデルであると言える。
一度ならに幾度と市場から消えるという現象が起こるのがミルガウスで、世間の理解はまだまだ追いついてないのかもしれないが、認知度はじわじわと広がってきている。
全くの予想ではあるが5Gなどが進み6G7Gと技術が発展するにつれミルガウスのような腕時計が理解され爆発的人気を得る未来があるのかもしれない。
稲妻針がそんな未来を想起させるのはなぜだろうか。
エアキングを愛用する芸能人
太田雄貴(元フェンシング選手)、マイケル・ブーブレ、レッツゴーよしまさ、レイザーラモンHG、トータス松本、ザカリー・クイント、木村拓哉、唐沢寿明、ライアン・レイノルズ
エクスプローラーIと並ぶマニアックぶりを見せるのがエアキングの特に古いモデルである。
芸能人の愛用者の中でもほとんどがエアキングの古いモデルをチョイスしている玄人ばかりで、現代のモダンなエアキングを愛用している人は実際かなり少なめ。
エアキングを買うならおそらくは他のロレックスの方が良い、と思っている人が多いだろうからモダンなエアキングを愛用している人は感性がどこか特殊なレアキャラなのかもしれないと感じた。
同じエアキングでもアンティークタイプのモデルを所有する人はまた全く違った趣向をしていると言える。
ここでも木村拓哉さんの名前が出てきたが、彼はロレックスも好きだろうがアンティークタイプのものが好きで、木村さんの所有する時計を見ると総じて古いモデルが多いのである。
エクスプローラーやGMTマスター、サブマリーナなどなど、古いモデルをあえてチョイスする人はエアキングの古いモデルにも興味があるみたいであり、実際雰囲気も確かに非常によく似ているのである。
エアキングというシリーズはロレックスの歴史の中でも面白い存在で、古いモデルは人気もあまりなく価格も上がりにくいためとりあえずロレックスが欲しいという人には割とおすすめであり、持ってるとマニアックで玄人だと思われるのも副産物的な理由であったりする。
デイデイトを愛用する芸能人
菊池風磨(Sexy Zone)、ジェシー(SixTONES) 、森山未來、長谷川忍(シソンヌ)、MATSU(EXILE)、槙野智章(元サッカー日本代表)、DAIGO(BREAKERZ)、桐谷健太、ELLY(三代目J Soul Brothers)、SWAY(DOBERMAN INFINITY)、西村まさ彦、田中樹(SixTONES)、渋谷すばる(関ジャニ∞)、日村勇紀(バナナマン)
デイデイトを愛用する人は結構多い。
ロレックスの中でも一番格式高い腕時計とされるシリーズであるのだが、そのようにポジションが決まっていることもあって時計の素材にステンレスが使用されていない。
イエローゴールド、ホワイトゴールド、エバーローズゴールドの金無垢素材(本当は18Kで75%の金の含有率なので無垢ではないがそのように呼ばれることもある)とプラチナを使用したモデルのみが展開されているのがデイデイトというシリーズなのだが、プレジデントブレスなるものもデイデイトでしかみられない特別仕様であったりすることもあいまって、あらゆる富裕層がデイデイト本気時計の一本として愛用しているのが確認される。
確かにデイトジャストよりも格段に豪華であるし、デイトナ同様のレベルの高さがドレス系で体現されているのがこのデイデイトというやつなのだが、芸能人が多数所有しているのをみてもやはり素晴らしい腕時計なんだと納得が行く。
ジュビリーブレスにはない良さがプレジデントブレスからも感じられるし、実際このシリーズでしか味わえない特別仕様なのだとすれば余計に素晴らしく見える。
しかしプレジデントブレスの良さは希少性という表面的なものではなく、実際の見た目やデザイン性の高さも芸術的な要素を持った素晴らしいブレスレットであると言えるのだ。
ターコイズやラピスラズリなどの天然石を使用したモデルなんかも存在して、各々の好みに応じたモデルを探せるという点もデイデイトが持つスポーツタイプにはない良さと言える。
デイトジャストを愛用する芸能人
水野美紀、紅蘭、ソンジア、菊池風磨(Sexy Zone)、ケンドーコバヤシ、ユージ、遠藤憲一、木下ほうか、椎名林檎、中山秀征、高嶋政伸、尾上松也(歌舞伎役者)、木村拓哉、伊勢谷友介、三浦友和、大貫亜美(PUFFY)、山中慎介(第65代日本・第29代WBC世界バンタム級王者)、生田斗真、松田元太(Travis Japan、藤本敏史(FUJIWARA)、安田美沙子、佐藤健、櫻井翔(嵐)、今井翼(タッキー&翼)
デイトジャストは男女ともに非常に人気のあるシリーズで、ロレックスのベースとなる存在とも言えるのではないだろうか。
オイスターケースに自動巻きムーブメントを載せたものがオイスターパーペチュアルとして誕生したのがロレックスの基本的な流れであるのだが、そのモデルにデイト機能をつけて実用性と豪華さをちょうど良いバランスでメンズ、レディース両方に向けてバリエーション展開してきたのがロレックスの戦略だったが、今ではメイン機、サブ機、両方の使い方で老若男女ともに幅広い世代で愛用されている。
ケースの大きさ、素材や宝石の種類や有無、文字盤のバリエーション、ブレスレットの種類などなど、組み合わせが無限に存在する。
あらゆる層のあらゆる趣味趣向に合わせたモデルが必ずといっていいほど見つかるのがデイトジャストの大きな特徴であり他のメーカーにはない強みであるが、芸能界の中にも愛用者が非常にたくさん存在するのは、サイズ感や価格帯などからも使い勝手が非常に良いからだと思われる。
ファッション性も高く、時刻も正確、そして何よりロレックス。
とにかく全てのバランスがちょうど良いのがデイトジャストと言えるのではないだろうか。
サブ機としては申し分ないほどのスペックを備えていると言えるだろう。
オイスターパーペチュアルを愛用する芸能人
藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、浅野忠信、徳井義実(チュートリアル)、中村アン、平山あや
このモデルも素晴らしいバランスの腕時計シリーズだと思う。
デイトも何もないシンプルなシリーズで、文字盤も割とバリエーションがあるが、かといってデイトジャストやデイデイトほどでもない。
とにかくオイスターケースとパーペチュアルに集中したような腕時計で、ロレックスの入門機としておすすめされていた理由がよくわかるのだが、最近ではオイスターパーペチュアルのようなロレックスの中の素うどん的な存在もかなり高額になってきている。
中にはターコイズブルーダイヤルのモデルが人気を集めすぎて価格高騰していたりしてなかなか手が出ない値段になっていたりするものもある。
デイトジャストと少々存在が被る部分もあるが、腕時計にデイトはいらないという人もいるのでそういった人にはオイスターパーペチュアルがおすすめであるが、僕自身デイトはいらないタイプで、部品や機能が多いと故障の原因になるという理由からもあってもデイトまで、という風に決めている。
メンズ、レディース、といった感じの腕時計ではなく、両方がさらりと着用できるというデザインやサイズ展開されているので女性芸能人の使用も目立つ。
中性的な良いデザインであると言え、文字盤次第ではかなり高価格になることもあるがミニマリスティックな人たちにもぜひおすすめしたいシリーズだ。
カメレオンを愛用する芸能人
深田恭子、石原さとみ、松嶋菜々子(やまとなでしこ)、平手友梨奈、松本まりか
僕が女性だったら間違いなくこの腕時計の購入を検討していたであろう美しく可愛らしい価値がある一本。
あらゆるバリエーションが存在し、イエローゴールドとホワイトゴールドの2種類の素材でモデル展開される50年代から60年代にかけて作られていたという古さを感じさせないアンティークウォッチなのだが、松嶋菜々子さん主演のやまとなでしこというドラマで爆発的に知名度をあげた人気が今でも安定的に高いシリーズがこれ。
最大の魅力はレザーストラップを自由自在に交換できる点で、同じ腕時計でも全く違った雰囲気に変えることができるのがカメレオンという名の由来とともに、人気がある所以なのだが、愛用している人もカメレオンのように美しく可愛らしい方ばかりである。
価格帯も50万円前後と、想像よりもかなり安い。
今後時間をかけて100万円を超えるだろうと予想されるが、今のうちにゲットしておきたい腕時計の一つがカメレオンである。
チェリーニを愛用する芸能人
チェリーニを愛用する芸能人は残念ながらまだ確認できていない。
基本的に世の中の流れから推察するにドレス系の腕時計はスポーツタイプの高級時計と比較しても格段に愛用者や所有数が少ないのが現実と思われる。
上記で紹介しているシリーズからみても有名なスポーツモデルへの人気の集まり方は尋常ではなく、ロレックスの価格高騰も人気ランキングのトップシリーズが底上げしているのが現状と言えるのではないだろうか。
基本的に世界的に人気が集まっているシリーズ、パテックフィリップのノーチラス、オーデマピゲのロイヤルオーク、ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズ、ウブロのビッグバン、ブルガリのオクト、などなど、どれもスポーツタイプのラグジュアリーウォッチで、基本的な型が大体決まっている。
そこへ行くとドレス系のシリーズは、パテックフィリップのカラトラバ、オーデマピゲのジュールオーデマ、ヴァシュロンコンスタンタンのパトリモニー、IWCのポルトギーゼ、今回のようなチェリーニ、などは比較すると影がだいぶ薄い。
ウブロにはドレス系が存在すらしない。
見渡す限りラグスポ、ラグスポ、ラグスポなので、ドレス系の腕時計が入る余地がないといっても過言ではないだろう。
とはいえ、チェリーニは美しい時計なのでひっそりと所有し愛用している芸能人は何パーセントかは存在するだろう。
1908を愛用する芸能人
1908はまだまだ誕生したばかりのフレッシュなシリーズなので、ロレックス好きでもまだ手に入れてない可能性が十分にある。
ロレックスのマニア的な玄人芸能人は基本的にスポーツタイプのものが好きなのでおそらくは知ってても1908のような古典的なドレス系の腕時計には興味が湧かないのだと思われる。
時代はラグスポ一辺倒であり、今後もこの流れは変わらないだろうということで1908を愛用する芸能人がいつ現れるか楽しみだったりする。
まとめ
要約するとつまり、芸能人は確かに富裕層に入る人が多いので金無垢ロレックスはもちろん、ポールニューマンダイヤルのデイトナや、あらゆるタイプのヴィンテージ系のレア物モデル、中にはクロムハーツコラボのモデルなどなど多数所有しているのだろうと感じた。
全員がそうというわけでもなく、芸能人の中でもロレックスマニア度はグラデーションになっていて、長瀬智也さんのようにカルティエコラボのポールニューマンなどのありえないくらい貴重な一本を所有する弩級のマニア度を誇る玄人もいれば、さらりと一本だけという方もいる。
冒頭でもお話ししたようにロレックスは資産にもなるし、芸能人は人に見られる仕事でもあるためオシャレとしてブランド品を身につける感覚が基本的に備わっている、そして所得も多いとなれば自然とロレックスに目が向くのは当然なのではないかと思われる。
芸能人のように知名度の高い人であれば正規店でさらっと購入することも一般人よりはしやすいような気もするし、マニアックな情報も入ってきやすいだろうと思われる。
ロレックスを手に入れるには有利な条件が揃っている傾向にあるとは言えるが、基本的に日本人はロレックスが好きだし長瀬さん以上のマニアも多数存在する。
ロレックス好きは特に芸能人に限ったことではないと僕は感じている。
ただ、良いものを多数ご存知の芸能人の多くがロレックスを所有するということはやはりロレックスは素晴らしい存在なのだろうと思う。