ロレックス・GMTマスターIIの面白いニックネームとその由来

GMTマスターII

GMTマスターIIの面白いニックネーム

皆さんはどんなあだ名で呼ばれているだろうか?

もしくは子供の頃呼ばれていただろうか。

僕のあだ名は恥ずかしくてここでは言えないようなニックネームであるが、あまり呼ばれたくないあだ名である笑

実際ニックネームというのは概して恥ずかしいものであることも多いわけであるが、それぞれの見た目の特徴や名前からくるものが多く、僕の場合は名前からくるものであったがニックネームをここでは公表しないので不満を憶えられると思う。

代わりにといっては人身御供のようであれだが、ロレックスのGMTマスターIIにつけられた可愛らしいあだ名を紹介しようと思う。

コーク/コカ・コーラ

GMTマスターII 赤黒ベゼル Ref.16710

もはや何故か説明する必要ないだろうニックネームである。

黒ベゼルと赤ベルの色がコーラにしか見えない。

コカコーラのロゴは赤と白であるため、これは完全にコーラが入ったボトルをイメージしてそう呼ばれているのであるが、逆に赤と白のベゼルだったらどんな風に呼ばれていたのだろうかと気になるところであるが、このようなニックネームはアメリカ由来であるため僕たち日本人では思いつかないようなニックネームがつけらることもあるだろう。

実際、グリーンサブのブラックダイヤルモデルはカーミットと呼ばれる『マペットショー』や『セサミストリート』に登場するカエルのキャラクターであり、皆さんも一度は目にしたことがあるはずである。

名前は知らなくてもどこか愛着と親しみのあるキャラクターで、サブマリーナにはそのようなニックネームがつけられているのだ。

ちなみにダイヤルも緑色のグリーンサブはハルクというあだ名がついているがこれは理解できるし日本でもお馴染みのキャラクターなので違和感はないだろう。

もし仮にグリーンとオレンジ、レッド、パープル、ブルーのどれかを合わせたモデルが登場するとなるとタートルズのキャラの名前があだ名になったりするのではないかと予想できる。

黄色と黒だとピカチュウとか、日本のキャラクターの影響力を考えれば今後のロレックスの展開によっては日本のアニメキャラのニックネームがつけられることも考えられなくもない。

ペプシ

GMTマスターII Ref.126710BLRO

続いてペプシ。

これもお馴染みであろう。

皆さんはコカコーラとペプシとどちらがお好みだろうか。

僕は両者の違いがブラインドテイストしてわかる自信がない。

ある時はこちらがペプシでこちらがコーラだと言い切ることが出来ていたとしても、また別の機会では味が反対になってることもあり、さらには特徴が微妙に変化していることもあったのだが、記憶違いなのかは不明だが僕の中では両者とも味が定まらないのである。

そんなこんなで正直どっちでも良いと思っているのがコカコーラ・ペプシ問題であるが、GMTマスターIIになるとそれはどちらでも良いとはならない。

おそらくコカコーラとペプシではコカコーラの方が人気は上だろう。

日本でのコカコーラとペプシのシェアの割合は順に64%:36%となっているが、確かに肌感覚でもそういう感じだろう。

ただ世界規模でいうとペプシの方がもう少しシェアが高めであると思われる。

事業全体で言えばペプシコーラを販売する企業ペプシコ社の方がコカコーラ社よりも売り上げが上なのである。

これはチップスなどの食品全体を含んでいることが理由であるためであるが、コーラの飲料水だけであればまだまだコーラの方が強い。

そしてそれとは逆にGMTマスターIIではペプシベゼルの方が人気が高いと言える。

僕もGMTマスターIIに限っては断然ペプシ派である。

PANアメリカン航空の依頼で生まれたオリジナルのデザインがやっぱり好きなのである。

カフェオレ/ルートビア

GMTマスターII Ref.126711CHNR

GMTマスターII Ref.126715CHNR

そして次は2018年に登場した新色 Ref.126711CHNR のニックネーム。

ルートビアとは炭酸飲料水の一つで、日本ではほとんど馴染みがないが、かなり独特な味わいであるようだ。

同じアメリカのものであるにもかかわらず、方やコーラやペプシが日本でも大人気であるにもかかわらず、方やルートビアが全く認知すらされていない状況を考えると相当にクセがあって日本人には合わない味付けなのであろう。

ドクターペッパーがそんな感じであるが、好きな人は結構好きみたいで、あれば時々飲んでいたりするが全体的には流行しない味付けと言える。

レッドブルなどは日本でも大人気で、僕自身一時期、毎日2本飲んでいたのである。

話を戻すと、Ref.126711CHNRは日本ではカフェオレと呼ばれることの方が多いようである。

ルートビアの湿布のような歯磨き粉のような味付けからするとそのように呼ばれるのは至極自然な流れのようであるがいかがだろうか。

僕としてはカフェオレよりもチョコレートのような感じがするのであるが、ゴディバといったニックネームの方がしっくりとくる。

バットマン

GMTマスターII Ref.126710BLNR

続いてはブラックブルーのベゼルが何故かバットマンを思わせると評判のモデル。

青と黒でなぜバットマンなのかちょっと考えさせらるが、コミックなどではマントが青系なのである。

日本では実写版しか放送されないので、黒一色のイメージであるが、マントの外側、もしくは内側のみが青系で描かれることが多く、アメリカならではの呼び方である。

これは確かにかっこいい色合いではあるし、青と黒のGMTマスターはこれまでずっとなかったので

スプライト

GMTマスターII Ref.126720VTNR

そして最後は2022年に登場した左利き専用というか、右腕用のGMTマスターIIのレフティと呼ばれるモデルである。

僕は初めてこのモデルの登場を目にした時相当驚いた。

と同時にとてもロレックスらしいとも感じた。

ユーザビリティファーストのメーカーであるからだ。

そんなロレックスが左利き用のGMTマスターIIの色として選んだのがグリーンとブラックの組み合わせであるが、どんな意図でこのような配色をしたのかはわからないが、腕時計はスプライトと呼ばれている。

これもちょっと謎である。

スプライトは確かに緑であるが、黒はどこから来ているのかが不明なのだ。

ステンレス部分を透明な飲み物にかけているならペプシという呼び名もわかるのだが、それだとサブマリーナの二代目Ref.116610LVの方がしっくりくる。

とはいえ、そう呼ばれているのであればそうなのであろう、と思うしかないわけである。

まとめ

まとめると、ニックネームのつけ方がすごくアメリカ的な感覚や文化からきているなという感じであるが、当然のことなのであろう。

腕時計も車も第一に北米が一番大きな市場であるから、アメリカ文化が適用されることは確かに理にかなっているのだ。

だがしかし、このまま世界経済が発展していくと、いずれ中国が世界一の経済大国となり、人口比からも中国を中心とするマーケットに移行していくことも考えられる。

それと同時にインドの市場も大きくなるだろう。

そうなればロレックスのニックネームの付け方やデザインやモデル展開の流れも大きく変わる可能性も出てくる。

そしてこれまで発展途中だった国や発展途上国の人間が経済的豊かさを手に入れ、ロレックスを購入し始めるとさらなる価格高騰も予想されるようになる。

ニックネームから、アメリカファーストな市場であることが見て取れるわけだが、今後はニックネームの付け方もじわじわと変わってくるのかもしれないと思ったのである。

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