ロレックス 2024年新作予想 デイトナ編
ロレックス熱が冷めない。
めちゃくちゃ大好きだった時代は過ぎたわけだが、ほんのり暖かい感情がずっとある感じだ。
新作モデルが登場するたびにそのエンターテイメント性から心がドギマギ、でもないが、今回はこう来たかあ、と一人で楽しんでるいるのである。
ロレックスの新作発表が非常に待ち遠しい。
2024年の新作発表はいつどこで行われるのだろうか?
2024年の新作発表会は
Watches & Wonders Geneva 2024
で行われます。
場所はスイスのジュネーブ、日程は下記の通り。
2024年4月9日(火)~15日(月)
うむ、待ち遠しい。
というわけで、今回はおそらく外れるであろう2024年、ロレックスのデイトナを予想しようと思っている。
というかただの願望かもしれない。
その前に一度2023年に発表された新型のデイトナの総まとめをしているので、まだ全ての新しいデイトナを把握していない方はまずそちらを見ていただいたい。
数でいうと、9種類のデイトナが刷新され、1種類のデイトナがアニヴァーサリーモデルとして新たにカタログに追加された。
そこで僕が願望として2024年に発表して欲しいと思った新しいデイトナは、ステンレススチールモデルである。
リファレンスを与えるなら、Ref.126500であろうか。
予想/願望1. デイトナ SS Nonセラクロムベゼル Ref.126500NON or Ref.126510
そう、ベゼルがセラクロムじゃないステンレスベゼル、ステンレスブレスのデイトナである。
ゴールドモデルには、例えばエバーローズゴールドならRef.126515LNとRef.126505がそれぞれ存在する。
前者はセラクロムベゼルが付いているモデルで、後者はゴールドベゼルとブレスレットのモデルだ。
この両タイプがイエローゴールド、ホワイトゴールドにそれぞれ2種類ずつ存在していて、ゴールド素材のデイトナは計6種類存在するわけである。
文字盤の色を数えないならSSデイトナは1種類しか存在せず、ゴールド素材のように元祖デイトナを発表して欲しいと思っているのである。
Ref.16520、 Ref.116520のようにデイトナといえばこのステンレス剥き出しベゼル、という意見も多く、デイトナがデイトナだった古き良き時代を彷彿とさせる復刻版のようなデイトナを作って欲しいのである。
もちろんデイトナは今でもデイトナであるが、セラクロムベゼルの登場で、デイトナは顔を大きく変えてしまった。
世界の腕時計人気を牽引するラグジュアリースポーツの一つとして、やはりステンレス素材のみで構成されたデイトナの新しいバージョンが見たいのである。
ランボルギーニもあの往年の名車、カウンタックの復刻版を作ったわけで、オリジナルに非常によく似た、しかし中身は現代の最新テクノロジーを駆使した素晴らしい一台に仕上がっていて、ロレックスも過去のデイトナを復活させて欲しいのである。
完全に同じというわけではないが、それで良いのである。
予想/願望2. デイトナ プラチナ Nonセラクロムベゼル Ref.126506NON or Ref.126516
そして二つ目は同じく感じでプラチナデイトナのプラチナベゼルの1本である。
こちらもセラミックベゼルを使用せず、 LNのないゴールドデイトナ同様ケース、ブレス全てプラチナで作ってもらいたい。
文字盤はこれまでにない特殊なカラーリングを使うことで、ステンレスでもなくホワイトゴールドでもない、プラチナデイトナだと瞬時にわかる色分けを施すという作戦だ。
途轍もない人気が出るに違いないと思われる。
予想/願望3. デイトナ SS x YG コンビ Ref.126513LN
最後は反対に、セラクロムベゼルをコンビモデルに搭載するという荒技を採用したモデル。
デイトナのコンビモデルの一番の特徴がやはりベゼルとケースの素材の違いをツートーン化したところにあるわけだが、新型化したデイトナのベゼル周りに縁ができたことで、コンビモデルにセラクロムベゼルを搭載できる理由が出来たのである。
旧型デイトナと新型デイトナの違いをまず見ていただきたいのであるが、ベゼル周りに縁が出来たのが新型で、最外周がケース素材で囲ってある形になっている。
コンビモデルの場合、ステンレスで外周を覆うか、イエローゴールドで外周を覆うかであるが、当然ゴールドのフレームを作るのがベストである。
イメージとしてはこんな感じだ。
このモデルは存在しないし、もし存在するならRef.116513LNで旧型バージョンということになる。
このモデルのベゼルにゴールドの縁が付いたらかっこよくなると思わないだろうか?
予想/願望4. デイトナ エバーローズゴールド x SS コンビ Ref.126501
デイトナのコンビにはイエローゴールドのものしかない。
はっきり言って、これは損失だと思っている。
チャンスロスという機会損失である。
というのもデイトナのイエローゴールドコンビモデルは非常にカッコよく、コンビモデルの中ではどの腕時計もかなわないのがロレックスのロレゾールデイトナなのである。
ロレックスが世界に大きく印象付けたイエローゴールドとステンレスのコンビカラーは、コンビといえばロレックスというイメージを直結させるものであり、ここまでコンビの独壇場である立場まで漕ぎ着けるには相当の時間と労力と宣伝費を使ってきたに違いない。
それだけにイエローゴールドのみにコンビを任せるには少々もったいない気がするのである。
エバーローズゴールドとステンレスのコンビモデルは実はロレックスには既に存在している。
GMTマスターIIのRef.126711CHNRというモデルが存在しており、イエローゴールドと比べるとやはり柔らかみと主張を控えた感覚を放っているのである。
GMTマスターII Ref.126711CHNR
パテックフィリップ ノーチラス レッドゴールド x SS Ref.5980/1AR-001
ロレックスのエバーローズゴールド、パテックフィリップのレッドゴールド、ブランドが違うのでゴールドの色合いも同じではないが、大体このような感じのイメージだ。
大きくイメージを変えることはないが、共通して落ち着きと若干のフェミニンさもブレンドされている。
となると、女性が愛用するモデルとしても人気が出やすいタイプなのではないかと思われる。
イエローゴールドの、いわゆる”トゲ”がある主張がマイルドになっている分、所有者により柔らかい印象を与えることにはなるであろう。
というのが、僕の予想である。
次に行ってみよう。
予想/願望5. デイトナ ホワイトゴールド x SS コンビ Ref.126504
そしてホワイトゴールドとステンレススチールのコンビデイトナ。
ホワイトゴールドとステンレスの組み合わせはもはやステンレスのみで良いのではないかと思われるほど同じ色である。
全く同じではないかもしれないが、ほぼ同色で、同系色というより同色である。
デイトジャストにはステンレスとホワイトゴールドの組み合わせが存在していて、リファレンスコードの末尾に4がつくのがその慣わしである。
ちなみにイエローゴールドとのコンビの場合は3、エバーローズゴールドとの組み合わせの場合は1である。
この違いがわかっていればロレックスのあらゆるモデルが理解しやすくなる。
さて、本題に戻ろう。
色に関してはほぼ同色であるものを組み合わせることで、見た目の意義を見い出すことは難しいかもしれない。
しかしデイトナに関しては事情が180度異なる。
というのも、デイトナのステンレスモデルにはセラクロムベゼルが搭載されたモデルしかないからだ。
デイトナの一番一般的なSSモデルのベゼルは黒であり、そこにベゼルがセラクロムじゃないデイトナがステンレスを使用して登場するとなると大きく意味が違ってくるのである。
ちょうどホワイトゴールドモデルのRef.126509のような見た目を持つかもしれないが、文字盤をコンビ限定カラーや、インダイヤルとの特殊な組み合わせなどのパターンを数種類用意して、SS x WGのコンビだとわかるような差別化をしていれば全く問題ないばかりか、なんなら文字盤の色によっては人気が爆発するようなモデルも生み出すことができるのである。
ちょうどグレーダイヤルと水色針のヨットマスターIが大人気だったように。
そして一番のメリットはその価格である。
ゴールドの価格の高騰は凄まじいので、経済的なメリットは十分にあると言えるだろう。
そこに特殊な文字盤というパンチがあればそこで試合終了、サヨナラ勝ちなのである。
どうも傾向として、シルバー色のケースを持つ腕時計は、青系の文字盤や差し色で人気が爆発するような傾向にある。
まとめ
という感じで、僕がこうだったらいいなと思う2024年新作予想であるが、おそらく登場することはないだろうモデルばかり。
あったら本当にかっこいいと思うのだが。
基本的には過去にどんなモデルを出しているか、などを考慮し、こんなモデルがあったらいいな&そしてこれくらいの冒険くらいならロレックスでもやってくれるんじゃないか、といったモデルについて書いている。
新作はおそらくは想像を超えたものになるであろうし、デイトナから新作が発表されるかどうかも怪しい。
2年連続で、、いや、その常識を覆すのがロレックスであった。
とりあえず発表はもうすぐなのでまた新作発表をお待ちいただけたらと思う。