パネライ・ラジオミールを愛用する芸能人・福永祐一、徳井義実、反町隆史、平山浩行、桐谷健太、黒木啓司、坂口健太郎、櫻井翔

パネライ

パネライのラジオミールを愛用する芸能人とそのモデル

パネライというとルミノールばかりが持て囃される感じであるが、実際はラジオミールの方が歴史は古い。

ラジオミールという夜行塗料を使用したモデルが第二次世界大戦が始まる前頃から製造され始めたのがこのシリーズのルーツであるが、当然こうったタイプの腕時計は戦争利用での使用用途なども考慮されており、ダイバーズウォッチ、パイロットウォッチ、耐磁ウォッチ、などなど特殊な機能などを持っている腕時計は有事で高い効力を発揮するものばかりである。

パネライのルーツが元々、海、での使用を想定しているためダイバーズウォッチがブランドのアイコン哲学になっているのだが、基本的にルミノールやサブマーシブルは防水性が高く、ゴツい外観からもタフで頑強なイメージを与える。

それに対し今回紹介するラジオミールはワイヤーループのラグや細めの針、ガードのないリューズ、などなど、パネライの中ではクラシカルなシリーズとして存在しているのがその大きな違いである。

しかし世間は完全にラグスポブーム、クラシックで大人しいだけの腕時計よりもスポーティさを兼ね備えたモデルの方が人気で、ラジオミールよりもルミノールの方がはるかに人気度や知名度が高い。

個人的はラジオミールの12角形の復刻モデルRef.PAM00687とかが大好きなのだが、12角形のベゼルは1930年代に見られたタイプのパネライで、古典的なデザインを踏襲し現代風に復活したこの手のモデルはありえないくらいカッコいいと個人的には感じている。

つまりラジオミールの良さはワイヤーループなどからもわかるようにスタイルが非常に古典的で、モダンであるにもかかわらずアンティークのような様相を見せるという点でもすごく戦略的なデザイン性の高さを感じることが出来るのである。

さて、そういったわけで今回はラジオミールを愛用する芸能人と彼らがどのモデルを使用しているのかを見ていくことにする。

福永祐一(JRAの元騎手) パネライ ラジオミール ブラックシール Ref.PAM00287

というわけでまず一本目、ブラックシールとのコラボモデルがこれ。

ブラックシールとはイタリア海軍特殊潜水部隊とのことで、ブラックシールの名を冠したモデルはいくつかあるがその中の一本がこのモデルである。

45ミリというケースサイズもルミノールにはない大きさで、ラジオミールにしかない特殊な特徴が存在するのだが、やはりこのシリーズの大きな特徴はなんといってもワイヤーループと三角錐のリューズなのではないだろうか。

非常に古典的なデザインをしているように感じるが、こういった細部からの視覚的情報がそのような印象を与えるわけだが、ここがラジオミールが放つ大きな魅力でもある。

ブラックシールの表記が入っているように、基本的にパネライの腕時計はグローブや潜水服を着用している上からでも使用することを想定したデザインであるため、使い勝手がとても良い。

今でこそそのデザインや設計はファッション的な要素が大きいのだが、元々は軍事利用という位置付けにもなっているため高い実用性が標準で組み込まれている。

というわけで、元JRA騎手の福永さんの腕時計の一本だが、ラジオミールのオリジナルの良さが滲み出ている良いモデルだ。

反町隆史 パネライ ラジオミール 1940 3デイズ アッチャイオ Ref.PAM00574

そして反町さんが愛用するラジオミールはこのモデル。

反町隆史さんはパネライが大好きで、もうすでに20年以上前からルミノールを愛用していることでも有名であり、かなり熱いパネリスティの一人なのであるが、以下のページでも反町さんが所有する複数のルミノールについて書いているので気になる方はぜひお読みいただければと思う。

パネライ・ルミノールを愛用する芸能人・野村萬斎、反町隆史、安住紳一郎、田中圭、佐藤隆太、成田凌、錦戸亮、木梨憲武、中村昌也、平野紫耀、他
パネライのルミノールを愛用する芸能人とそのモデル パネライというとこのブログでも結構話題にしているメーカーなのだが、個人的にイタリアンなファッションが好きなのでこういった主張の強い腕時計は割と好きなのである。 いや、だいぶ好きかもしれない。...

さてそんなわけで今回の一本は、ラジオミールの現代バージョンとも言えるラジオミール1940だ。

ラジオミールの特徴はなんといってもあのリューズとワイヤーループラグだったので、ルミノールのように幅の広い通常のラグがセットされたシリーズは個人的にはあまり好きではない。

これではルミノールと大差がなく、リューズに関してもこれまでのスタイルが失われもはやラジオミール感すら感じられなくなっているのである。

ただ、この手のシリーズの良さを上げるとするならば、ルミノールで標準デザインとなっていたリューズガードがなくなっているようなデザインであるという点で使いやすくなったルミノールという位置付けとして評価することが出来る。

ラジオミールの名前を冠していることがその残念感をもたらすわけだが、実際はルミノールの派生だと思えば全く問題はない。

ラジオミールがルミノールに比べて人気が低かったのもその特殊なデザイン性が原因であると思われるのだが、そのデメリット的な部分を排除しモダンに再設計したのが1940の特徴というか意図であると言えるだろう。

ラジオミールを持っているとはいえ、反町さんはやはりルミノールよりのモデルを選んでいるという点からもやはり断然ルミノール派なのだろうと言える。

ラジオミールとしてではなく、ルミノールの簡易派生モデルとして考えればこのモデルは非常にバランスの取れた幅広い層に訴えかける一本だと言えるだろう。

反町隆史 パネライ ラジオミール 1940 Ref.PAM00512

反町さんはもう一本ラジオミールをお持ちだ。

このモデルも1940でルミノールのようなデザインであるのだが、この派生シリーズの良さはやはりルミノールのデザイン的デメリットとラジオミールのそれを取り払って両方のクセのない部分を合わせたところにあると言えるのだが、このモデルは特にその良さが現れているようには感じる。

ぱっと見のデザインはまさにルミノールで、文字盤もシンプル、リューズ部分もシンプル、ただパネライの顔がそこにあるというシンプルさでまとめられた一本で、オーソドックスでクセのないところが反町さんが気に入っている部分なのだろうと思われる。

かくいう僕も当初の当初はラジオミールもルミノールもリューズがどちらも癖があってなんか微妙だと思っていたし、ラジオミールに関してはワイヤーループが本当に好きではなかった。

今でこそ特徴こそがアドバンテージだと感じるようになったわけで、ルミノールのリューズガード、ラジオミールの逆三角円錐とワイヤーループが今ではものすごく好きで、両者同等に好きなのであるが、1940のように癖の荒削りをしているシリーズも確かにそれはそれで悪くはない。

というのも、癖を取り除くことで残った特徴が目立つようになるわけで、このモデルの場合パネライのケースの形状や文字盤全体が際立っているという点でまた新たな表情を生み出すことに成功しているからである。

42ミリ、薄型、自社製ムーブメント、シースルーバック、完全に現代のラジオミールであるが、日常の普段使いとして高い実用度をあえて狙っているようなスペックだと感じた。

徳井義実(チュートリアル) パネライ ラジオミール ブラックシール チェラミカ Ref.PAM00292

徳井さんがお持ちのラジオミールはこのモデル。

やはりワイヤーループが僕は好きだ。

ロレックスにも時々NATOストラップを装着する人がいるわけだが、ラジオミールにこそNATOベルトが非常によく合うと思うし、モダンな顔にナイロンストラップというチグハグなアンバランスさがまた良い部分を強調するという意味でもそういう使い方は正解だと言える。

そしてラジオミールのワイヤーループは標準のレザーストラップでもそういう雰囲気を醸し出しているという点で素晴らしいデザイン仕様だと思うし、徳井さんが所有するセラミック素材という現代の技術で作り上げたフェイスには古典的で少々ワイルドさを感じさせるタイプの外部の要素が非常によく合うのである。

どの時計ブランドを見てもラジオミールのようなモデルは存在せず、このシリーズの良さは本当にパネライでしか味わえない地位を確立しているとあらゆるモデルを見て思うのだが、今回紹介しているセラミック素材のストラップを含めて全身が黒い一本はまさに特別。

めちゃくちゃ貴重というわけでもないし、レア度が高いというわけでもないが、このモデルが刺さる人は割とたくさんいるだろうと思われる。

平山浩行 パネライ ラジオミール 1940 3デイズ チェラミカ Ref.PAM00577

マットブラックのセラミック素材で作られたこのモデル。

外観が非常に特殊で、こういうデザインなら1940でも全然構わないどころか、特殊な技術でモダンに仕上げられているなら太いラグや小さなリューズも十分にカッコいい。

見るからに硬質そうで傷がつきそうにない素材に見えるが、酸化ジルコニウムベースの合成素材であるマットなブラックセラミックはパネライが持つ一つの顔と言えるだろう。

ダイヤルのデザイン、特にインデックスのシンプルさがパネライのそれとは少々違うようだが、このモデルはこれが正解なのではないだろうか。

あまり見ない顔立ちなので面くらう人もいるかもしれないが、こモデルはモダンなデザインに振り切っている分すごく好感が持てる一本だ。

ちなみに文字盤中央下にデザインされているのは二人の兵士がのった魚雷で、S.L.C(Siluri a Lenta Corsa)と呼ばれる低速魚雷がいくつかのモデルにデザインされているのだが、この一本もその一つである。

桐谷健太 パネライ ラジオミール 8デイズ チタニオ Ref.PAM00346

このモデルはチタン素材を使用したラジオミールで、8デイズという長いパワーリザーブが搭載されているのがその特徴である。

パネライの腕時計はあらゆる要素を組み合わせてバリエーションが増やされているという、なんという個人の好みに合わせて順列組み合わせのようなバリエーション展開しているという感じである。

この戦略の良いところは、好きなスタイルで好きな仕様になっているモデルを見つけることが出来る点であり、自分にあったドンピシャな一本が見つかりやすいという点にある。

例えば、金属アレルギーがあるからケースはステンレス以外、できればチタンやセラミックで、腕時計を複数持っているからパワーリザーブは長めで、そして海外によくいくからGMTとかがあれば良いな、と思えばそういったタイプの腕時計がドンピシャで見つかるのがパネライなのである。

こモデルもチタンを使用し8デイズという長いリザーブを誇っているので、そういう組み合わせを求める人にはこれ以外考えられないのではないだろうかというほどピースがはまっている。

そういった意味でもパネライはルミノールもラジオミールもユーザーフレンドリーであり、今回紹介している桐谷健太さんの一本も特別感があるしラジオミールさがはっきりと出ていて非常におすすめである。

黒木啓司(EXILE) パネライ ラジオミール 1940 3デイズ GMT オートマティック アッチャイオ Ref.PAM00627

EXILEの黒木さんがお持ちのラジオミールがこちら。

一見してモダンなラジオミールだということがわかるが、このモデルにはGMT機構が搭載され、文字盤もタペストリーのようなクルードパリのようなおしゃれな凹凸のある模様がデザインされており、総じて綺麗におしゃれにまとまりのある一本仕上がっていると言えるだろう。

やはりラジオミールの1940ではこういったどこかモダンで現代風の特徴のあるスタイルの方が良いと感じるが、このモデルもデザインに関しても完成度が高い。

普通におしゃれだし機能性、利便性、共に持っていて便利なモデルなのではないだろうか。

価格的にも良心的なのがパネライであるからして、コレクションに加えるにもラジオミールは全体的に向いているシリーズと言える。

坂口健太郎 パネライ ラジオミール 1940 3デイズ アッチャイオ Ref.PAM00620

そして坂口健太さんがお持ちのがこのPAM00620と呼ばれるモデル。

デザイン的には可もなく不可もない印象だが、そこがこのモデルが狙っているところであると言える。

42ミリというパネライにしては小ぶりで、11ミリというケースサイズもなんとサブマリーナよりも薄い。

防水性は100メートルと、ラジオミールの標準の数値であるがルミノールと比べるとやはり低い。

とは言え普段使いに100メートル防水の機能が保証されていれば問題はないし、それよりもラジオミールなのにサブマリーナよりも薄いというのが少々驚きであるが、イメージとしてそのような印象があるのは当然だろう。

しかし最近のパネライは自社製のムーブメントを搭載していることが多く、全体的に薄型化している傾向があって最新のサブマリーナのケース厚12.2ミリを下回るモデルも多い。

そこがこの簡素なスタイルのラジオミールが意図しているところである。

3針のみのシンプルさがまた良いのだが、サンドイッチ文字盤や大きなパネライフォントのインデックスなどなど、随所に力強いパネライらしさが感じられる。

1940のシンプルでモダンなケースでそれを包み込んでいるという点で逆に他にはない腕時計に仕上がっていると言える。

特徴ある腕時計というのは実は結構多く、逆にいい感じに簡素でシンプルでそのブランドの特徴をしっかり詰め込んでいるというスタイルの商品の方が少なかったりする。

そういう意味では1940が良いデザインに感じるわけだが、そこはオリジナルとの棲み分けが必要な部分であり、モダンなスタイルにこそ1940の特徴が生きてくるのだと思う。

櫻井翔(嵐) パネライ ラジオミール GMT アラーム Ref.PAM00355

櫻井翔さんがお持ちのモデルはGMTとアラーム機能がついたプチコンプリケーションの一本。

GMTは文字盤中央の小窓でアワーを表示する仕組みになっていて、直感的に何時かわかるという点でも認知性が高いと言える。

表の仕方も24時間表示になっていて非常に利便性が高い。

24時間表示であると現地時間が朝か昼か夜かがわかるという点でもデイ&ナイトがついているのと同じであるが、24時間表示はほど便利なGMTはない。

アラーム機能などもついており、プチコンプリケーションなのかもはやコンプリケーションの部類に入るのはかはわからないが複雑な機構が搭載された高価な一本である。

目覚まし機能がついた機械式の腕時計という存在自体珍しく、ミニッツリピーターのような機能は高級時計の中でもさらに高級ブランドにしか採用されていないことも多く、そういった点でもこの一本はすごく価値があると言えるだろう。

まとめ

というわけでまとめると、ラジオミールは割と多くの愛用者がいることが伺える。

ルミノールほどではないが、一昔前に比べると圧倒的に数が増えている。

パネライの知名度が上がり、ルミノールはもちろんのことラジオミールの存在や良さが広く知られるようになったからであると言えるが、ラジオミールは1940の愛用者も多いことに気づかれるようにやはりモダンなモデルもラジオミールの中でシェアを結構占めているということなのだろう。

個人的にはラジオミールはもっぱらワイヤーループと三角錐のリューズのモデルが断然好きだし、古典的なデザインをモダンにしているところが良いと思うのだが、若干ルミノールの要素を交えたモダンバージョンの1940も、技術やデザインでモダンな要素を組み合わせるなら全然アリだと思うし、1940ではないラジオミールと別物として見るならばすごく好感が持てると言える。

ラジオミールではなくもはや別シリーズの腕時計のように感じるわけであるが、時計そのものをカテゴライズせずに見ると1940は完成度も高く、実用性もあり、所有欲も購買欲も湧いてくるカッコいい腕時計と言える。

という感じでラジオミールを愛用する芸能人を見てきたが、どのかたも腕時計が好きな人ばかりで、コレクションの一部としてこれらを愛用しているみたいだ。

みなさんは1940であるかないか、どちらのラジオミールがお好みだろうか。

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