ベル&ロスはダサいのかカッコいいのか?四角い時計のどこに魅力を感じる?

ベル&ロス
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ベル&ロスはダサいのかカッコいいのか?

僕は昔、LOFTかどこかで買った3000円くらいの四角い腕時計を持っていた。

当然中身はクオーツで電池で動くやつだったけど、なんとなく四角い腕時計がおしゃれだと感じ、表示もなんだかディスクのようなものが回転するようなタイプだったので割と気に入っていた。

二十歳くらいだっただろうか?

さて、その時計も1年も使えば壊れてしまう。

数千円で買ったノーブランドの腕時計なんてそんなもんだ。

それから時は経ち、四角い腕時計のことは忘れていた。

そう、もうお分かりのことと思う。

ベル&ロスの腕時計を見たときに、これまたなんだか四角い腕時計に惹かれる感覚がよみがってきたのだ。

というのは半分合っているのだが、実はベル&ロスではなくタグホイヤーのモナコを見て四角い腕時計への思いが再燃してきたのである。

と、きっかけはモナコでも今ではベル&ロスの絵に描いたような四角いケースの腕時計がなんだかじんわり好きだし、モナコがなくてもベル&ロスのスタイルは好きになっていたに違いない。

四角い腕時計と言えばモナコかベル&ロスと相場が決まっている感じがするし、丸型が主流の時代に敢えてスクエアな腕時計をするのも乙な気がするし、時代がそこに追いついているようにも感じる。

時計界の頂点にいる時計には八角形のものが多いし、トノー形も高級腕時計の代名詞的フォルムになっている。

そういった面でいうと四角い腕時計はまだ超高級ラインのイメージはない。

しかしいずれベル&ロスの腕時計は今よりも高い価値を誇る名ブランドとして多くの富裕層を惹きつけていくに違いない。

僕たちは今その過渡期を眺めている状態なのだ。

数十年後、ベル&ロスの四角い腕時計が高級時計の一番の代名詞的フォルムになっていてもなんら不思議ではない。

テスラのサイバートラックですらあんなにエッジを効かしているのだから。

エッジといえばランボルギーニ。

面と角を徹底的に意識したデザイニングは敢えてフェラーリの曲線を被せるかのように対抗している気がするし、個人的にランボルギーニのデザインの方が外装でも内装でも圧倒的に好みなので、上述したサイバートラックもベル&ロスの四角い腕時計にもやはり言葉では表せない魅力を感じている。

ベル&ロスのデザインは基本的には飛行機の計器をイメージしてあるみたいですが、確かにブランド全体としてパイロット系のようなイメージがある。

ケースは四角でもベゼルや文字盤部分は丸型にデザインしてあり、四角の中に円が埋まっているという、数学の授業で見たことがあるような形状をしている。

ベル&ロスを着用するのは基本的には男性で、理数を得意とした人たちが潜在的にベル&ロスに好意的な感覚を持つこともあり得るのではないかと思えるのだ。

もう一つベル&ロスのスタイルはより機械的でマシーナリーな無機質感を醸し出しており、シルバーのステンレスとの相性が抜群なのである。

機械的なエッジーなデザインとステンレス。面取りした柔らかさもあるが、基本的にはオーデマピゲのロイヤルオークのような非生物的な良さを醸し出すことに成功している。

腕時計という存在自体が機械であるから、機械的な機械時計ともなると、全くもって喧嘩しない組み合わせなのだ。

ベル&ロス BR01シリーズ
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最初に登場したBR01であるがサイズは四角いのに46ミリというかなりインパクトがある大きさだ。パイロットウォッチの意味合いもあることから手袋をしての操作性や視認性を確保したデザインになっているのだと思われるが、これはかなり大きく腕元を主張したい場合にもってこいない一本。

ベル&ロス BR03シリーズ
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46ミリから42ミリへ縮小され、さらに41ミリへと小さくなったのがBR03。時代の流れと逆行するかのようなリサイジングに少々驚きを感じるが四角い腕時計が形状的に大きく感じられるのでリサイズした同シリーズはアジア圏などではちょうど良い戦略なのではないかと思える。

ベル&ロス BR05シリーズ
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BR03とはサイズは同じだが角をとり全体的な印象をラグラグジュアリースポーツよりのデザインにしたのがBR05シリーズ。アイスブルーダイヤルなども使用し、時代の流れに乗ったモダンなシリーズと言えるだろう。

ベル&ロス BRSシリーズ
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BRSはよりシンプルなデザインが特徴的なシリーズで、四角い時計ながらも余計なものは排除した引き算的なデザインをテーマとしてモデルである。シンプルさだけではなく、スモール、スリーク、スマートの頭文字を取ってこのように名付けられていることからも伺えるように、あらゆる部分がミニマムですっきりとして収まりが良い存在になっている。クオーツモデルも存在しベル&ロスの新たな可能性を見出すシリーズと言えるだろう。

ベル&ロス スカルシリーズ
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ベル&ロスの隠れた人気シリーズにスカルがある。髑髏を腕時計のテーマとするメーカーは珍しく、高級ブランドのなかでそれをするところはさらに珍しい。幅広いニーズがあるわけではないが、確実に存在するニッチだが熱いファン層に向けたデザインだと言え、色々なバリエーションも存在するので個人的には割と好きなシリーズである。ドクロには実は良い意味もあって、場所や地域、宗教によっては魔除けの意味合いも持つこともある。死は誰にでも訪れるという事実からも平等という意味も持っていて、ドクロはその見た目からもそうしたい気持ちがあるかもしれないが実は敬遠するほどのものでもないのである。

実はエレガントな四角い時計

四角い腕時計はまだまだ数が少ないし、若干の偏見があるように思う。

しかし最近ではスクエアウォッチが市民権を得てきている。

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おすすめの四角いスイスメイドの腕時計 腕時計の世界は広い。 そしてその広さは膨張する宇宙のように広がっているように思う。 概念的な話ではあるが、バリエーションという意味では事実そうなっている。 あらゆる既存の固定観念を取っ払って、あらゆるメ...

四角い時計には確かにスポーツタイプだったり、パイロット系だったり、若干用途が男っぽい方向に流れているようなのも多い。

しかしそれとは対照的にカルティエのサントスやウブロのスクエアバンなどのようにゴージャスさを感じられるものも存在している。

単に四角い腕時計というだけで敬遠するのはもったいないと言える。

四角い腕時計がスポーツタイプが好きなら問題なくお好きなモデルが見つかるであろうと思われるが、難しいと思われがちなのがラグジュアリーな方面である。

しかし女性用の腕時計は四角い腕時計が男性用に比べても多い気がするし、小ぶりな四角い腕時計をしている女性はよく見かける。

長方形などのレクタングルも含めるとラグジュアリーな選択肢は一気に幅を広げる。

その中であえて正方形という狭い領域にカテゴリを絞るのであれば確かに選ぶ数は減るかもしれないが、上述したような豪華なシリーズの中で素晴らしくおしゃれなのが見つかるはずである。

僕自身スクエアウォッチに関してはモナコなどのスポーツタイプも好きであるが、どちらかというとカルティエのサントスのシンプルなステンレスモデルやコンビモデルが好きだったりする。

確かにまだまだスクエウォッチに対しての需要というものはそれ以外に比べると多くはないかもしれないが四角い腕時計には確実に需要があり、そこに先陣切って乗り込んでいるのがベル&ロスであり、BR01やBR03、そしてBR05などなのである。

そういった面でいうと、ベル&ロスはラグジュアリーラインのような存在を生み出し、脱”完全スポーツ”を果たすのがスクエアウォッチのフィールドを制覇するための条件なのではないかと思うのである。

そうすればベル&ロスをダサいという声は聞こえなくなるだろうし、僕個人的にもラグジュアリーなベル&ロスを見てみたい。

まとめ

ベル&ロスがダサいなんて思ったことは決してない。

腕元をおしゃれに奇抜に飾るのに彼らのブランドほど目立った存在になれるメーカーはそう多くはない。

四角い腕時計といえば二束三文で買えるノーブランドのものが多い中でベル&ロスが生み出す精巧な作りの腕時計はやはりどこのメーカーのものなのか気になるのであるが、細部がしっかりしているだけにやはり興味の対象となるのである。

四角い時計はノーブランドを含めると数多くあるし、ノーブランドの方がほとんどを占めている。

その中でカルティエやベル&ロスが生み出す独特の四角い世界観を高級感(ラグジュアリーでなくても高級感はある)で表現すれば自然と需要は大きく飛躍していくと思っている。

モデルによってはすごく惹かれる個体が各社存在するが、ベル&ロスの腕時計はその四角いところがまず興味を惹く大きな部分なのであり腕に装着してみたいと思う部分なのである。

昨今の腕時計界の流行として見られるのが、腕時計がおもちゃっぽいのに高額、であることだ。

リシャールミル、ウブロ、なんかはその際たるもので、フランクミュラーの間延びしたインデックスなどはその元祖的存在である。

ベル&ロスにはそのポテンシャルが宿っているように思うし、先ほど述べたようにラグジュアリーラインをうまく組み合わせればその方向性にブランドを持っていけるのではないかと思うのである。

そうなればもはやダサいとかどうとかいうレベルでなく、このスタイルがベル&ロスだよなぁ、と四角いラグジュアリーという代名詞になる。

そういった意味で抽象的に眺めてみればベル&ロスの良さがさらに感じられるのではないかと思うのだ。

というわけで、結論をいうとベル&ロスはダサいどころかポテンシャルを十分に備えた未来への希望的な存在であると僕は思う。

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