ロレックス 新型ゴールドデイトナ登場で旧型はどうなった?・全6モデルの価格を比較

デイトナ
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ゴールドデイトナ セラクロムベゼルモデルの価格

ロレックスのデイトナの新型が発表されてちょうど一年くらいだろうか。

ロレックスは新型が登場するとものすごく騒がられるわけだが、なぜかというとロレックスが何かを発表するとそれまでのモデルが旧型化し、希少性が高まり入手出来るかどうかという可能性が危惧されプレミア価格がついてくるからだ。

ロレックスの場合、カタログ落ちして型落ちすると逆に値段が上昇することになるので騒ぎに発展することが毎度のイベントになっているのである。

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こちらでもなぜそのようなことになるのかという分析を書いているので良ければ参考にしていただきたい。

ロレックスをすでに所有している人にとっては自分の腕時計が値上がりするかが気になるであろうし、『来年』ロレックスを買おう、と思っている人にとっては価格が上昇することに関して気が気がでないのである。

前者の方は安心していただきたい。

時間は若干かかろうが、お持ちの個体は値段が上がると思われる。

買い値が上昇したからといっても、売る時には一般的に買われている価格より何割引きかの値段になってしまうので、ただ単に自分が買った時の値段と今売られている値段を比較するのはよろしくない。

現在の売値が買った時の少なくとも1.5倍以上になるまでは待ったほうが良いと思われる。

さて、そんなわけで今回のテーマは廃盤になったセラクロムベゼルモデルのゴールドデイトナ3種類の価格比較についてだ。

以下は2024年3月末の価格帯である。

デイトナ エヴァーローズゴールド Ref.116515LN 550万円〜

デイトナ イエローゴールド Ref.116518LN 600万円〜

デイトナ ホワイトゴールド Ref.116519LN 600万円〜

動画で見るとデイトナは良さが3倍くらいよくわかる。

写真ではややおもちゃっぽい感じがあるが、本物は高級感がそれを完全に打ち消す。

実機は想像よりも小ぶりで、無駄に間延びした感じがなく、高級が小さい空間に凝縮したような、そんな繊細な存在なのである。

これらの3モデル、2023年に登場したRef.126515LN、Ref.126518LN、Ref.126519LNに変わってなくなってしまうのである。

悲しい事実であるが、感傷に浸っている場合ではない。

デイトナの新型は何年かおきにモデルチェンジするわけであるから、この事態には備えておかなければならない。

気持ちの余裕を忘れないことだ。

さて、そんなわけで長くなってしまったが、旧型デイトナの価格比較は以上の通りであが、エヴァーローズゴールドのチョコダイヤルのアラビアインデックスタイプは人気があまりにも低いので除外している。

ちなみにそっちのモデルは400万円〜なのである意味掘り出し価格である。

どうしてエヴァーローズゴールドの人気が一番低いのか分からないが、ホワイトゴールドはおそらくステンレスタイプと同色系だからである。

ラグジュアリースポーツの基本はシルバーのオーソドックス、が一番人気である。

ホワイトゴールドのデイトナはデイトナのLNの部分、つまり黒いベゼルとのコントラストがステンレス同様に一番よく見える取り合わせなので見た目の問題で一番人気が良いのであろうと思う。

ルマン24の100周年アニバーサリーモデルとしてホワイトゴールドをチョイスしたのも一番人気の色だったかなのではないかと思う。

因みに2023年は初代デイトナRef.6239誕生から60周年を記念する年でもあり、ダブルでアニバーサリーなのである。

そんなわけで、ゴールドタイプのデイトナは現在このような価格推移をしているのである。

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ゴールドモデルも同じような変更が加えられている。

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セラクロムベゼルモデルの方は既に紹介したばかりだが、新しいモデルが登場することによって旧型の価格はどうなるのか?

ロレックスは旧型の価値がすぐに評価され、これから球数が減っていくであろうことがすぐに価格に反映する。

カタログ落ちするという噂があればすでに価格に影響を及ぼすのである。

そしてカタログ落ちが決まると値段が上がり始める。

流れとしてはこのような現象が起こるわけだが、セラクロムベゼルの旧型の価格について見てきたので次はセラクロムじゃないゴールドの価格帯を見てみよう。

予想される通り、ゴールドの使用量がとても多いので、セラクロムベゼル x オイスターフレックス(ラバーストラップ)のモデルに比べてだいぶ割高である。

それでは2024年3月末の価格。

116505 エバーローズゴールド 650万円〜

116508 イエローゴールド 720万円〜

116509 ホワイトゴールド 550万円〜

うむ、ある一点を除いて予想通りブレスタイプの方が2割ほど高い。

がしかし、ここで大事なのは僕のある間違いである。

まとめ

それはホワイトゴールドの価格が予想外に低いだけでなく、そしてセラクロムベゼルモデル(同じく旧型)の価格すらも下回っているのである。

ゴールドのデイトナの価格に関しては、

ブレスタイプ > セラクロムベゼル x オイスターフレックス

という不等号の式が成り立つものである。

新型ではホワイトゴールドも含め、エバーローズゴールドもイエローゴールドもブレスタイプの方が高い。

なぜか1165系のホワイトゴールドに限っては逆転現象が起こっている。

これは一体なぜなんだ。

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この記事でも書いているのだが、アラビア数字ダイヤルに関しては価格破壊が起こっているようである。

理由はなぜだかわからないが、ホワイトゴールドの旧型ブレスモデルは人気がだいぶ落ち着いているようなのだ。

つまり、お買い得感があるということ。

お買い得感があるといってもそれでも400万円を超える価格であり、それ単体としてはやはり高いわけであるが、デイトナの旧型の価格帯とほぼ同じであるのは面白い現象である。

ステンレス素材とゴールド素材の腕時計が同じ価格帯。

普通はこのようなことはあり得ない。

人気がこうも価格に影響するブランドというのも珍しい。

ただ、ゴールドの新型の方は正常な価格分布になっているので、いずれはこのねじれは是正されるものと思われる。

また数ヶ月おきに価格推移を追っていこうと思う。

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