50代男性におすすめのメンズ高級腕時計ランキング10選

ヴァシュロンコンスタンタン

50代におすすめの高級腕時計とは?

50代ともなると身につけるものにちょっとしたラグジュアリーさを求めるようになる人も多いだろう。

機械式腕時計というものは何歳になっても良いものだし何歳になってもどんな腕時計をしても基本的には良いものだと僕は思っている。

だがしかし、50代になれば50代にちょうど良いもの、という選び方をエレガントでラグジュアリーな目線で求める人もいらっしゃるだろう。

そういった視線でチョイスするなら40代以上、とりわけ50代におすすめしたい腕時計というのが何種類かあったりする。

完全に僕目線であるし、僕の好みが100%反映されているのだが、世間的なウケや社会的な視点で見ると間違いないだろうというシリーズであるという自負はあるし価値としての裏付けもあったりする。

それでは見てみよう。

パテックフィリップ ノーチラス

まずはパテックフィリップのノーチラス。

僕のブログをお読みになってくださってる方ならもうノーチラスがランクインすることはすでに予想通りであったと思う。(お読みいただきありがとうございます)

ノーチラスがあれば他に腕時計は要らないという境地に立つことが出来るのがこのシリーズであるが、世界中のあらゆる著名人やセレブがノーチラスを所有していることは時計好きならご存知であると思う。

世界三大時計ブランドの一つであるパテックフィリップであるが、その中でも群を抜いて頭ひとつふたつ飛び抜けているのがパテックのブランド力なのである。

古くはトルストイが愛用していたというヒストリーも残されており、現代ではブラッドピットやレオナルドディカプリオ、メッシやエドシーラン、ルイスハミルトンなどなど、ここで挙げれば投稿がまるまる愛用者の名前で埋まってしまうくらいに非常に数多くの著名人やセレブが愛用しているのがノーチラスなのである。

確かに価格帯的には簡単に手に入るレベルではないが、それゆえに彼らがノーチラスを選ぶ理由にもなっているのである。

高いステータス性と高い資産としての価値。

通常、物は買ったらそれでおしまいだが、腕時計にはリセールバリューという概念が存在する。

その中でノーチラスの世界的な価値は強固なものであるし、世界で一番高い評価を与えられているのがノーチラスなのである。

金額的には世界で一番高額というわけではないが、ノーチラスには深い歴史や高いクオリティという一夜漬けで構築できない立派な裏付けがあるのだ。

ジェラルド・ジェンタ氏がデザインした腕時計一覧
ジェラルド・ジェンタ氏がデザインした腕時計 ジェラルド・ジェンタといえば時計界ではもはやスーパースターでありレジェンドであり、とにかく説明するのが不可能なくらい時計界に非常に大きなインパクトを与えたデザイナーである。 1931年5月1日スイ...

もう耳にオクトパスであろうが、この世界的人気はジェラルドジェンタ氏のデザインがなければなかっただろう。

後述するがオーデマピゲのロイヤルオークもジェラルドジェンタ氏のデザインであり同じく世界的な名声を得ている。

世界的ブランドと優れたデザインが融合した結果が途轍もない破壊力を生み出すわけであるが、鬼にゴールデンスティックである。

オーデマピゲ ロイヤルオーク

次にオーデマピゲのロイヤルオーク。

これも絶対外せない。

オーデマピゲのロイヤルオークもジェラルドジェンタ氏がデザインしたものだがパテックフィリップのノーチラスよりも4年も前のことであるのでデザインに若干の若さが感じられる。

尖った印象の強いデザインであるが、その分ある意味ギラギラした脂の乗った強い自分を演出できるようなそんな雰囲気を持っている。

実際ブレスとブレスコマを繋ぐブレスリンクの異なるタイミングと角度での反射がアクセサリーとしてのブレスレットを演出しており、ステンレス素材のみで構成されていながらとてもゴージャスなオーラを見せつける。

ロイヤルオークはノーチラスに比べ若干安価で買えるのでそこもまたおすすめのポイントであるが、絶対値としての価格は高額であることに変わりはない。

ロイヤルオークとりわけステンレス素材のモデルは、同じくSSノーチラスの存在を後追いしている形で価格や人気などの価値がじわじわと上昇を続けているわけだが、今のノーチラスのような価値になるのは時間の問題だと言えるだろう。

その頃にはノーチラスはもはや一般的には手が出せない価格になっていることと思う。

腕時計一本で数千万円するのであればとても簡単に手が出せる状況ではないが、余裕があるのであれば是非とも手に入れておきたいのがこれらの2モデルである。

両者とも50代以上におすすめできる腕時計であり、これらがあれば打ち止めでいいんじゃないかと言えるくらいおすすめできるモデルである。

ヴァシュロンンコンスタンタン パトリモニー

ヴァシュロンコンスタンタンの場合は断然ドレス系の方がおすすめである。

ヴァシュロンのオーヴァーシーズも確かにかっこいいのではあるが、今ひとつノーチラスやロイヤルオークに比べて完成度が低い印象である。

ケースやブレスに関してはすごく良いし、ヨルグハイゼックによるオリジナルの「222」という作品は非常に完成度が高いが、オーヴァーシーズになってからは文字盤内のデザインが若干微妙な部分がある。

であるからして、個人的な好みでいうとヴァシュロンコンスタンタンに限っては断然パトリモニーをおすすめしたい。

パトリモニーは平たく言えばドレス系の綺麗な腕時計である。

このパトリモニーというシリーズは世界三大時計ブランドの中でもドレス系で言えば一番美しいと思うし、ラグジュアリースポーツの部分で先をゆくパテックとピゲだがドレス系であればパトリモニーが群を抜いて美しい。

パテックにはカラトラバがあるし、ピゲにはジュールオーデマがある。

しかしヴァシュロンのパトリモニーにはその洗練されたシャープで優雅な高いデザイン性という面で勝つことはできないだろう。

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ヴァシュロンのオーヴァーシーズを愛用する芸能人はノーチラスやロイヤルオークを愛用する芸能人と比べても少ないが、パトリモニーに限っては逆の現象が起こっている。

世間的な評価を見てもヴァシュロンに限ってはパトリモニーの方が人気であり、洗練された美しいドレス感が50代におすすめであると言える。

そういった面で言うと他のラグスポの腕時計とは別に使い分けするというのもありの腕時計であると思う。

ピアジェ ポロ

ピアジェのポロという選択肢も忘れてはならない。

ピアジェの腕時計は上述したラグジュアリースポーツとは若干趣が異なる。

確かに現代の世の中のラグスポブームに乗ったタイプの腕時計であるし、デザインもジェラルドジェンタの流れに影響を受けている部分が見られる。

しかしそこは完全にはジェラルド流ではなく、ピアジェの上品な趣も相まってラグジュアリーよりのラグスポに仕上がっているということができる。

抽象的に分析すると、確かにポロのデザインはラグが短くベゼルが多角形的になっているのだが、ブレス、針、インデックス、ケースの形状などなど、細かな点を見ると彼の作品でないことがわかる。

ピアジェの特徴である、アルティプラノなどにも見られるしなやかな曲線とラグスポが融合し、ラグジュアリーラグスポとった少し上品に寄った方向を向いている感じだろうか。

非常に大人っぽい腕時計であるしイケオジ感もしっかり醸し出しているダンディな腕時計だと言えるだろう。

ピアジェ ポロ・ダンディズムでモテを演出するラグジュアリースポーツの選択肢
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価格帯も安く、非常に現実的なチョイスだと言える選択肢で、上記の記事でもお話ししているがまだまだ割安感が感じられるお手頃な価格レンジになっていることもピアジェ人気の理由だろうと思う。

知名度も上昇しているし、チラホラとポロを愛用している男性を見かけるがスーツに非常によく似合うスタイルと品質、そしてブランド力を備えている。

元々ジュエリーとしての出発点を持つピアジェであるし、女性用の装飾品を得意とするブランドであるから存在がすごく上品でおしゃれである。

ジュエリー派生の腕時計でありながら腕時計としての価値も内包し、その上ジュエリーとしてのエレガントなオーラを纏っている。

安価でラグスポをお探しならおすすめのブランド兼シリーズである。

ブルガリ オクト

ブルガリのオクトといえばこのブログでたっぷりとお話ししているテーマであり腕時計シリーズであるからここで多くを語ることは差し控えさせていただこうと思うが、端的に言って、控えめに言ってもかなりおすすめである。

ここで挙げているおすすめの腕時計は僕が大好きなものばかりで、あらゆる好きなシリーズから厳選した「大好き」な腕時計であるのでここに挙がっている時点ですごくおすすめなのだが、何がそんなに良いのかというと総合的に見ても申し分ない存在だからである。

ブルガリのオクトと言えばまたも名前を挙げさせてもらうが、ジェラルドジェンタ氏のデザインであり、厳密に言えば後継種ということになるのだがスタイルは完全に彼のものであり前身であるジェラルドジェンタコレクションとは瓜二つである。

デザイン面でオクトはまず大合格であり、現代の大人気腕時計シリーズたちの一端を担うのがブルガリのオクトであり、オクトなくしては時計界が非常に侘しいものになるほどの存在感を放っていると言えるのである。

ブルガリのアンバサダーとオクト愛用の芸能人・MIYAVI、山下智久、安達祐人、三浦翔平、中村倫也、他
ブルガリの男性アンバサダーは誰? ブルガリと言えばかなり高貴なイメージであるが、実際高貴なブランドである。 イタリアを代表するジュエリーブランドであるが、近年は腕時計としてのブルガリも相当に価値が高く、デザイン面のみならず機械的な面のブルガ...

非常に華やかなイメージを持つブルガリであるが、アンバサダーたちもまたゴージャスな芸能人たちが揃っている。

山下智久、Miyavi、安達祐人、錚々たる面々が個人的にも愛用しているブルガリのオクトであるからして、この価格帯ではこれ以上におすすめ出来る腕時計はオクトやカルティエサントス、ピアジェポロ以外にはなかなか考えがつかない。

ブルガリ オクトを愛用する芸能人・山下智久、渡辺謙、横浜流星、玉森裕太、山田涼介
ブルガリのオクトを愛用する芸能人 近年吹くラグジュアリースポーツの人気の風、いや台風のような大きな風がずっと吹きすさぶ感じであるが、そのラグジュアリースポーツの中にちょっとした新たな風を巻き起こしているのがブルガリのオクトなのである。 とい...

あらゆる良いものを知っている一流の芸能人たちが愛用している腕時計であるので間違いはないシリーズである。

ロレックス デイトナ

今の50代は若い。

昭和時代の50代と言えばもはや指輪物語のガンダルフのような老齢であった。

というのは言い過ぎかもしれないが、明らかに見た目の若さが時代とともに長持ちしているようである。

現代の50代といえばまだまだ現役真っ只中であり、女性でも恋愛最前線にいてもおかしくないような美魔女が存在するし、男性に限ってはもはやこれからが青春だぜみたいな感覚である。

であるからして、50代と言えども上述したような世紀の大ウォッチみたいなこれでいっちょあがりモデルを選ばなくても、ロレックスのデイトナのような少々年齢層が若そうなモデルを選ぶのも実は正しい選択肢であると思える。

実際ロレックスの価値というものが非常に早いスピードで高く評価されていて、数年前とは比べ物にならない価格になっている分、若年層では手が出ない値段にまで需要と人気で押し上げられている。

そういった面でいうと、見た目にも若く、経済的にも豊かになりつつある40代50代というにはロレックスのデイトナという選択肢はもってこいなのだ。

セラクロムベゼルのモデルになってからはそのスタイルは古典的なクロノグラフからより一層若者むけのスタイリッシュなものへと変化したわけだが、このデザインの移り変わりというのも現代の人間が非常に若い感性と見た目を維持しているからに他ならないと考えられる。

世の中にガンダルフのような年老いた50代が蔓延るようであれば腕時計のデザイン性というのも今とは異質であったに違いない。

そういった見方をすると、現代の我々世代やプラスαな層は非常に良い時代に生まれたと思えるし、そのアドバンテージを享受するのも今だけしかできないという限定性の名の下に正義なのではないかと思えるのである。

今しかない50代をデイトナで若々しくラグジュアリーでスポーティに表現するのもありよりのありだと言える。

ロレックス 1908

2023年に登場したロレックスが発表した1908であるが、今では僕はこれがすごく気に入っている。

最初見た時の感想はIWCなどの二番煎じ的だと思ったものであるが、2024年に発表された新作モデルでも大きく印象を変えた。

確かにレールウェイトラックやブレゲ針など、目新しいデザイン性というものは感じられないのであるが、1908が内に秘める質の高さに考えを改めたのである。

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スポーツウォッチで世界をリードするロレックスがチェリーニ発表のおよそ10年後に本気ドレスとして出したのがパーペチュアル1908であるが、この腕時計もそのほかのロレックスと同様、ロレックス基準のクロノメーター認定を受けているすごいマシンなのだ。

ドレスウォッチでこのようなクオリティを保持している腕時計はそう多くはない上に、非常に美しい外観に包まれている分、希少性の面から言っても価値がある。

二番煎じで似たようなデザインとは言ったが、裏を返せばIWCのような美を備えているということでもあり、あまり多くはないが細部がロレックス調に仕上がっているところでもファンとしては見逃せないドレスなのだろうと思う。

先ほどからヴァシュロンのパトリモニーを除いてスポーツタイプばかりを推してきたが、40代、50代ともなるとドレス系が気になってくるころだと思われる。

ドレスウォッチであれば生涯使用できるというデザイン面でのメリットがスポーツタイプの腕時計に対して大きく、選ぶのであれば少々高額でも余生はずっとこれ、といった選択もあり得る。

そうなればロレックスの1908などは資産としてもプライベートな所有としてもとてもおすすめな選択肢である。

カルティエ サントス

そして8品目はカルティエのサントス。

これも僕が大好きなラグスポだ。

ラグスポと呼べるのかは定かではないが、完全に現代のラグスポ時計の共通点を備えたシリーズだ。

ラグジュアリーであることはカルティエが生み出すSSタイプの腕時計であるならば全く心配する必要のない要素であり、そのブランド力と知名度からもカルティエの腕時計であるということが一目でわかるスタイルがすでに高貴な存在なのである。

ステンレスというどこにでもある一般的な金属素材でありながら、こうも高級感をうまく引き出すことができるのはカルティエが持つジュエラーとしての歴史とノウハウがもたらすアドバンテージであると思うが、ただのステンレスの塊でありながらこんなにも腕元をゴージャスに引き立てる腕時計というのは、ノーチラスやロイヤルオークにおいて他はあまりないと言えるだろう。

ゴージャスでラグジュアリーなSSブレスレットという括りであればロイヤルオークがノーチラスを上回るかもしれないが、カルティエのサントスも負けてはない。

しかし価格帯というコストパフォーマンスの面で言えば、カルティエのブレスタイプのサントスが圧倒的に勝ちなのである。

ウブロ スクエアバン

近年発表されたウブロのスクエアバン。

これまでウブロがカバーしてなかったのが不思議なくらいであるが、四角い腕時計の需要も見越して研究開発は数年前から行っていたのだろうと思う。

四角い腕時計には円形やトノーにはないまた違った雰囲気が備わっていて、見方によってはめちゃくちゃラグジュアリーにもめちゃくちゃスポーティにもなれる形状であるのだが、その点でいうと円形と何らポテンシャルは変わらないのである。

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この記事ではそれらの特徴を備えたモデルたちをどちらも紹介しているのだが、ウブロのスクエアバンなどはその中でもラグジュアリーよりの方に位置する腕時計であると言える。

ウブロのブランド哲学でもある前衛的な姿勢がそのまま四角いケースに収まったようなシリーズであるが、カルティエのサントスのような腕時計が好きな人にはとてもおすすめできるシリーズだ。

カルティエのサントスがジュエリーの要素をたくさん纏ったスクエアウォッチであるならば、ウブロのスクエアバンは新世代の素材技術を四角い時計で表現している魔術的な腕時計である。

ウブロが持つシンプルとは対極にある人工的な複雑性が好きな人にはスクエアバンはおすすめであるし、ウブロ独特の高級感というのもしっかりと受け継がれている。

ウブロの中ではスピリットオブビッグバンもおすすめであるが、同等にスクエアバンもおすすめであり、ちょっと主張を緩めたい時つまりより落ち着いたちょうど良い塩梅の「ウブロ」を求めるならスクエアバンが良いのではないかと思った次第だ。

ジャガールクルト レベルソ

ジャガールクルトのレベルソともなるともはや説明はいらないくらい高貴な腕時計であるが、あえて端的に説明させてもらえるならば世界のあらゆる富裕層のマダムやジェントルマンが愛用しているのがこのレクタングルの腕時計ある。

映画ダークナイトでも超大金持ちのブルースウェインがレベルソを着用しているのが確認できる。

派手な腕時計があまり好きではないという人も多いだろう。

かといって質素な腕時計では物足りないという人にはレベルソのような紳士的で淑女的な、ある面では中性的な腕時計というのが現代には非常によくマッチするのではないかと思う。

とは言え、ジャガールクルトのレベルソは流行り廃りがあるタイプのシリーズではなく、むしろ普遍的でタイムレスな外観を纏っておりそういう意味では老若男女、全ての人間におすすめしたいジョーカー的なオールマイティな腕時計であると言える。

小ぶりで長方形で非常にシンプルで、高級感のあるディテールをコンパクトに綺麗に美しくまとめた時の芸術品とも言えるレベルソは価格のパフォーマンス的にも一二を争うほどおすすめ出来るシリーズだ。

高級腕時計の一発目でジャガールクルトというのは味気ないかもしれないというデメリットも確かにある。

であるので、レベルソは一周回って最後の仕上げという意味で一番良いチョイスかもしれないと感じる。

まとめ

というわけでまとめであるが、今回選出した10作品はどれも非常に洗練されたデザインであるばかりでなく、品質的にも価値的にも十分に所有する価値がある品ばかりだ。

個人的にどれが一番かと言われればこれがあれば良いと断言することはできないモデルばかりであり、その全てが違った個性と良さを備えている分、気分によって大きくチョイスを変えてしまいそうであるが、裏を返せば全てのモデルが拮抗しているということでもある。

紹介した腕時計はシリーズという大枠で紹介しており、シンプルな3針だったりクロノグラフだったりゴールドだったりゴールドコンビだったり、バリエーションは個々の判断にお任せするという意味でシリーズ全体として紹介させてもらった次第だ。

どれも美しい腕時計ばかりであるので、実際に見てみると最初に見たモデルを欲しくなるに違いない。

と半分冗談半分本気で締め括ることにする。

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