世界三大時計ブランドのおすすめ腕時計を300万円以下、200万円以下で探す

アニュアルカレンダー

三大時計ブランドが欲しい

三大時計ブランドが欲しいのはもうそれは人間の欲であると思う。

良い車も欲しいし良い腕時計も欲しい。

良い車と良い時計があれば僕ら男性は大変に満足なのであるが、ロレックスなどの超人気で素晴らしい腕時計を持っていてもやはり三大時計ブランドの腕時計にそれなりの高い価値が備わっている分、今持っている腕時計とは別に欲しくなってしまうのは致し方ないのである。

だって世界がトップ3と認めたブランドなんだもん。

である。

さて以前僕は100万円以下でパテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンの腕時計を探すという暴挙に出た。

世界三大腕時計ブランドを100万円以下 & クオーツx電池式でチョイスする
世界三大腕時計ブランドを100万円以下でチョイス 世界三大時計ブランドは高い。 高いってもんじゃない。 モデルによっては豪邸が買えてしまうほどの値段で販売されているばかりか、今もなおその値段は上昇する一方である。 パテックフィリップのノーチ...

確かに存在することには存在した。

しかし満足のいくチョイスはなかなかないというのが現在の状況であるが、以前は100万円という最大幅があればもう少し良い腕時計が見つけられたもんである。

今ではロレックスですら100万円以下となると難しい。

ですらというと語弊があるかもしれないが、価格帯的にも三大時計ブランドと比較して若干お手頃という意味である。

がしかし昨今のロレックスは三大時計ブランドと並ぶ価格帯になりつつある。

さて話を戻すと、今回は価格帯をあげて200万円、300万円でこれらのブランドを探してみようと思う。

それでは200万円以下から。

200万円以下で探す

パテックフィリップ

カラトラバ 33mm Ref.3919J

カラトラバ 33mm Ref.5022J

200万円以下という幅であればカラトラバの状態の良い中古モデルが買える。

カラトラバといえばパテックフィリップのドレス系ウォッチで円形で綺麗なスタイルが特徴的なモデルであるが、ノーチラスやアクアノートに比べると人気という面では劣っているが、それゆえにこういったタイプならこの価格帯で購入可能だ。

しかし金の価格が上昇しているからか、これらのモデルは33mmという少々小ぶりである。

この辺りが現代の腕時計の感覚したらだいぶネックにはなるだろうし、大半はもう少し大きな腕時計が良いと思われるだろう。

腕の細い人にはまだ良いかもしれないが、33mmは実際小さい印象である。

昔の映画などを見てるとこのくらいのサイズ感だったのでアンティークやヴィンテージ調が好きだったり当時の世界観が好きな人にとっては価格帯的にも願ったり叶ったりということなのであろうが基本的には現代向きとは言い難い。

オーデマピゲ

ロイヤルオーク クオーツ 33mm Ref.56303ST

ジュールオーデマ レッドゴールド 36mm Ref.25955OR.O.0002CR.01

ジュールオーデマ ホワイトゴールド 36mm Ref.25955BC.O.0002CR.01

パテックフィリップではなかったラグジュアリースポーツがオーデマピゲなら200万円で手に入りそうである。

しかし状態はあまり良くないし、ムーブメントも電池式でクオーツである。

そしてサイズも33mmとかなり小さい。

であると実質的にこの選択肢はなしということになる。

しかしオーデマピゲにはジュールオーデマという頼もしい助っ人がいるのだが、これはパテックフィリップでいうところのカラトラバである。

つまりはドレス系の腕時計なのだが、これが結構綺麗で美しかったりする。

レッドゴールドとホワイトゴールドの2種類で選択可能であるし、36mmというサイズであると問題なくメンズ時計としても使用できる。

これは割とアリかもしれないと思えるモデルだと言えるだろう。

ジュールオーデマらしくケースの縁が太めなのが特徴的であるが、デイト機能やパワーリザーブなども搭載されていて、コストパフォーマンスもかなり良い気がする。

ギョーシエ模様とフラットのコントラストが効いた良いダイヤルであるし、これは個人的にもおすすめできる腕時計と言える。

次はヴァシュロンを見てみよう。

ヴァシュロンコンスタンタン

オーヴァーシーズ クロノグラフ 40mm Ref.49140/423A-8886

オーヴァーシーズ ラージ 42mm Ref.47040/B01A-9094

オーヴァーシーズ 35mm Ref.42050/423A-8472

フィフティシックス SS オートマティック 40mm Ref.4600E/000A-B487

パトリモニー 40mm Ref.85180/000R-9248

パトリモニー 40mm Ref.81180/000G-9117

ヴァシュロンコンスタンタンではもっと選択肢があるだろうと思ったがその通りだった。

すでにお分かりのように、ヴァシュロンではオーヴァーシーズという選択肢がたくさん用意されている。

たくさんと言っても3種類だが、それでもパテックフィリップやオーデマピゲでは実質的に選べなかったラグジュアリースポーツの選択肢がとても良い条件でチョイスすることができる。

実際デザインもかっこいいし、サイズ感も現代の腕時計サイズである。

一つ35mmのモデルが入っているが、小ぶりサイズの限界値がこのくらいだろう。

残り2モデルのオーヴァーシーズに限っては普通に使えるし、なんならコストパフォーマンスはブランド力と知名度から言っても最高だろうと思う。

フィフティシックスもまた選択肢に入るおすすめの腕時計である。

1956年に発表されたことからそのようなネーミングがされたシリーズなのだが、パトリモニーよりも若干スポーティな印象があるドレスウォッチで、これもなかなかにかっこいいしゴールドを使用した巻き上げローターを搭載してこれはお得である。

ヴァシュロンコンスタンタンというブランドを考えるとお買い得感が感じられるが、三大時計ブランドの中でも若干人気が劣るのがヴァシュロンであるので比べるとかなり安い。

とはいえ1755年から続く名門ブランドであり、あらゆる著名人や芸能人がヴァシュロンの腕時計の愛用者であることを考えてもコスパは高い。

パトリモニーに関してもそうだ。

40mmというサイズでしかもゴールドを使用していながらこの価格帯というのは少々驚きである。

後述するが300万円という価格帯ならどのようなモデルが選べるのか非常に楽しみだ。

300万円以下で探す

パテックフィリップ

カラトラバ 37mm Ref.5169R

カラトラバ 37mm Ref.5117J

カラトラバ 37mm Ref.5196R

カラトラバ 36mm Ref.5119R

トラベルタイム 34mm Ref.5134J

300万円ともなるとパテックフィリップでも良い選択が出来そうである。

37mmのカラトラバの程度の良いものが選べてしまうのだ。

しかもゴールド。

カラトラバは基本ゴールド素材しかないのでゴールドがマストになるのだが、200万円以下の時はどうしても小ぶりにならざるを得なかった。

カラトラバの基本サイズである37mmのモデルが300万円という予算であれば基本的には好きなモデルが買えそうだ。

トラベルタイムというモデルさえも選択肢に入ってくるがこれはGMT機能を搭載したドレス系のシリーズである。

ケースの縁が太いためゴールドを使用するとどうしてサイズが34mmという大きさになるのだが、小さい腕時計が好きという人は必ずいるので、これは選択肢に入るのではないだろうか。

これはこれでありである。

300万円以下という予算幅だとパテックフィリップでもある程度良い選択が出来そうである。

ただやはりノーチラスには遠く及ばず、これの数倍の予算がなければ購入できないのがノーチラスであるが、カラトラバは個人的にもおすすめなシリーズであるため普通にこの一本で一生時計になったりする。

実際カラトラバを生涯時計として購入する人は多く、流行り廃りがないドレスウォッチで世界最高峰のブランドというとカラトラバに集約される。

そう言った意味でも300万円という価格でカラトラバが買えるならまだ良い時代であると言える。

おそらくはカラトラバも400万円時代500万円時代がやってくるだろうから。

オーデマピゲ

ロイヤルオークオフショア ダイバー 42mm ダイヤモンド Ref.15710ST.OO.A002CA.02

ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ カーボン バンブルビー 42mm Ref.26176FO.OO.D101CR.02

スケルトン Ref.24621-002

アニュアルカレンダー 36mm Ref.25548BA.OO.0002XX.01

ミレネリー 4101 47mm x 42mm Ref.15350ST.OO.D002CR.01

ジュールオーデマ クロノグラフ 39mm Ref.25859BC/O/0028CR/01

こうして見ると信じられないくらい素晴らしい個体を手にすることが出来る。

特にダイヤモンドが埋め込まれたロイヤルオークオフショアは本当にコスパが高い。

確かにケース素材はステンレスであるのだがそれでもロイヤルオークオフショアであるだけでなく、ダイヤモンドが埋め込まれているというのはコスパの面でいうと非常に素晴らしいとしか言いようがない。

こういった個体はおそらくはすぐになくなるだろうし、このモデルに限らずここで挙げているモデルはじきに手に入らなくなるだろう腕時計ばかりである。

少々小ぶりでボーイズサイズであるのだがスケルトンなども選択肢に入るし、アニュアルカレンダーなどのプチコンプリケーションなどもゴールドケースで300万円以下で買えてしまう。

ミレネリー、ジュールオーデマといったこれまで選べなかったシリーズも追加される。

300万円といったまとまった予算内であれば非常に多くの選択肢が用意されるわけだが、それだけでなく割と自分の好きなモデルが存在しそうな予感さえする。

僕がここで選んでいるモデルは300万円ギリギリの高い水準で選んでいるので、例えば250万円とか230万円とか、中にはよりシンプルなモデルでより状態が良いものなども見つかることだろう。

基本的に3針のモデルは安く、ステンレス素材のものであればラグジュアリースポーツでなければ安価である。

そういった意味では非常に期待感が持てるようになるのがこの300万円というラインである。

ヴァシュロンコンスタンタン

オーヴァーシーズ クロノグラフ 42mm Ref.49150/000A-9745

オーヴァーシーズ クロノグラフ 42mm Ref.49150/B01A-9097

オーヴァーシーズ デュアルタイム 42mm Ref.47450/B01A-9227

オーヴァーシーズ クロノグラフ 42mm Ref.49150/000A-9017

パトリモニー コンテンポラリー 40mm Ref.85180/000R-B515

パトリモニー 40mm Ref.85180/000G-9230

フィフティシックス オートマティック 40mm Ref.4600E/000R-B441

フィフティシックス オートマティック 40mm Ref.4600E/000R-B576

フィフティシックス コンプリートカレンダー 40mm Ref.4000E/000A-B439

フィフティシックス 40mm Ref.4000E/000A-B548

ハーモニー デュアルタイム 40mm Ref.7810S/000G-B142

マルタ ムーンフェイズ 49mm x 39mm Ref.83080/000G-9408

予想はしていたがこれほどまでとは。

ヴァシュロンの腕時計は三大時計ブランドの中でも一般モデルの価格帯が若干低めであるのはご承知のことだと思うが、あらゆるシリーズの状態の良いモデルがたくさん選べる結果になっている。

さすがに一番人気のあるタイプのオーヴァーシーズは300万円以下では選べないが、それ以外のモデルならこんなにたくさん選択することが出来る。

3つ目に紹介しているデュアルタイムなんかは芸能人が愛用するオーヴァーシーズの記事でも紹介しているモデルである。

ヴァシュロンコンスタンのオーヴァーシーズを愛用する芸能人・有田哲平、大竹一樹、西島隆弘、城田優、イチロー他
ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシーズを愛用する芸能人 芸能人ともなるとやはりチョイスする腕時計のレベルもすごい。 三大時計ブランドがごく当たり前であるかのようにナチュラルに装着されているが、ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァーシー...

AAAの西島隆弘さんや野球選手の川崎宗則さんが愛用していることでも有名だ。

ここで挙げているのはおすすめのモデルばかりであり、状態もよく一つ持っていればもう腕時計は当分要らないんじゃないかと思えるモデルばかりである。

フィフティシックスもゴールド製のモデルが選べるし、ハーモニーなんかは非常にヴァシュロンぽさが出ていてすごくおすすめだ。

トノー型の時計が好きならマルタがおすすめであるし、素材もホワイトゴールドである。

まとめ

いかがだっただろうか。

パターンとしてはパテックフィリップよりオーデマピゲ、オーデマピゲよりヴァシュロンコンスタンタンという具合に選べる種類が増えていく感じであるが、これは予想されていたことだと思う。

確かに300万円じゃラグジュアリースポーツの人気モデルは手に入らないかもしれないが、オーデマピゲではロイヤルオークのオフショアが、ヴァシュロンコンスタンタンでは一番人気のブルーダイヤルのモデルなどは無理でもオーヴァーシーズ自体は手に入れることができてしまう。

これは嬉しいサプライズである。

そして誰もが皆ラグスポが一番好きだというわけではないという事実を考えると、フィフティシックスやパトリモニーなどのメイン系の腕時計がこの価格帯で選べるのはなんとも素晴らしいことなのではないだろうか。

実際もっとするのだろうと思ってたし、ゴールド素材で40ミリという選択ができるのはヴァシュロンだけであろうし、そして今後この選択肢の幅は当然狭まってくる。

これはヴァシュロンに限らずパテックフィリップやオーデマピゲでもそうなるだろう。

これらの時計が300万円では買えない時代はやってくる。

現にパテックフィリップに限ってはもはや選択肢があまりないし、オーデマピゲもヴァシュロンに比べると先細りのオプションしかないのである。

残念だがしょうがない。

しかしまだ300万円以下でこれくらい選ぶことが出来るのであれば万々歳なのではないだろうか。

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